高山村にある裏見の滝「雷滝」で撮影した写真!@長野で絶景の滝名所

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こんにちは。

今回紹介するのは、本当は教えたくない穴場、長野県の高山村にある「雷滝」です。この雷滝は、タイトルにもある通り、別名「裏見の滝」と呼ばれ、とても珍しい地形をしています。

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長野県で絶景の滝名所!高山村の雷滝

高山村について

皆さんは、信州にある高山村と言う場所をご存知でしょうか?

高山村は、長野市街地から約20km離れた長野県の北東エリアに位置しており、信州らしい里山の景色が広がっています。農業ではりんごやぶどうが盛んな他、観光村でもあり、温泉や宿泊施設もあります。その他、森林地域は上越高原国定公園に指定されているそうです。

そんな自然あふれる高山村ですが、巨大な桜の名所が多くあり、当ブログでも、過去(2017年撮影)に高山村で撮影した桜と天の川の写真の記事を書いています↓

長野県を代表する桜の名所、信州高山村の黒部のエドヒガン桜と天の川を撮影しました。黒部のエドヒガン桜は何度か見に行った事がある思い出深い場所ですが、天候と季節にも恵まれ、満開の桜と天の川を撮影する事ができました。

また、高山村をさらに山奥に上っていくと山田牧場や志賀・草津エリアへ抜けられる事から、我が家では昔からドライブコースであり、今回紹介する雷滝を含めて、幼少時代からもう何十回も足を運んでいる場所になります。

裏見の滝と呼ばれる雷滝について

上記だけでも高山村の自然や魅力は多くありましたが、個人的には温泉や桜だけでなく、滝こそが高山村の最大の魅力だと思っています。

高山村には、松川渓谷から松川が川流れており、上流には落差180mの八滝(山田牧場エリア)、そして高山村のすぐ上には裏見の滝と呼ばれる「雷滝」が存在します。今回紹介する雷滝は、落差30mの高さであり、一見小規模に感じますがその迫力は素晴らしいものです。

駐車場からやや急斜面が続く階段を下り、5分ほど。ゴゴゴーっと鳴り響く滝音と共に、最初に現れるのは「裏見の滝」の名通り、滝の裏へと続く暗い洞窟です。水量は常に多く、水が滴れる洞窟を抜け、さらに階段を下ると、雷滝を見上げる事ができる展望台があります。展望台が、一番低い位置にあるのは面白いですが、考えてみれば、日光の華厳の滝もまた、エレベーターで展望台へ下りますよね。やはり滝の展望台と言えば、一番下界なのでしょう。

基本情報

  • 所在地:長野県 上高井郡 高山村 奥山田
  • アクセス:須坂長野東ICより車(残念ながら、公共交通機関のアクセスはありません)
  • 駐車場:6台(無料)
  • 営業時間:冬期閉鎖機関=11月下旬~4月下旬

雷滝(裏見の滝)の写真

ここからは、高山村にある雷滝(裏見の滝)で撮影した写真を紹介していきます。

デジタル一眼レフを購入した2010年から、ちょくちょく写真を撮り貯めてはいたのですが、いつも持っていたのが標準ズームレンズでした。2021年にようやく超広角ズームレンズで撮影したので、やっと伝えたい写真で記事が書けると言った感じです。

裏見の滝を撮影した写真

α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss1/30 iso125

駐車場から急斜面を下りしばらくすると、雷滝の裏に続く「裏見の滝」となります。

左手はゴツゴツした洞窟のような景色となり、右側は雷の音のような滝の壁となります。実際は写真よりも暗く、常に水飛沫が飛んできます。

α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss1/30 iso200

駐車場の方向を振り返ってみた様子です。遊歩道自体は比較的整備されていますが、足元は常に濡れているのが分かります。

ミニ三脚を持って来ていたのですが、観光客が通るのと、カメラが濡れる事もあり、絞り開放で手持ちで撮影しました。

雷滝自体、三脚の撮影は非常に危険であり、もし行う場合は観光客がまだ来ない日の出直後がいいでしょうね。

松川渓谷の景色

α7III+SEL1635GM 16mm f8 ss1/3 iso50

裏見の滝部分を超えると、また急な階段を下ります。この辺りはいよいよ水飛沫が凄まじく、階段自体にも川のように水が流れています。

そして、雷滝の下流方向を見ると、深い谷に挟まれているのが分かります。このV字型の谷景色も非常に美しく見応えがあります。

余談ですが、ここをドローンで空撮したらすごい事になりそうです。しかし、それができるのは、DJI Miniだけでしょうな。

※今回歩き撮りの動画撮影も行った為、後日にアップしますよ!

雷滝の展望台へ続く階段

α7III+SEL1635GM 16mm f8 ss0.6 iso50

展望台付近まで降り、階段の遊歩道と雷滝を見上げて撮影した写真です。

自然の森や岩に囲まれた大迫力な雷滝、この写真だけでも素晴らしい景色です。しかし、残念ながら手振れをおこしています。

雷滝の展望台から撮影した写真

α7III+SEL1635GM 16mm f11 ss0.6 iso50

最後は一番下界にある展望台から縦構図で撮影した雷滝の写真です。

こちらは、手すりにミニ三脚を置いて撮影した為、手ブレしていません。展望台自体は非常に狭い為、通常の三脚を使用するのは控えましょう。もっと欲を言えば、この場所で12mmとかで撮ってみたいですね。

まとめ

長野県の高山村で裏見の滝と呼ばれる「雷滝」、いかがだったでしょうか。

本当に知名度が引く、地元の人間しか訪れない場所ですが、水量が非常に多く、その景観からは、日本の滝100選に負けない迫力と魅力があります。特に、滝の裏側が歩ける地形は珍しく、その先に展望台があるのもとても面白いポイント。

冬季は閉鎖されますが、アイゼンを履けば、氷結した凄い景色が見られます(自己責任)。また、周囲が落葉広葉樹林に囲まれている事から、10月下旬から11月初旬には紅葉した雷滝が見られる事でしょう。

撮影ポイントについて

カメラの撮影機材に関してですが、見てお分かりの通り16mmでは全く足りません。全貌を捉えるには、SIGMAの14-24mm。いやいや、SEL1224GMが必要になってくるでしょうね。

また、雷滝自体が松川渓谷の崖に挟まれている為、非常に暗いです。また、雷滝自体は東の方角から流れていますが、谷に囲まれている事から終日日が当たりません。その為、NDフィルターを使用せずに、流し撮りができます。そう考えると、SEL1635GMではなく、出目金のSIGMA14-24mmf2.8を持ってくれば良かったです。勿論魚眼レンズも面白いでしょう。

三脚の使用に関しては、先にも書いた通り、通行人や水飛沫から広げる事自体が危険です。もし使用する際は、ミニ三脚で人が少ない時間帯に行うのがいいでしょうね。

散策と撮影の注意点

水量や水飛沫が非常に多く、足元が非常に滑りやすいです。スニーカーやトレッキングシューズがいいでしょう。また、滝の裏側だけでなく、展望台も含めて水飛沫が飛んでくるので、カメラ機材は確実に濡れます。ご注意を!

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