こんにちは。
2024年10月上旬から中旬にかけての三連休は、実家の長野に帰省して来ました。自分はシフト制の職場に勤務していますが、三連休の途中がシフトの切れ目だった為、珍しくも無事に取得できた貴重な連休です。
今回紹介するのは、北アルプスにある栂池自然園の秋を、タムロンの望遠レンズ70-180mmf2.8一本のみで撮影した写真です。
観光地のオーバーツーリズムから日本政府への愚痴も書かれていますが、その後の写真は絶景の為、是非期待してご覧ください。
目次
長野の紅葉名所!栂池自然園の秋を切り撮る
長野県にある栂池自然園とは!?
栂池自然園は、長野県の北信エリアにある安曇野郡小谷村に位置しており、日本でも有数の高層湿原です。標高約1,900mに位置する栂池自然園では、一年を通して様々な動物や植物を観察することが出来、晴れた日には白馬三山を中心とする山々を望むことが出来ます。特に、木道を歩いた先にある展望台から見た白馬大雪渓は圧巻であり、ここを主目的に散策する観光客は非常に多いです。
自然園内には木道が整備されており、一周は約5.5kmです。散策の所要時間は、おおよそ3時間30分から4時間と長いですが、所々にベンチが併設されている為、飲食物を持参すると大自然の中で昼食等をとる事ができます。
栂池自然園でシーズン中に見られる植物は以下となっています↓
- 5月中旬:大雪原
- 6月中旬:ミズバショウの大群落、シラネアオイ、チングルマ、ニッコウキスゲの大群落
- 7〜8月:多種多様な高山植物
- 9月:湿原の草紅葉
- 10月初旬:紅葉 ← 2024年の本記事はココを訪れました。
- 10月中旬以降:紅葉後のダケカンバの作る珍しい景色
今回の撮影について
栂池自然園行ったのは、記憶では大学時代。そして最後が確か2015年の秋。
ワードプレスでブログ運営を始めるよりも三年も前の話になります。その為、このブログでは栂池自然園に触れている記事は無いかもしれません。2015年は自分が結婚式を行った年であり、人生で初めて石垣島に行ったのも10月。
栂池自然園へは、石垣島に行く直前に長野に帰省したのを覚えています。その為、夏と秋を同時に味わった月でもありました。カメラはα7IIを購入したばかりで、レンズもSEL1635Zの一本しか持っていませんでした。あれから約10年も経とうとしているなんて、時間が経つのは本当に本当に早いものです。
さて、来たる2024年10月の今回は三連休中日。
希望としては、また新潟へ釣りに行きのんびり過ごしたいと思いましたが、母親が紅葉シーズンに釣りは勿体無いと話し、紅葉狩りを込めて栂池自然園に行く事になりました。両親が足腰が健康で山歩きできるのも、あと何年だか分からないですからね。父親は平気ですが、母親はもう八方尾根は行けないと話しています。
今の日本は地方観光地も異常だった
風景写真に写り込んだ人物に関しては肖像権の侵害に該当しません。もし該当すれば、テレビ番組等全てが加害者になるからです。ただ、もし写真に写り込んだ本人から削除依頼があれば対応いたします。
ただ、オーバーツーリズムが本当に酷かったです。
本当に、こんな場所(上高地や志賀高原よりマイナーな観光地)をどこで知ったのか!?と思うくらいの外国人観光客が多く、ロープーウェイは上りも下りもそれぞれ一時間以上待ちました。もちろん、すれ違うのも前に並ぶのも中国人家族。
2010年代の当時に訪れた連休は待ち時間0分だった為、本当に異常事態です。
これで日本は外国人から観光税を取っていないですからね(自分が訪れたアメリカとニュージーランドは観光税を徴収していた)。日本人の税金で整備されている観光地に対し、外国人が原因で日本人が観光・旅行しずらくなっているのはおかしい!それでいて、日本人も外国人も、同じ入園料や運賃を支払っている訳です。更に各所の価格高騰化。日本人は税金を納めている訳で、入園料は外国人旅行客を高く設定するか、本当に観光税は徴収するべきです。富士山に関しても入山料を取るのは良くやった!と言いたいですが、いや日本人からは取るな!
