こんにちは。
今回紹介するのは、台湾で最大級の絶景スポットと言われる「象山」から見た台北夜景の写真です。今回の台湾旅行の主目的であり、台北市にある象山から夜景を撮影する為に台湾旅行を組んだと言っても過言ではありません。
台湾最大級の夜景写真、是非ご期待してご覧下さい。
目次
象山と台北の夜景について
象山は、台北市にある小さな山です。
台北市の東エリア郊外、MRT信義線レッドラインの終点「象山駅」から徒歩圏内であり、観光客は勿論、地元の方の散歩コースにもなっています。
そんな象山ですが、象山自然歩道と呼ばれる遊歩道は永遠と続く石畳階段となっています。事前にインターネット情報を調べると、もはや軽登山レベルであり、観光で行くコースとしてはかなり過酷だとか。
そんな象山の登山道を30分ほど登ると、台湾最大級の絶景が広がっています。夕日は勿論、台北市の夜景で一際目を引く台北101は圧巻。個人的には、世界的に見てもかなり上位に食い込む絶景夜景スポットだと感じています。
台湾旅行で台北市を訪れたなら、外す事のできない観光地と言えるでしょう。
そんな象山から見る台湾夜景、今回はソニーαと複数のレンズ、三脚を担いで登って来ました。それでは早速行きましょう!
基本情報
- 所在地(象山登山道入口):110 台湾 Taipei City, Xinyi District
- アクセス:MRT信義線「象山駅」の2番出口から象山自然歩道の入口まで徒歩10分
- 展望台まで:象山遊歩道から過酷な石畳階段を昇り約30分、もはや軽登山
台湾の象山で撮影した写真
日没が18時過ぎですが、出発したのは17時頃。
雲が多かったので、輝く夕日は諦めて向かいました。すると、下界からは台北101のシルエットが映える夕景が。象山の展望台から見える絶景に期待が膨らみますね。
象山歩道へのアクセスですが、基本情報にも書いた通り、MRT象山駅2番出口から徒歩10分ほどです。ただ、自分は徒歩圏内にホテルを取った為、一般の観光客が通らないルートから登山道入口を目指しました。
象山や台北101に徒歩で行ける格安ホテルのお話はこちら↓
象山自然歩道
こちらは象山自然歩道(登山道)を少し登り始めた時に撮影した一枚。
覚悟はしていましたが、まさかここまで急で過酷だとは思いませんでした。しかし、自分は体力にはかなり自信があり、大量のカメラ機材に三脚を担いでいるにも関わらず、全世代の観光客を追い越していきます。更に言えば、上裸で筋トレ感覚で登っている方と同等の速度。
この為に、台湾にスニーカーでは無くColombiaのトレッキングシューズを履いて来ました。ちなみに、途中途中分岐点がありますが、目的の展望台へのルートは全て急坂な右側。
良く写真で見る象山の文字。
象山のモニュメントと思いきや、ベンチです。
こちらも事前情報で見ていた光景。
石畳階段を登る途中、木々の間からは台北101が臨めます。写真では分かりづらいですが、手前のマンションだかホテルに、プールが見えますね。
途中猫ちゃんが何やら食べていました。
第一展望台
思わず足を止めてしまう第一展望台に到着しました。
金曜日で夕日が沈んだ頃ですが、物凄い観光客の数です。これでは三脚など立てられそうもありません。しかし、自分が主目的としている撮影地の第二展望台は更に上です。
寄らずに登っていきましょう。
インスタ映えスポットの岩場「象山六巨石観景台」
第一展望台から更に登ると、インスタ映えで人気の岩場「象山六巨石観景台」がありました。
事前に写真で見ると、遊歩道の片側かと思っていたら、石畳階段を挟むように大きな岩があるんですね。帰路で撮影した写真の方が分かりやすいかもしれないので載せます。
夜景撮影後の帰路で撮影した岩場の様子。
こんな感じで、斜面側ではなく、石畳階段を挟んだ内側の岩の上がインスタ映えの写真撮影スポットとなっています。これだと怖くなさそうですね。また、夜空に伸びた台北101の夜景が圧倒的ですね。夜景の様子は後ほど。
この日はかなり観光客が少ない印象で、是非ここで奥さんと二人、夫婦の記念写真を撮りたい所ですが、奥さんはアウトドアに全く興味が無く、この時ホテルで仮眠中。
千葉県野島崎灯台の白いベンチもそうですが、カップル写真はなかなか成立しません。
第二展望台から撮影した写真
第一展望台から岩場を通り過ぎ、遂に第二展望台に到着しました。
すると、想像以上の混雑状況。三脚を立てたお話等は、一番最後に情報発信します。
台北市の夕景写真
こちらが、象山自然歩道の第二展望台から撮影した日没直後の写真。
夕日が見えていたら、それはそれで絶景でしょうね。ただ、雲の表情があるのでこれはこれで良し。まだ街明かりが灯る前の夕景写真です。
