こんにちは。
この記事では、長野県にある北アルプスの燕岳の山頂登山の様子を紹介します。
今回は中房温泉から合戦尾根ではなく、燕山荘から燕岳山頂までの山頂アタックとなります。
目次
燕岳の山頂アタック
燕山荘から燕岳山頂までは、気持ちのいい稜線歩きであり30分程でアタックできます。
写真撮影が趣味の自分に撮って、山頂に登る事はそれほど重要ではありません。
その為、軽装で午後の一番ガスる時間帯にさっと登って来ました。
ここで、イルカ岩やめがね岩の場所を把握する事もできました。
それでは早速行きましょう(^◇^)。
燕山荘~燕岳山頂の写真
標高2,763mの燕岳山頂までの登山道は稜線歩きでとなり、風が吹いたり時間帯によってはかなり寒くなります。写真は13時30分、山頂アタック開始時に燕山荘階段下で撮影したもの。
この日は8月の曇り時々晴れと言った天候で、13時半に山頂アタックを開始した為半そででも十分でした。これからガスに包まれる燕岳山頂に向かいます。
ちなみに、登山道の右手前にある丘の反対側が燕山荘テント場です。
余談ですが、燕岳山頂方面を拡大して見ると、イルカ岩とめがね岩の位置が分かりますよ。
奇岩を撮影した写真の記事はこちら↓
イルカ岩まではすぐです。こちらはイルカ岩の手前で撮影した写真。中央上に顔が見えます。
イルカ岩に到着しました。燕岳では超有名な写真スポットであり、過去にネットで沢山見ていたのですが、やはり実物に出会えると感動します。
イルカ岩を過ぎると、斜面にはコマクサの群生がありました。
登山者はみんなこの辺りで撮影に夢中になります。
超ローアングルで近寄って撮影したコマクサです。ピンク色が綺麗ですね。
イルカ岩を過ぎるとハイマツが生える稜線が続きます。
すると再びゴツゴツと空に突き出した岩場が現れます。この景色が交互に続きます。
左奥の岩の上に人が座っているのが見えます。手前の岩の大きさが良く分かる一枚。
花崗岩と言う岩で、温度差による風化が激しいと言いい、この景色はまさに燕岳の特徴です。
岩場を過ぎると再びハイマツエリアがあり、その先に出ると燕岳が目の前に広がります。
この砂場の様な稜線を登るとめがね岩が現れます。自分は上りでは気がつきませんでした。
めがね岩から急に登山道が険しくなり、腕も使わないとちょっと危ない岩場になります。
燕岳は山の姿が本当に美しいですね。燕岳を一泊二日で撮り続けた写真の記事はこちら↓
山頂に近づくにつれて登山道が急になりますが、ラストスパートはこの階段。
と思ったら、階段が終わった後は丸みを帯びた岩場をよじ登る事になります。イメージは中央アルプス木曽駒ケ岳に続く中岳山頂に似ていますが、あちらは岩がゴツゴツに対し、燕岳の岩は丸みがあります。
そしてついに標高2,763mの北アルプス 燕岳山頂に到着しました。こちらは記録写真。
周囲はすっかりガスに包まれています。
撮影データ時間で午後の2時08分の為、本当にコースタイム通り30分かかりました。
ただ、写真撮影を行いながら割とゆっくり歩いたつもりです。
燕岳のさらに北側、ガスに包まれるのは北燕岳でしょうか。あちらも登れるみたいです。
山頂付近から穂高連峰のガスが晴れるのを待つ登山者がいましたが、自分はすぐに撤退。
燕岳山頂から下山を開始すると、あっという間にめがね岩に到着します。
めがね岩などを天の川と絡めて撮影した写真の記事はこちら↓
めがね岩を過ぎると、燕山荘までは眺めのいい稜線が続きます。写真は例の白い砂浜エリア。
順調にイルカ岩まで下山してきました。上り時よりガスが流れていい感じです。
燕山荘に到着したのが14時半過ぎ。ここまでが、燕山荘から燕岳山頂アタックの様子です。
燕山荘前から撮影したテント場の写真の記事はこちら↓
まとめ
燕山荘から燕岳山頂までは、片道30分程のコースであり、危険個所もないので比較的楽です。
また、途中にはイルカ岩やめがね岩、コマクサの群生などが見られ飽きない登山コースです。
天候がよければ穂高連峰や槍ヶ岳が見えるので、次回登る機会があれば期待する事にします。
皆さんも重い荷物は燕山荘やテント場に置き、身軽な格好で山頂アタックを楽しみましょう。