ソニーに要望!2025年の今こそAFレンジコントロールをアップデートで搭載を

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こんにちは。

この記事では、ソニーのミラーレス一眼カメラαに対する機能搭載(ファームウェアアップデート)の要望です。ソニーさんには、2012年当初に開発されていた機能「AFレンジコントロール」を是非アップデートで搭載して頂きたいです。

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AF動作範囲を任で意設定する「AFレンジコントロール」

画像引用:ソニーαAマウントのα99紹介ページより

静止画撮影時に、AFが駆動する距離範囲を任意に設定できる「AFレンジコントロール」機能。合焦範囲を限定することで、迅速なオートフォーカスを実現。背景や前景などの意図しない被写体へのピント合わせを防ぎ、ネット越しのスポーツシーンの撮影などにも威力を発揮します。

この文章を読むだけで、AFレンジコントロールが野鳥やスポーツなどの高速な動体撮影を行うカメラマンなら、喉から手が出るほどに欲しくなる機能だと分かります。

AFレンジコントロールは、10年以上昔の2012年10月16日に発売された、ソニーAマウントの一眼カメラ「α99」で初めて搭載されていた機能です。自分が2014年に購入したα77IIにも標準搭載されており、勿論多用していました。特に、止まり木にとまるカワセミなどの野鳥を撮影する際にはAFの背景抜けを抑えられ、ピントの的中率が格段に上がることから非常に便利な機能でした。

当時はニコンとキヤノンがデジタル一眼レフカメラがシェアを独占しており、ソニーのカメラは家電メーカーだと低評価するカメラマンが非常に多くいました。その為、当時の二強のデジタル一眼レフには搭載されていなかった素晴らしい機能「AFレンジコントロール」を見て実際に使用し、ソニーの思想はまさにカメラマンに寄り添っていると感動しました。

今となってはフルサイズミラーレス一眼カメラとしては有名となり、世界的にシェアを獲得したソニーですが、自分が昔からソニーと言うメーカーを選択した理由は、αのEVFだけでなくこう言った小さな心配りに惹かれたからと言えるでしょう。

ソニーαEマウントには非搭載だった!

そんな便利で画期的な機能「AFレンジコントロール」

しかし、ソニーαEマウントでは省かれてしまいました。動画で強いはずのソニーが、何故かタイムラプス動画カメラ内生成機能を省いた(従来はアプリでオプションで追加が可能)。このように、ソニーの開発者さんの中で、従来あった機能で不要と判断され、新型カメラに搭載されなくなった機能は多々あるでしょう。

それは受け入れます。

何故ならその理由は、2010年代のαEマウントは、野鳥やスポーツの動体撮影には弱く、AFレンジコントロールは正直不要な機能でした。

今現在、AFレンジコントロールを求める理由

ソニーαEマウントに動体撮影機が揃ったから

2010年代のミラーレス一眼カメラは全般的に動体撮影に弱かった。

では、2025年の今はどうでしょうか。グローバルシャッターを搭載した世界最高峰の動体連写カメラ「α99III」。高画素と高速連写を両立し、AI認識AFを搭載したフラッグシップ機「α1II」。世界でナンバーワンと言っても過言でない動体撮影カメラが揃ったではありませんか。そうです。

2025年の今こそ、AFレンジコントロールがあれば撮影の質が格段に上がるのです。

ニコン Z8に搭載されてしまったから

前回の記事にも書きましたが、α1IIよりも遥かに安いニコンのZ8に、しかもファームウエアアップデートで搭載されてしまったのです。

発表は2025年6月11日のファームウェアVer.3.00であり、様々なカメラ系YouTuberがその内容を情報を発信しています。そのアップデート内容がこちら↓

AF性能も強化。新機能「ボディー内フォーカスリミッター」では、ピント合わせを行う撮影距離の範囲を限定でき、花や鳥、飛行機などの撮影時に被写体の手前の障害物や背景にフォーカスが合ってしまうことを防ぐ。

これを知った時、自分の大好きなソニーは13年前から搭載していた素晴らしい機能だ!でも今は省かれてしまって搭載されていない機能。なんとも悔しく複雑なきもちになりました。

α1IIを使用していて今欲しい機能だから

世の中、失敗した作例を公開するカメラマンはなかなか居ません。

しかし、90万円で購入したソニーのフラッグシップカメラα1IIであっても、画角に入っていてもこのようにピントが背景に持って行かれる事は多々あります。AIシーン認識AFを鳥にしていてもピントは外します。勿論、自分の腕が悪い部分が一番です。この時は、たまたまAFトラッキングでカメラを振っていましたが、確かに画角内のカワセミの追従が切れました。

カワセミの入水シーンは、あらゆる行動の中で最も難易度の高いです。

これが非純正レンズであるSIGMA 500mmf5.6 DG DNではなくソニー純正のSEL200-600Gだったら追従したのか。もっと画面中央に入れていたら追従したのか。撮影設定をもっと追い込んでいたらピントが来たのか。そこはまだまだ勉強が必要です。

ただ一つ言える事は、野鳥撮影いおいて無限遠は不要と言う事。

望遠レンズに搭載されているAF範囲設定の物理スイッチは、だいたい最短撮影距離-10mと10m-無限遠なので、例えば12m先にピントを合わせたい場合、AFが背景に抜け、無限遠に引っ張られてしまう可能性が非常に高くなります。

こんなシーンでAFレンジコントロールがあれば、ピントが背景に抜けるのを防ぎ、AF=ピントの的中率は格段に上がります。

ちなみに、周りの叔父様方に置きピンをを勧められましたが、カワセミがダイブするポイントは不明ですし、やはり最新テクノロジーのAFで撮りたい気持ちはあります。

まとめ

ソニーには、α9IIIやα1IIと言う世界最高クラスの動体撮影カメラがあります。

2025年の今だからこそ、AFレンジコントロールをファームウェアアップデートで搭載して欲しい。ソニーさん、是非よろしくお願いします。

それではまた。

@しじみ汁

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