茨城の絶景スポット!桜咲く母子島遊水地で筑波山を撮影して来た

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こんにちは。

久しぶりに写真撮影地の紹介記事を書きます。今回紹介するのは、茨城県筑西市にある母子島遊水地で撮影した桜と筑波山の風景写真です。

昨今SNSで有名になった撮影地は次々に立ち入り禁止や三脚禁止で消えつつありますが、母子島遊水地はマイナーであり、自分の人生に大きな関わりのある自分だけの撮影地です。

はい。

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母子島遊水地について

母子島遊水地は、自分がつくば市在住だった大学時代から思い入れのある場所。

当時、実習生活に行った筑西市からは、筑波山のの姿が真逆に見え、つくば市とは違った表情が感じられる土地でした。何故ここまで筑波山を強調するのか。それはそう、信州生まれで山々に囲まれて育った自分にとって、初めて実家を離れて暮らした街がつくば市。不安な生活の中、筑波山の存在にはどれだけ助けられたか。蓋を開けば、筑波センターから一人でママチャリで筑波山を目指し(これ普通はやらない)、これがあまりにハマりすぎて、友人を引き連れ筑波山までママチャリで登って山頂まで登山し、またママチャリで筑波センターまで帰るを繰り返していました。時には真っ暗になり、月夜の田園道を友人とママチャリで走る事もありました。時には、仲間四人で田園道を筑波山に向かい突っ走った思い出もあります。筑波山は自分にとって思い入れのある大好きな山。

だだっ広い関東平野に佇む筑波山は、単独峰で個人的には富士山よりかっこいい好きな山です。そして、筑西市は筑波山に対し北西に位置しており、男体山と女体山の山頂が反対になるのです。

ダイヤモンド筑波が見られる母子島水地を知ったのは筑西市に実習に行った前後ですが、当時は勿論ガラケーしか持っていなく、アクセスも不明だった為行く事はありませんでした(デジタル一眼レフは既に所有し、戸隠鏡池や草津渋峠等撮影していまいたが)。

これが2011年の話になるのですが、2012年に東京に就職し6年後。職場でカメラ仲間ができ、初めてダイヤモンド筑波を撮影する事に成功しました。

茨城県筑西市にある母子島遊水地で、秋のダイヤモンド筑波を撮影して来ました。朝霧や天候など条件にも恵まれ、見事なダイヤモンド筑波を撮影する事ができました。今回撮影した写真、周辺環境や撮影のポイントも紹介したいと思います。

こちらが2018年10月に撮影した母子島遊水地のダイヤモンド筑波です。

カメラ機材はα7RII+SEL55F18Zで撮影しており、当時標準領域の単焦点レンズであるSEL55F18Zで風景写真を撮影する事に本当にはまっていました。

この日の気象条件や時期は完璧であり、朝霧もいい感じに出ていました。反省点は、立ち位置が微妙でした。今思えば、右側の茂みが邪魔であり、両側にちゃんと筑波山の稜線が見える位置に三脚を構えたかったです。ただ、当時は初めて訪れた為、微妙な場所から撮影してしまいました。2024年の今回紹介する写真は、まさに完璧なポジションから撮影したのでご期待下さい。

2018年に友人とダイヤモンド筑波を撮影した翌年、今度は一人で11月のダイヤモンド筑波を撮影しに行きました。自分は先天的な身体的事情から車の免許を一生涯取得する事ができません。では最寄駅のない母子島遊水地にどうやって一人でアクセスしたか。

それは、1時間40分真夜中にあるき、JR水戸線の下館駅から徒歩でアクセスしました。当時の様子も当ブログでガッツリ記事にしてあります。

茨城県 筑西市の母子島遊水地で見られるダイヤモンド筑波。この記事では、11月に撮影したダイヤモンド筑波の写真を紹介します。

このような経過から、自分は筑波山が見られる景勝地「母子島遊水地」とは深い関わりがあると感じており、自分だけの撮影地です。誰にも渡しません。

←こう言うのをこじらせ現象と呼ぶのでしょう。はい。

話は進み、来たる2024年4月。今年こそ桜が咲く季節に母子島遊水地を撮影しようと時期を見計らっていました。すると、平日休みにほぼ満開の予想。天候は雨のち快晴。と言う事で、終電+レンタサイクルを駆使し、一人で撮影に臨む事にしました。

ただ、4月上旬の茨城は気温も下がりますし、生身のアクセスは不安。当時の11月はまだ20歳台だったので若さで乗り切りましたが、勤務後→終電アクセス→徒歩1時間40分orレンタサイクルアクセス後気温ひと桁台前半で待機→気温ひと桁台前半で撮影→また生身で帰路。これではさすがに身体を壊す。

