こんにちは。
いよいよ南半球のニュージーランドへの人生最大規模の海外旅行が迫って来ました。6泊8日と言う、2016年のハワイ州新婚旅行や2019年のフランス旅行よりも長い滞在となります。
とは言え、何故か休暇申請で11連休貰えたと言う朗報。つまり、出発前日と、帰国翌日・翌々日も休日となり、準備や帰国直後の写真編集がじっくり行える最高のスケジュールとなります。ただ、11連休ならもっと旅行日程を延ばせたのでは?と後悔も少し。そして、職場復帰が怖くなるプランニング。
この記事では、人生で初めて行く南半球の海外旅行「ニュージーランド」のプラン紹介ややりたい事をまとめてみます。写真撮影だけの為に海外旅行やニュージーランドに行く事を考える方の参考にもなると思うので、是非ご覧ください。
目次
ニュージーランド写真撮影旅行の紹介
きっかけ
そもそも、何故ニュージーランドに行く事にしたのか。
まず大前提として、人生は一度きり。老後に海外に行ければいいと思う考えもありましたが、やはり撮影メインの海外旅行は体力的にきつい。確実に、体力のある20〜30歳代、そして経済的に余裕がある人生で一番自由な時期に海外旅行に行くべきだと考えました。そしは勿論、スポーツや国内旅行・登山等の比較的短時間で行える趣味活動は、40歳以降でも十分可能だからです。そう考えると、海外旅行の優先度は自分にとって今一番高いのです。
自分は幸い26歳で海外旅行デビューし海外の魅力に気がつけた為、20歳代でハワイ州に4回、イタリアとヨーロッパに旅行に行く事ができました。本音を言えば大学卒業くらいからデビューしたかったのですが、当時はカメラ機材や旅費の問題もある為、やはり良い時期に気がつけたと思っています。
2019年5月に撮影したハワイ島の星空
そして、ハワイ島のマウなケアで人生で最も美しい星空を見て以来、どうしても南半球で星空を撮影してみたいと思うようになりました。
日本は本当に光害が酷いですが、海外で空気の澄んでいる場所って「炙り出し」なんていう現像作業は不要なくらい天の川が濃く見えます。
そこで、2020年4月にオーストラリアのウルル(エアーズロック)旅行を計画しました。南半球で天の川や大小マゼラン雲を撮影するにはだいたい4月前後がいいからです。実際当時には、ウルル国立公園で夜間に撮影する方法や、シドニーで夜景も撮影できるプランを立てたのですが、コロナ禍で中止。
しばらく国内旅行が続きましたが、コロナ禍が開けた2023年にパスポート10年間を取得。昨年9月には早速海外旅行のリハビリを兼ねて、台湾へ写真撮影旅行に行って来ました。
そして来たる2024年。今年こそオーストラリアに行こうと思い、エアーズロック(ウルル)を下調べ。しかし、ジェット機で乗り継ぎが必要な為か、当時よりえらい旅費が高くなっていました。イメージだと、2019年当時はギリギリ20万円台で組めた旅行が軽く二〜三倍する状況。そこで、視野を広げて乗り継ぎ不要なメロボルンを計画しました。メルボルンは美しく治安の良い都市であり、夜景撮影が楽しい。更に、グレートオーシャンロードに行けば、人生で撮影したい風景の一つが待っています。しかし、メルボルンでは晴天率の関係から星空撮影に特化できない。そんなこんなで悩んでいました。
そんな時に思いついたのが、そう言えばニュージーランドはどうだろうか。
日本と同様に四季が美しく、世界的に有名な星空撮影スポットも多い。そして何より治安もいい!こんな流れから、ニュージーランドに照準が決まりました。
引合の法則!SNSを通して写真家から誘いが来た
最近感じるのは、本当に引き合いの法則は存在するのではないか。
本当に驚くほど偶然なのですが、2023年12月に、SNSを通してとあるツアーの誘いが来ました。それは、自分が2022年に行った石垣島での写真を絡めた情報発信に対し「ニュージーランド旅行に興味はありますか?」と言う誘いでした。
話の詳細を聞くと、日本人で世界中のオーロラを撮影するプロの写真家(名前は帰国後の記事で紹介)が主催する完全プライベートツアーで、星空やオーロラ撮影に重点を置いたプラン。ツアーは5人程度と完全少人数制であり、ニュージーランドでは最も晴天率の高いテカポ湖にコテージを取り、テカポ湖を拠点にマウントクック等へ気象条件の良いタイミングを狙って撮影に行くと言う物。
最初は大手旅行会社でニュージーランドを周遊するツアーも検討しましたが、テカポ湖に2泊以上滞在してくれるプランがが全く無く、星空撮影に重点を置くには今回誘われたツアーが最適でした。更に、撮影地に関しては他の常連参加者はあまり提案しないらしく、自分が行きたい場所であれば、融通をきかせてくれるとの事。
