一本マングローブを撮影!@写真家を魅了する石垣島で絶景の写真スポット

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こんにちは。

今回紹介するのは、写真家を魅了する石垣島の絶景写真スポット、名蔵湾の「一本マングローブ(旧名:一本ヒルギ)」の写真になります。

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一本マングローブとは?

皆さんは、石垣島にある「一本マングローブ」をご存知ですか?

自分が一本マングローブの存在を知ったのは、かれこれ7年ほど前。初めて石垣島に行った時に、現地で撮影された写真家さんの写真を見たのがきっかけです。ただ、当時は今ほど知名度が高くなかった為か、この一本木がどこにあるのか不明でした。ただ、自分の人生の中で絶対に撮影したい風景の上位にランクインしていました。

あれから7年。情報化社会が発展しつつある昨今、インターネットで調べると、当時には出て来なかった情報が多く、一本マングローブの情報を簡単に収集できました。

一般的には群生するヒルギの幼木

一本マングローブは、石垣島市内の西側、名蔵湾の北側の海岸沿いに生えている一本のヒルギの木を指します。しかし、観光スポットのような大そうな場所ではなく、海岸沿いにポツンと一本のヒルギの木が生えているだけです。勿論、近くに自動販売機や公衆トイレもありません。ただ、その景観が評価されており、写真スポットとして密かに人気を集めています。

更に、地元の写真家に愛される写真スポットとなっており、今回の石垣島旅行の後にたまたまご縁があり購入した写真集には、偶然にも一本マングローブで撮影された写真が何枚も載っていました。一冊の写真集で、同じ撮影地の写真が複数載せるなんて凄いですよね。そして、東京在住で写真好きな自分が追い求めた景色が、地元の写真家さんも沢山撮影していた事を考えると、やはり一本マングローブは写真家を魅了する撮影地である事は間違いありません。

名前の由来ですが、本来「一本マングローブ」と言う名称は矛盾的です。その理由は、マングローブとは、潮間帯に生える植物群の総称を意味しますよね。実は、少し前までは一本マングローブではなく、一本ヒルギと呼ばれていたみたいです。

恐らくですが、昔よりも知名度が上がって来た為、国や石垣市の方々が、世の中に浸透しやすい名称に変更したのだと予想しています。その証拠に、現在のGoogleマップで調べると、なんと一本マングローブと改名後の名所が表示されます。

基本情報

  • 所在地:〒907-0021 沖縄県石垣市名蔵1028−1
  • アクセス:公共交通機関の場合、路線バス9番系統「やいま村バス停」から徒歩で行けます。自分は、昼間は観光タクシー、夜間はフサキビーチリゾートからレンタサイクルを利用し、片道30分でアクセスしました。
  • 駐車場:あり(2〜3台の駐車スペースがあります。)

一本マングローブ(一本ヒルギ)の写真

ここからは、今回撮影した一本マングローブの写真を紹介します。

やっと出逢えた一本マングローブ

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN 14mm f8 ss1/500 iso100

こちらが、朝の8時過ぎに撮影した一本マングローブの様子です。

ご覧の通り、名蔵湾にポツンとヒルギが一本生えているだけの非常に珍しい光景です。これが真西を向いており、マジックアワーの時間帯や夕日の時間帯、どれだけ美しい夕景写真になるか容易に想像ができます。更に、地形的にも波が穏やかであり、じっと待つとリフレクションが起こります。

今回自分は、NDフィルターやハーフNDフィルターも持って来ており、かつ四泊もしたのですが、一度も夕景写真を撮りませんでした。その理由が、ホテルの夕食時間との関係です。

夏至直後の石垣島の日没は19時半ですが、夕食は早くて18時過ぎ。ビュッフェ形式の夕食だった為、どう頑張っても一時間はかかり、その直後に満腹で自転車を30分漕ぐのは困難でした。そして、レンタサイクルで30分と書きましたが、これが想像以上に辛い運動になります。夜間でも25℃以上は汗だくになるくらいなので、日没前に三脚とカメラ機材を担いで自転車を30分漕ぐなど、正直自殺行為と言えます。

