無人の場所取りは駄目!花火大会における三脚場所取り問題と異常な文化

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こんにちは。

真夏の夜空に打ち上がる美しい打ち上げ花火はいつ見ても美しく、夏の風物詩であり、誰もが癒される風景ですよね。

今回の記事では、意外と触れられていない「花火大会における花火撮影の三脚場所取り問題」について現場の声をお届けします。これはあくまで有料観覧席ではなく、公道や公園などの基本的に公共スペースの場所取りに限定してのお話です。

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はじめに

自分は普段、星空をメインに海外旅行、国内旅行で風景写真を撮影しています。

また、カワセミをメインとした野鳥撮影も行います。そんな側、ここ数年で力を入れているのが今回のテーマである花火大会の撮影です。ひとつひとつ記事にはしていないものの、ここ数年で関東地域ではかなりの量の撮影に足を運んでいます。

その為、三脚場所取りイベントを数多く経験しており、今回テーマにする事にしました。

花火大会は三脚場所取りの難易度がNo. 1

例えば、戸隠鏡池を紅葉シーズンの早朝に撮影するとしましょう。

自分の場合、先天性の視覚障害により一生涯車の免許が取得できない為、そもそも撮影地に行く事自体が無理ゲーですがこれは特殊な例。一般的には前夜に到着し三脚を立てて仮眠すれば場所取りは容易です。また、紅葉の時期は一日では無い為、カメラマンが分散し、平日等を狙えばそんなに気を張らずにゆっくりでも場所取りは可能です。

しかし花火大会はどうでしょうか。

数分から1時間程度と言う極めて短い時間のイベントに対し、参加したいカメラマンに加え一般の観光客も一気に押し寄せます。また、最前列や障害物がないと絵にならない為、撮影の足場も限られます。その為、可能な限り早い到着が求められます。更に、真夏の炎天下に待機する必要があり、早く到着しても待機時間がある意味命懸けです。

そう考えると、ドローンによる空撮や星空撮影なんて平和そのものな気がします。

そして、ここ数年花火大会の花火撮影の為に三脚場所取りに足を運び、異常な文化が広がっている(場合によっては規制対象になる)と感じています。

無人の場所取りは基本的にNGでは!?

花火大会は夕方から夜にかけて始まる為、炎天下の場所取り待機が必要だと述べました。

そうです。自分は三年ほど前に花火撮影を本格的に始めたのですが、きっかけとなったのが横浜のみなとみらいスマートフェスティバル。

もちろん猛暑の中でも場所取りの現場に待機するつもりで日傘や水分等々全力でのぞみ、実際に本当に朝から晩まで現場に居ました。

しかし、朝に到着した際に最前列はビニールシートや三脚を紐でくくりつけてあり、既に美味しいポイントは埋め尽くされていました。

その時に衝撃だったのが、ほぼ無人の場所取りだったのです。えっ、公共の場で無人の場所取りっていいの!?許されるの!?盗んじゃうよ!!むしろ全部どけて自分が取っちゃうよ!!正直そんな気持ちでした。

そうです。公共の場所に三脚やビニールシートを貼りその場から離れると、不法投棄等法的に罰せられる可能性があります。しかし、日本人はだれも通報や横取りはしない。それを言いことに、アクセスの近いカメラマンが無人の場所取りをやってしまう。

そう、これが花火撮影における異常な異常な異常なほど謎の文化なのです。

つまり、このような異常な文化の中で自分も写真を撮りたいなら、同じ事をしないと勝てないのです。しかし、この無人場所取りと言う以上な文化が最近エスカレートしているのです。

それが、集団での場所取り。下で詳細に説明します。

集団無人での三脚場所取りが多発!

来たる2025年先日の話!!

自分が唯一、ギリギリ自転車圏内でアクセスできる花火撮影地が存在します。

それがこちら。

SNSを見ていると、毎年毎年毎年飽きもせず同じ場所で同じ構図で同じような花火写真をあげているカメラマンがいます。でも自分は今回が初めて。

勿論何を撮ろうが個人の自由です。しかし、毎年同じ場所に同じカメラマンが行くと、新たな来客も加わり会場がパンクします。つまり、原則一度足を運んだカメラマンは卒業または間隔をあけて来場するのが環境を守る方法なのです。

そうしないと、現場がパンクし、トラブルが発生し、三脚の規制につながります。

自分は今回、平日で雷雨予報もあり、都区内でも無い為軽い気持ちで昼頃に到着しました。理由は、雨予報が完全に消えたからです。それはそう、自転車のアクセスで雨に振られたら完全にアウトですからね。

しかし、、、。

出たー!!!!!

炎天下に自転車で30分かけて汗だくで到着しこの光景を見て、正直叫びたくなりました。自分が最も撮影したいと考えていたフェンス沿い数十メートルのスペースが、全て無人の場所取りとなっていたのです。

更には、テープとビニールの紐で5m近く場所取りを行っているグループが大量におり、フェンス沿いは端っこまで埋まっていました。

ここで唯一現場に居た気さくでインスタグラムで有名なカメラマンとお話しました。その方は朝に別のメンバーが6名分のスペースをビニールテープで確保してくれたらしく、良い場所に入れてもらったとか。

例えば、キャパシティ20名のスペースがあったとします。そこに結果として30人のカメラマンが訪れるとします。各々休みを取ったり半休を取ったり夕方来たりと事情はありますが、バラバラ=ソロ活で来てくれれば、本当に夕方のギリギリに到着しない限り場所取りが可能です。ましてや昼頃の到着なら余裕なはず。しかし、10人×2グループが存在し一人でも朝にアクセスできるメンバーが居たら、もう早朝の時点で場所取りが困難になるんですよ!

無人の場所取りが許される異常な文化ならば、公共スペースでルールが定められない以上早い者勝ちが絶対。これねー、2-3名の小グループ程度ならいいんですが、多いんですよ!5m以上のスペースを無人で場所取りしている集団が!!

まとめ-来年どうするのか!!

ちょっと大人気ないんですが、5mクラスの広いスペースを無人場所取りしているグループがあまりにも多すぎて正直イラッとしました。

おまえが昼に到着するから遅いんだろ!と突っ込みたくなる気持ちも分かりますが、物事には限度がありますよ。無人で長時間場所取りするなら、せめて小スペースにしろ!と言いたい!!

今回の花火大会、自分が引っ越さない限り自転車でアクセスが可能な為、本当に毎年仕事でも無料で撮影が可能です。やろうと思えば前夜でも場所取りに行けるんですよ。

無人の場所取りが許される異常な文化と言うなら、前夜に場所と確保し、仕事後にのんびりアクセスしても許されるんですよね!?

だったら来年は、ソロ活で10mくらい場所取りしてやろうか!?マジで!

その上で直前に現場に到着し、一般の観光客やソロで来たカメラマンをベスポジに入れてあげるわ!!マジで!!

この件、あなたならどうする!?

@しらす

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