そこで、毎年国内遠征や登山に一緒に撮影に行く友人に声をかけました。そのうちの一人が星空隊長なんですが、なんと平日にも関わらず、行きましょう!車を出しますよ!せっかくなら星空も撮りましょうよ!とのお返事。もう神様ですね。彼は自分の影響でドローンを所有しもう数年が経過しおり、今回も事前に申請し、空撮も行う事になりました。

フットワークの軽い友人は本当に宝ですし、利害が一致しているので生産性が高いです。出会った頃は、交通費等完全に割り勘と言う条件で誘いに乗りましたが、あまりに頼りになりすぎるので、最近は食事を奢ったり支払いを多めにする様心がけています。そうしないと、ギブアンドテイクが成立しなくないですからね。身内は無償の愛、友人関係はギブアンドテイク、これが世の中の常です。

基本情報

・所在地:川久保新農村集落センター 住所:筑西市辻381-1

これをカーナビにせっとします。詳細な行き方は公式ホームページに載っています。

PDFデーターで案内がありますがので、行く前に必ず見ることをおすすめします。

・筑波山と母子島遊水地 : 筑西市観光協会

桜咲く母子島遊水地で撮影した写真

まずは星空撮影

と言う事で、この日は23時ごろにつくば市周辺で合流し、桜と星空を撮影。

その後、母子島遊水地にアクセスしました。こちらの写真は、さくら宇宙公園で撮影した星空の一枚。パラボナアンテナと天の川で有名な撮影地ですが、北斗七星と桜・友人の愛車がいい感じに配置できていたのパシャリ。この後、友人を右下に配置し記念写真も撮影してあげました。星空隊長言わく、車のカラーは星空色らしいです。

それにしても、桜がまさに満開であり、ライトアップなしでも桜の表情が良く出ています。

母子島遊水地で桜を撮影

ちょうど日の出直前の到着。

空全体が薄っすらオレンジ色に染まっていますが、ダイヤモンド筑波とは季節が異なる為、左を向くほど空が明るく、右を向くほど空が暗いです。

そして、さすがまだ有名になっていない絶景の景勝地。

平日でもあり、カメラマンは地元のおじさん数人しかいませんでした。立ち位置もしっかり吟味。上で紹介したダイヤモンド筑波のポイントよりも、筑波山が綺麗に見える場所に三脚を立てました。

日の出の時刻を迎えました。

上半期のダイヤモンド筑波が2月中旬の為、4月上旬はかなり北東側から昇りました。そうそう、母子島遊水地では50mmが広角な焦点距離(画角)となります。35mmより広角で撮影すると、電線が入り込むので覚えておきましょう。

日の出の時刻が過ぎて朝日が昇ると、朝霧が発生し始めました。

ただ、この日の朝霧は水面では発生せず、奥の湿地から発生していました。前日雨からの気温低下+快晴だったのですが、ちょっと残念。ちなみに、こちらはタムロン70-180mmf2.8旧タイプで撮影しています。このレンズは本当に神レンズ!勿論、ニュージーランドにも持っていきます。あなたも是非購入を!

余談ですが、タムロン50-400mmがあれば最強かも。ただ、最近はタムロン70-180mmf2.8が小型軽量で優秀過ぎて、あまり持ち歩いていません。ニュージーランドも、ポータブル赤道儀のポラリエUに乗せて南十字星やマゼラン雲を撮影する為、50-400ではなく70-180を持参します。

70mmで撮影するとこうなります。

全体像がバランス良く入るのが70mmですね。実は、SEL55F18ZはZfに装着してタイムラプス動画を撮影していたのですが、ピンボケで全滅しました。あのマウントアダプターはコントラストの低い風景写真でAF使えないなぁ。その辺りはレビュー記事で書くか。

この写真、筑波山と桜並木が最も綺麗に入る画角ですね。70mmが標準画角!

ガッとズームをし、筑波山と桜並木を強調して撮影してみました。

こうしてみると、手前の黒い貴婦人の木と背景の桜が対比的ですね。それにしても、「純粋に美しい」と思える景色を見たのは久しぶりな気がします。千畳敷カールや白馬などかっこいい迫力のある風景は勿論良いんですが、やはり桜と筑波山、水のコラボが美しいんです。

最後は筑波山をバランスよく入れた写真をパシャリ。

ドローンで空撮してみた

こちらが母子島遊水地をドローンで空撮した写真です。

左側の五角形はゴーストではなく、水陸両用飛行をした後遺症だと思います。母子島遊水地の空撮に関しては、かなり有益(地形調査)な写真なので別途記事を書きます。

まとめ

秋と春の母子島遊水地は、全く違った表情を見せてくれました。

同じ撮影地を撮影し続けると、今度は違う季節に来てみたくなります。特に、朝ばかりに訪れている為、順光の夕方や日中、月夜の時間帯にも訪れたい。方角的に、月の出も狙えるはずなので、計画を立てたいです。特に50mm以上の望遠画角で撮影する為、パール筑波は面白い写真になりそうです。

それではまた。

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