こんにちは。
2023年9月の週末土曜日に、台湾の台北市内から高速バスで九份に行ってきました。この記事では、実際に自分が台北市内から高速バスで九份に行った方法を写真で紹介します。
目次
台北市内から高速バスで九份に行く方法
台湾最大級の人気観光スポットと言えるのが、台湾の北東にある「九份」。
海外旅行で台湾に来たら、是非足を運んでおきたい定番な観光地の一つです。自分は今回二泊三日の台湾旅行で、二日目(中日)の15時半から21時を九份観光に充てました。
台北から九份へのアクセス方法は!?
台北市内から九份への行き方(アクセス方法)は以下です。
- ツアーで行く=最も効率良く観光できるがコストがかかる
- タクシーで行く=最も早くアクセスできるが最もコストがかかる
- 鉄道+路線バスで行く=長期滞在なら是非利用したいアクセス方法
- 高速バスで行く=最もコストが安く所用時間が短く、短期滞在にオススメ!
- ※レンタカーで行くはあまり聞かない、と言うより遠すぎる
以上のアクセス方法がありますが、九份のみを目的地にする場合、どう考えても高速バスが時間的にもコスト的にも魅力的です。と言う事で、今回自分は台北から九份までを高速バスでアクセスする事にしました。
台北から九份行きの高速バス乗り場
次に、台北市内のどこから高速バスが出ているかです。調べると以下の二箇所です。
- 台北MRT「忠孝復興駅」前のバス停から乗る「基隆客運1062番」
- 台北MRT「西門駅」前のバス停から乗る「965板橋-金瓜石」
自分の場合、2018年に新しく開通した西門駅から出る965板橋の高速バスを利用しました。理由は、片道所要時間が1時間ほどと短いのと、拠点からのアクセスが便利だったからです。
詳細な乗車場所は、MRT西門駅の2番出口を昇ります。
大通り沿いの広い歩道を進むと、手前にバス停がありますが、更に50m以上先に進んだ場所に高速バス965のバス停があります。観光客の列がある為、そんなに迷わないと思います。
九份から台北行きの高速バス乗り場
九份エリアで下車し、かつ台北に戻る際にも利用する九份の高速バス乗り場(バス停)。
最も一般的に観光客が利用するバス停の名前が「九份老街」です。バス停の様子はこちら。
台北市内以上に分かりやすい見た目のバス停の為、迷う事はないでしょう。
九份エリアは山に面しており、バス通りは急な坂道になっています。自分が訪れたのは日没前だった為、眼下の海と西日が非常に美しい景色でした。ここから各々九份観光に向かうのですが、そのお話は撮影地の記事で書きましょう。
ここで九份から台北への帰路のお話です。
様々なブログやYouTubeで書かれていたのは、日没後は大混雑で九份老街バス停から乗れないと言う衝撃の事実。中には、何度もバスを見送り待機しないと帰れないと言う情報があり、対応策としては一つ手前の「九份隔頂停車場(下記黄色い星マーク)」まで登ると言う方法。これにより、観光客は少なく、一つ手前のバス停である事から、確実に乗れると言う事。
では自分達はどうしたか。
19時まで夜景を撮影した後、九份老街バス停に行くと、本当に大行列ができていました。そこで、すぐにGoogleマップで九份隔頂停車場を検索すると、徒歩7分。登り坂を考慮すると10分であり、疲労は避けられません。
一本見送る程度で乗車できるなら、ここで待っていた方が身体にいい。すると、本当に数分で臨時便のバスが到着し、ほぼ待たずに高速バスに乗車する事ができました。
2023年9月の週末土曜日19時台のお話です。ご参考に。
高速バス965便の運賃
台北市内から九份までの高速バス965便の片道料金は、2023年現在「90元」です。
レートで4.6をかけると、日本円で450円を軽く切ります。日本で高速バスで1時間以上移動すると数千円はかかる為、台湾の物価の安さを感じます。
高速バス965便の時刻表
2023年現在、15時台で20分間隔、19時台で30分間隔、最終便21時です。
台北から九份までは十分な便数出ていたので、特段時刻表を頭に入れずに行きました。実際待機時間もなくスムーズに行けましたが、心配な方はWebで調べてから行きましょう。
高速バスの支払い方法
九份行きの高速バスの支払い方法ですが、現金ではお釣りが来ません。
その為、ICカードにあらかじめ90元以上をチャージしておくと便利です。ただ、今回自分は悠遊カードを買わず地下鉄を含めて全て現金支払いにチャレンジしました。きっちり90元を用意するのはさほど苦では無かったのですが、一般の方はICカードがいいでしょうね。
こちらが現金支払い90元を渡すと貰える切符です。
高速バスの番号も書いてあり、記録として写真に撮りました。思い出に持ち帰りたかったのですが、降車時に返さないと行けません。
九份観光に必要な所要時間は!?
目的にもよりますが、自分は写真撮影が目的でした。
その為、出店や飲食は全てカットし、写真撮影のピークとなるマジックアワーから夜景の時間帯に向け、早めに現着し撮影スポットに2時間以上張り込みました。具体的なスケジューリングは以下です。
- 15時40分:台北西門出発
- 16時50分:九份到着
- 17時10分:九份撮影スポット現着
- 18時04分:日没時刻と夕景撮影
- 18時30分:マジックアワーと夜景撮影
- 19時00分:九份撮影スポット出発
- 19時30分:九份出発
- 20時40分:台北西門到着
こうして振り返ると、九份の滞在時間は2時間ほどになります。勿体無い気がしますが、二泊三日と言う短期滞在、片道90元を考えると収穫の方がでかいです。
こちらが、今回主目的としていた九份で最も人気な撮影スポットの写真です。
実はこちら、喫茶店内に入らないと撮影できない写真であり、人気すぎて店内に入れず追い返されていた日本人観光客もいました。それはそのはず、訪れたのは土曜日の夕方でしたから。
ただ、自分達は予約もせず運良く入店する事ができました。
撮影地の様子や九份で撮影した写真たちは、別途撮影地の記事として余す事なく情報発信しようと思います。
まとめ
台北市内から九份へのアクセスは、西門から出る高速バス965便が便利。
価格も片道90元と安く、所要時間が1時間ほどと短期滞在にもオススメ。
ちなみに、帰路は九份→北門→西門の経路順だった為、時間を節約する為北門で下車しました。ご残光に。