西表島のクーラ鍾乳洞で撮影した写真!石垣島で絶景のケイビングスポット

シェアする

こんにちは。

今回紹介するのは、世界自然遺産に登録されている西表島にある絶景のケイビングスポット「クーラ鍾乳洞」で撮影した写真です。

クーラ鍾乳洞の情報発信としてはかなり貴重な記事です。是非ご期待下さい!

スポンサーリンク
スポンサーリンク




西表島にあるクーラ鍾乳洞について

石垣島の離島、西表島にはいくつかの鍾乳洞が存在し、ケイビングにはもってこいです。

西表島北部にある上原港から東に向かい、車で10分程。海中道路を渡った先には、前回の記事で紹介したクーラ川が流れています。そして、クーラ川から少し東に進むと、石灰岩の地層が広がるジャングルエリアとなっており、ここに三つの鍾乳洞が存在します。鍾乳洞には観光の案内がいっさい無く、一般の方は辿り着く事ができないでしょう(下に写真を掲載)。

車を下車し、ガイドさんの案内に従い獣道を15分ほどトレッキングすると、突然巨大な岩場が現れます。これが「クーラ鍾乳洞」です。

今回はの西表島旅行では、写真撮影に特化したツアーに参加しました。そして、予め自分が撮影に行きたいと思っていた場所の一つが、今回紹介するクーラ鍾乳洞です。それでは、デジタル一眼カメラαを抱え、西表島のジャングルを冒険しながらクーラ鍾乳洞をケイビングしてきた様子を写真で紹介します。

鍾乳洞の豆知識

洞窟探検のことをよくケイビングといいますが、あまり馴染みはありませんよね。洞窟は英語でcave、そして「洞窟探検する」事をケイビング(caving)と言います。

鍾乳洞とは、石灰岩が雨や地下水に侵食されてできた洞窟の事です。雨水や地下水が洞窟の岩場に浸透し、天井からつらら状の鍾乳石が作られます。鍾乳石は、1㎝伸びるのに100年もの年月かかると言われています。その為、自然を守る意味でもケイピングの際には鍾乳石は壊さない様心がけましょう。

  • 石筍(せきじゅん):下から上へ向かって伸びた鍾乳石の事
  • 石柱:鍾乳石と石筍(せきじゅん)くっついて柱状になったもの

基本情報

※西表島の国立公園内は遭難のリスクが高い為、個人ではなくツアーを利用しましょう。

鍾乳洞の撮影に必要なカメラ機材は?

持って行ったカメラ機材について。

クーラ鍾乳洞は今回西表島に渡航した主目的のひとつであり、撮りたいイメージが頭の中で明確に決まっていました。その為、超広角レンズや三脚、NDフィルターは必須のアイテムでした。となると、カメラ機材は勿論妥協なしのα7III、α7cの二台体制。片方には、フィルターワークが活かしやすいSEL1635GMを付けっ放しにしていました。

今回使用したNDフィルター・レンズ・三脚はこちら↓

西表島で撮影したクーラ鍾乳洞の写真

世界自然遺産に登録された西表島は、本当に手付かずであり観光地化されていません。

その為、クーラの滝やクーラ鍾乳洞へ行く際も、標識や駐車場がいっさいありません。その為、ジャングルの入り口も写真のようななんの変哲もない道路沿いに存在します。ツアーガイドさんに着いて行きながら茂みに近づくと、確かに獣道のような入口がありました。

ジャングルに一歩足を踏み込むと、本当に遭難してしまいそうな樹林帯が広がっていました。

アップダウンな道や急斜面、巨大な岩の淵を歩くこともありました。また、途中途中で動植物の説明を受けながらジャングルの奥地へと進んでいきました。すると、急に巨大な岩が現れ、地底に続く斜面を降りて行きました。

第一のクーラ鍾乳洞

ツアーガイドさんに聞くと、クーラ鍾乳洞は全部で三箇所あるとの事。

こちらは第一のクーラ鍾乳洞。全て撮影してみて、第一のクーラ鍾乳洞は内部構造が複雑であり、風景写真として表現するのは難しかったです。

色々悩んだ結果の第一のクーラ鍾乳洞の答え。

しっくり来たのは、洞窟の入り口を見上げジャングルをイメージした写真でした。

第二のクーラ鍾乳洞

第一のクーラ鍾乳洞の中を通り、反対側のジャングルへ抜けていきます。

その後アップダウンの続くジャングルの中をトレッキングする事しまらく。遂に第二のクーラ鍾乳洞に到着しました。ここは予め撮りたいと思っていたポイントです。

第一のクーラ鍾乳洞は地底へ降りていく構造でしたが、第二のクーラ鍾乳洞は一階部分が洞窟となっています。また、洞窟内部が比較的平坦で水溜り(川?)が存在しており、ジャングルの緑をイメージりたリフレクションが撮れます。

足元は水に浸かれる様専用のシューズを履いていますが、けっこう泥だらけ。できれば、地面に直置きくらいで撮影したかったですね。

第二のクーラ鍾乳洞も、洞窟の奥から反対側のジャングルへ抜けます。姿勢を低くしながら狭い鍾乳石の間を抜け、出口は急な昇りとなります。

第三のクーラ鍾乳洞

いよいよ第三のクーラ鍾乳洞に辿り着きました。

アップダウンが続く西表島のジャングルの中を進み、第三のクーラ鍾乳洞が現れた時は、まさにラスボスに辿り着いたと言える圧巻の光景でした。ここで昼休憩に入り、ガイドさんお手製(奥さんの手作りあり)の八重山そばなどを頂きました。

第三のクーラ鍾乳洞の奥で撮影した一枚。

ご存知の方、ここはソニーα7RIIとα7SIIのイメージ映像「極限の目撃者」が撮影されたロケ地ですよ!あの素晴らしい映像を見なければ、自分は西表島に行こうとは思いませんでした。

本当に素晴らしい光景であり、我々人間も大自然に生かされていると感じました。

第三のクーラ鍾乳洞も、洞窟の反対側への抜け道があります。しかし、本当に狭くカメラバッグがあると絶対に通れないとか。その為、入り口からの経路で帰路につきました。

クーラの滝

こちらは昼食を済ませた後、午後に訪れたクーラの滝の写真です。

今回紹介するのは、石垣島の離島、西表島の中でも最も美しい滝「クーラの滝」を撮影した風景写真です。

石垣島旅行全体の記事はこちら↓

石垣島の離島「西表島」へ風景写真撮影に行って来ました。この記事では、石垣島や西表島の旅行のお話、撮影した風景写真をたっぷり紹介します。

まとめ

石垣島の離島、西表島にある絶景のケイビングスポット「クーラ鍾乳洞」。

手付かずのジャングルの奥地に進むと、クーラ鍾乳洞は確かにありました。動植物とは比較にならないほど昔から長い年月を経て作られた神秘的な洞窟「クーラ鍾乳洞」。西表島に観光に行くと、水牛や海・ピナイサーラの滝に目が行きがちですが、是非ツアーに参加しクーラ鍾乳洞を訪れてみてください。

人生の価値観が変わります。

自分が次に西表島に行く際は、恐らくピナイサーラの滝やサガリバナのツアーに参加します。その為、クーラ鍾乳洞に行く事はもう2度と無いかもしれません。ただ、強いて言えば快晴で光芒降り注ぐ光景を見てみたかったですね。

それではまた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




関連サイト

シェアする

フォローする