と言う事で、5月の新月期にニュージーランドに行く事が確定しました。
ツアー代金は決して安くはありません。それはそうです。プライベートツアーでプロの写真家と行く訳ですから。ただ、テカポ湖に4泊以上滞在とは本当に贅沢なプランであり、今この時に行動しないと達成できない旅でした。運転手同行の為、撮影しながら車で暖を取り、ワインを飲みましょう!と言う提案もあり、ワクワクが止まりません。
ニュージーランド旅行のスケジュール(行程)
ここでは、今回のニュージーランド旅行プランを記録しておきます。
- 1日目:東京 19:45 →1泊目は畿内泊
- 2日目:→ 09:15 NZ(オークランド)、国内線乗り継ぎ NZ 12:30 → 14:25 ダニーデン、2泊目はダニーデン
- 3日目:テカポ湖 3泊目はコテージ
- 4日目:テカポ湖 4泊目はコテージ
- 5日目:テカポ湖 5泊目はコテージ
- 6日目:テカポ湖 6泊目はコテージ
- 7日目:ダニーデン 19:25 → 21:15 オークランド、7泊目はオークランド近くのホテルに宿泊
- 8日目:オークランド NZ 10:05 → 18:05 成田
こちらが今回のニュージーランド旅行のスケジュール(行程)になります。
とにかくテカポ湖に長く滞在するプランですが、ダニーデンとオークランドにもそれぞれ1泊する予定です。ダニーデンは都会らしく、滞在時間が短いのがちょっと寂しいですね。最終日は8時には空港に居ないといけない計算ですが、早朝に少しダニーデンの街を散策できるといいですね。多分6時代とかになりますが。
ニュージーランドに必要な事前準備は!?
- NZEeTAの申請:Webより安いアプリで申請済み。楽勝でした。
- スーツケースのレンタル:23kg以内、三辺158未満で最大サイズが理想。その為、94リットル・重量2.6kgのスーツケースをレンタルしました。
- 海外旅行保険:楽天カードが改悪し航空券のみでは適応外、他を探します。
- インターネット環境の確保:スタッフさんがポケットWi-Fiを完備。持参は検討中。
持っていくカメラ機材は!?
- カメラ本体:α7III、α7C、Zf、※Mavic3classicは要検討
- レンズ:タムロン70-180mmf2.8、シグマ14-24mmf2.8、SAL1635GM、SAL2470GM2に加え、対角魚眼レンズも持参
- その他の撮影機材:三脚二本、ポータブル赤道儀(ポラリエU)、モバイルバッテリー複数個、結露防止ヒーター二個、角形フィルターを持参
機内持ち込みが7kg以内とかなり厳しい制限ですが、夫婦それぞれ94リットルのスーツケースをレンタルした為、分散して運搬します。また、空撮可否に関しては今下調べ最中です。もしテカポ湖やプカキ湖、マウントクック国立公園で飛行が可能となれば、確実に持参。
その他の荷物は!?
電源変換プラグは必須になります。
防寒具は、日本の晩秋くらいの気温まで下がる為、冬の関東沿岸部に撮影に行くくらいの装備は必須になりそうです。
その他、食費はスーパーで調達しツアー参加者で割り勘。料理はスタッフさんが作ってくれます。ニュージーランド現地のスーパーで買い出しは、パッケージツアーとはかけ離れたイベントなので、とても楽しみです。
ニュージーランドで撮影したい写真
とにかく南半球の星空や天体を撮影する事です。
星景写真だけでなく、南半球でしか見られない大小マゼラン雲、南十字星を70-180mmf2.8+ポラリエUでぶち抜きたいですね。
星空撮影地
- 善き羊飼いの教会:光害が多いがテカポ湖と言えばここ。天の川と撮影したい。
- マウントジョン天文台:観光名所+前景のロケーションがいい為天の川と絡めたい。
- マウントクックと星空:晴天率がテカポ湖より低いが、是非撮影したい。
- 赤いオーロラと星空:条件が良ければ光害の少ない湖畔で優先的に撮影したい。
風景撮影地
プカキ湖ルックアウト付近とマウントクック:マウントクックに続く映える道:ここは記念撮影で立ち寄りたいと考えています。自分は朝焼けや夕焼けなど日中の風景写真も大好きな為、特にマウントクックとは可能な限り絡めたいと思っています。
その他、二、三箇所撮影したい風景撮影地がありますが、あくまでテカポ湖が拠点の星空撮影ツアーな為、天候が日中のみ晴れの場合になりそうです。
まとめ
今回は、ざっくりニュージーランドツアーの紹介とやりたい事をまとめました。
あとは万全の準備と体調で臨みたいと思います。それではまた。