そこで、車なしで一本マングローブの夕景写真を撮影する方法を考えました。

秋から春など冬至に近い季節に訪れる事で、真夏ほど気温も高くなく、レンタサイクルでのアクセスが可能となります。また、日没が早い為、マジックアワーまで撮影した後に夕食スケジュールが組めます。ただ、縦の天の川が撮れるのは夏だけなんですよね。

路線バスがあれば理想ですが、石垣島は極端に少ないです。タクシーと言う選択肢もありますが、市街地から離れている為、エリア的に捕まえるのも難しそうです。これは本当に車の免許が欲しいところ。

しかし、車の免許が取得できず、一生運転できないのが本当に悔しくてしょうがない!

ポートレート写真

α7III+SEL2470GM2 35mm f2.8 ss1/1000 iso100

一本マングローブをバックにポートレート写真を撮ってみました。

一本マングローブは、女性を被写体にするとなかなか映える写真スポットです。とある観光会社のサイトには、女の子二人の後ろ姿と一緒に、一本マングローブを撮影している写真がありましたが、かなり良い写真でした。

所用時間もかからない為、家族やお子さんとの記念写真にもいいかもしれないですね。

天の川と一本マングローブ

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+ソフト 14mm f2.8 ss20 iso4000

大本命と言える、一本マングローブと天の川の写真です。

一本マングローブのてっぺん左がフサキビーチリゾートの明かりな為、あそこから30分電動アシスト自転車を漕いでここまでやってきました。ぱっと見は素晴らしい星景写真ですが、なんか残念と言うか、中途半端なんですよね。

この後は曇り空に覆われたのですが、左端の光害も気になりますし、海岸に降りずに撮影したので、完全に未消化な星空撮影となりました。

もし満点の星空が広がったらどんな景色になるのか、旅行中にその答えに出会えました↓

自分の撮影したいイメージを追いかけて

こちらが自分が追い求める一本マングローブと天の川の写真です。

雲ひとつない満点の星空が広がり、天の川の全貌も見えています。実はこれ、観光タクシーの運転手さんとアイスクリーム店に行った際、運転手さんと店のオーナーさんが知り合いで、自分の話をしてくれました。その際、オーナーさんの知人がこの写真を撮影しており、ちょうど印刷・写真盾に飾ってあり見せてくれました。

この光景に出会えた時、また自分の中の想像力や価値観が膨らむんだなと思いワクワクします。これは絶対、来年以降にリベンジします。

【追記】再訪で夕日から天の川まで撮影した!

夏に石垣島の一本マングローブの記事を書いた後、居ても立っても居られず再訪した秋。

最高のカメラ仲間と最高の天候条件に恵まれ、夕日から三日月・天の川まで撮影に成功しました。その時であった景色は、別途記事にするか、後々ここに追記します。

まとめ

写真家をも魅了する石垣島にある一本マングローブ、いかがだったでしょうか。

本来群生するはずのヒルギの木ですが、一本マングローブは本当に一人ポツンと佇んでいました。話によると、40歳代くらいのアイスクリーム屋さんのオーナーさんが幼少の頃からここに生えていたとか。その為、樹齢はそれ以上との事。

名蔵湾の一本マングローブは、訪れる毎にきっと違う表情や風景に出会える場所です。

先にも書きましたが、今回紹介した写真撮影スポット「一本マングローブ」では、まだ満足の行く写真が撮れていません。夕景写真・星景写真ともに、この先何度か通わないと目標は達成できないと思いっています。

しかし、石垣島は東京からは本当に遠く、航空券も高いんですよね。

そして、サラリーマンと言う立場が本当に自分の行動の邪魔をしています。どの地域にいても、生活に困らない収入が得られる生活スタイルが確立できればいいのですが、週五日の拘束じゃ人生は変わりませんよね。

一度きりの人生、早期リタイヤして石垣島に移住なんてとても素敵です。ただ、若くて元気な今だからこそ、1〜2年でいいから石垣島に住んでみたい。奥さんには断固ダメと言われていますが、こう言う思い切った行動をしないと人生変わりません。

行動するのかしないのか、それを決めるのは自分です。

話は逸れましたが、一本マングローブには絶対にまた会いに行きます。

それではまた。

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