これ不動産にも言えますが、東京は日本人が暮らす街、日本の首都なのに、不動産保有者が中国人の資産家。家賃が外国人の収入になっており、低所得な日本人が首都にマイホームを建てられない。
もうねー。少子高齢化と社会保障問題、増税問題然り、本当に今の日本は壊れていますよ。
基本情報
- 所在地:長野県北安曇郡小谷村千国乙
- アクセス:
- 栂池自然園の公式サイトはこちら。
望遠レンズで撮影した栂池自然園の写真
ロープウェイ等の営業時間内でしか入園できない栂池自然園。
美しい景色は日の出直後や日没前後と言いますが、雲の表情や日光の当たり具合によっては、本当に美しい光景が広がります。
この日は雲の流れがある中、直射日光もしっかり差していた為、紅葉した木々や白樺の姿が本当に美しかったです。
落葉した手前の木々と、立体感のある山の斜面が美しい。
山の上はガスも発生しやすいです。秋から冬に向かう信州の山です。
傾斜が急になって来た頃、人が集まる展望の良い場所がありました。
人混みをかき分け展望台に上ってみると、こんな美しい光景が広がっていました。日が当たっているのに雲が流れ影ができ、まるで朝日が差したような風景写真です。
望遠レンズならでは。遠景を切り撮ると絵画のような写真になります。
10月中旬とは言え、標高が2,000mを超えると晩秋の雰囲気ですね。
縦構図で栂池自然園の木道を切り撮ってみました。
ビジターセンターのある赤い屋根も印象的です。と、本当は更に奥地の白馬大雪渓の見える展望台まで行く予定でしたが、ガスで見えないとのアナウンス。更に、帰路も大渋滞を予想し、紫金山・アトラス彗星を撮影したかったので、ここで折り返しました。
白馬大雪渓の見える展望台の写真、過去の写真で漁ってみましょうか。
こちらが2015年10月10日に撮影した、栂池自然園から見た白馬大雪渓です。
現像もLightroomは使っておらず、ソニー純正のなんちゃらです。過去の写真はこれのみ。
帰路には美しい赤い実を見つけました。七竈ではなさそうですが、なんの実でしょうか。
帰路は湿原を反時計回りに歩いたのですが、こちらの方が景観が良いですね。
針葉樹と落葉樹が入り混じる秋の栂池自然園は、とても美しい場所でした。
栂池自然園、からの彗星撮影へ!
この後帰りのロープウェイへ向かったのですが、本当に一時間異常の行列。下山した後、どこで彗星を撮影するか非常に悩みましたが、長野市街地に戻るよりも新潟へ行った方が確実!
と言う事で、18時直前に撮影した紫金山・アトラス彗星の写真がこちら↓
いや〜、素晴らしいですね。
この時の撮影では、地元のカメラマンおじさんと、普段撮影に同行しない自分の家族が混ざり合い、とても楽しい時間を過ごす事ができました。
彗星撮影の記事は必ず書きます!
今回掲載した写真は全て、唯一無二の超小型軽量な望遠レンズ、タムロン70-180mmf2.8旧型一本で撮影しています。新型は不要!このレンズを使う為にソニーαを持つべきです。
まとめ
資産形成には支出をいかに減らすかが重要になって来ます。
現地の飲食店に入ると、一人1,500円の食費は昨今の常識。そこで、スーパーで昼食を買っていきました。コンビニではなく、スーパーを利用する事で、低コスト且つ添加物が比較的少ないお弁当が手に入ります。
この海苔巻きが350円ほど。野菜ジュースと実家のスナック菓子を持参し、大自然の中で昼食を取りました。兄はスーパーで納豆を購入し、3パック栂池自然園の中で飲んでいました。
ここからが伝説のお話。
栂池自然園に入園した時点で13時前だった為、運良くベンチが空いた瞬間に陣取りました。もちろんお弁当を食べる為です。しかし、兄は拘りが強く、こんな入り口ではなく歩いた先で食べたいとまさかの単独行動。その結果、兄は観光客に囲まれる中、一人で大自然の中で臭い納豆を食べた訳です。兄いわく、近くを通りかかった外人が唾を吐きまくっており納豆が不味かったと話していますが、恐らく納豆の臭いの方が強烈で大迷惑だったでしょう。皆さんも注意しましょう!観光地で納豆は食べるな!
断言します。栂池自然園の遊歩道納豆を食べた人間は、世界中で兄一人でしょう。
@さわじり ちさ