2024年2月頃にも再訪する計画を立てているので、夕日撮影は再チャレンジするかも。
台北市のマジックアワー
いよいよ台北市街地や台北101の明かりが灯り始めました。
シンメトリー構図と言うか日の丸構図ですが、この辺りは正解が分からない為、とにかくさまざまな構図や焦点距離でシャッターを切ります。とにかく忙しく、刻々と変わる風景写真では暑さ・寒さを忘れます。
ちなみに、9月上旬でしたが風が非常に心地よく、暑さは感じませんでした。また、蚊にも刺されませんでした。確か。
空と街明かりの両方が輝く、最も美しいマジックアワーの時刻を迎えました。
これが台湾最大級の絶景です。
台北101をクローズアップして縦構図で撮影。
雲の間に残る夕景が上に行く程青色に変化しているのが分かります。非常に美しい。
台北市の夜景
雲の奥のグラデーションもカラフルから黒褐色に変化し、遂に夜景の時刻が訪れました。
マジックアワーと比較すると見劣りしますが、それでも圧巻の台湾夜景です。
象山から見る夜景や風景は、台北101があってこそ魅力が生まれます。
超広角レンズでも撮影してみた
こちらは、メインの第二展望台から超広角ズームレンズで撮影した写真です。
今までの写真は、全てSEL2470GM2で撮影していましたが、実はSEL1635GMも持参しており、間でちょくちょくレンズ交換し撮影していました。台北101が小さくなってしまいますが、標準ズームレンズでは表現できない絵が切り撮れます。
台北101があってこその絶景な為、望遠端は70mmで満足。その為、レンズ二本持参できる場合は、超広角レンズを持っていく事をおすすめします。
夜景を撮影したら撤収。奥さんを起こし、台北市内の夜市へ夕ご飯を食べに行きました。士林ではなくもっとローカルな夜市を堪能。その様子はこちら↓
後日記事を掲載
第二展望台の撮影環境について
第二展望台の撮影環境や三脚場所取り状況について余す事なく紹介します。
まず、展望台全体の様子として上の写真をご覧ください。到着した夕刻時はあまりに混雑していた為、このような写真は撮れませんでした。見てお分かりの撮り、ウッドデッキとなっており、フェンスがあります。
また、第一展望台が台北101に対し左右開けているのに対し、第二展望台からの景観は左側が象山自然歩道の登山道となる為、山の斜面で視界が遮ります。その理由もあり、ガチのカメラマンは左の木々を避ける為、展望台の右端に三脚を立てているのが分かります。横移動の幅は5mもなく大差はないですが、カメラマンにとっては意外と重要ですからね。
自分の場合、到着時は一人分のスペースしか無く、写真の正面辺りから撮影していました。幸い左端でなかったのがラッキーですが、金曜日でこの混雑なら、土日は更に激戦区になりそうです。18時過ぎの日没と同時到着だったので、1時間前から張り込めば安心かも。
次に三脚のお話です。フェンスはかなり奥行きがあり、ミニ三脚が置けます。
ぐらぐら揺れる事も無かった為、ひょっとするとメインやサブ三脚は不要かもしれません。驚いたのは、何人ものアジア系外国人のカメラ女子たちが熱心にタイムラプス動画を撮っていたのですが、女性はみんなミニ三脚を置いて撮影していました。
自分もタイムラプス動画を撮ってみた!
iPhone11
また、上のiPhoneで撮影した写真でもお分かりの通り、アクションカメラを直置きして撮影する事も可能でした。正面の三脚が自分の物ですが、奥に見えるネックストラップを三脚代わりにして撮影しているゴープロは自分の物です。このネックストラップも非常に便利!
こちらショート動画の為、通常盤をアップロードしたら差し替えます。
帰路の第一展望台
こちらは帰路で下山しながら撮影した第一展望台の様子です。
暗くなると第二展望台は閑散としていましたが、第一展望台は相変わらず混雑しています。一般の観光客は、こちらがメインになるんでしょうね。
海外旅行で使用した三脚について
カーボン素材で軽量かつ、格納時に35cm以下になる最高のトラベル三脚です。また、あまりに使い勝手が良いので、最上位モデルで最大パイプ径30mmのUTC-63II ASを追加購入し、実家用に置いています(贅沢)。
最近はこの三脚のせいで、10万円以上で買ったジッツオがクローゼットイン状態です。
まとめ
iPhone11
台湾最大級の絶景夜景スポット、台北市の象山から見た風景写真、いかがでしたか。
台北101が見える展望台からの景色は圧巻であり、写真が趣味の自分にとっては非常に満足度の高い撮影地でした。特に、過酷な軽登山の先に見える絶景と言う点がいいですね。
9月で比較的体力に余裕があったので、冬に訪れれば汗を全く書かずに登れるでしょう。
皆さんも是非、台湾旅行で台北市を訪れた際は足を運んでみてください。
それではまた。