こんにちは。
8月初旬に、長野県の北アルプスにある燕岳へテント泊登山に行ってきました。
この記事では、燕岳登山で撮影したコマクサなどの高山植物を写真で紹介します。
目次
燕岳は高山植物の宝庫
北アルプス=飛騨山脈の南部に聳える燕岳は標高2,763mあり、高山植物の宝庫です。
北アルプスの女王燕岳と呼ばれていますが、燕山荘から燕岳山頂の稜線には、高山植物の女王と呼ばれるコマクサの群生が特にたくさん見られました。
調べると、花崗岩と白砂斜面が続く燕岳の稜線は限界樹林帯よりも標高が高い為、ハイマツや高山植物の女王コマクサ育つには最適な環境だとか。
その他にも多くの花が咲いていた為、今回写真に撮りました。
燕山荘~燕岳で撮影した高山植物
ここからは、自分が撮影した燕岳に咲く高山植物を紹介します。
写真を載せる順番は、何故か標高が高い場所で撮影した順になります。
コマクサ
高山植物の女王として知られるコマクサは、燕山荘の横やイルカ岩の周辺に咲いていました。
α7S+SEL1635GM 24mm f8 ss1/200 iso100
燕岳で撮影したイルカ岩などの記事はこちら↓
α7SⅡ+SEL1635GM 35mm f8 ss1/160 iso100
SEL1635GMは近距離撮影でも使えます。背景が分かるようにf8まで絞りました。
余談ですが、以前使用していたガラス玉のように重たいAマウントレンズのSAL1635Z。あちらの方が最大撮影倍率が大きくもっと被写体に寄れましたな。
それにしてもコマクサ、8月に入り終盤らしいのですがピンク色で本当に綺麗です。
チシマギキョウ
次に紹介するのがチシマギキョウと言う花。
薄紫色で、イルカ岩周辺の岩肌に巻き付くように咲いていました。
個人的には今回撮影した高山植物の中で一番好きな花姿です。
α7SⅡ+SEL1635GM 35mm f8 ss1/125 iso100
ミヤマキンバイ
バラ科のミヤマキンバイの花はよく耳にします。燕山荘横やテント場に咲いていました。
α7SⅡ+SEL1635GM 35mm f4 ss1/1000 iso100
合戦尾根ルートの登山道で撮影した高山植物
次に紹介するのは、北アルプス三大急坂と呼ばれる合戦尾根ルートで撮影した花です。
今思えばよく登山中に撮影する余裕があったと思います。
ウサギギク
中房温泉から北アルプスの燕岳に登るためのルートは北アルプス三大急坂の合戦尾根です。
樹林帯で視界が悪い事を知っていた為、広大な景色は撮らないだとろうと予想し、最初はα7SⅡにSEL24105Gを装着していました。
合戦小屋から燕山荘へ向かう途中に咲いていた小さな黄色い花。
この時に自分と行動を共にして下さったソロの登山家の方がいたのですが、高山植物を目的に登山を行っているそうで、花の名前を教えて下さいました。名前はウサギギクだそうです。
α7SⅡ+SEL24105G 105mm f5.6 ss1/250 iso100
ゴゼンタチバナ
最後に紹介するのは、合戦小屋より下に咲いていた小さな花。名前はゴゼンタチバナ。
α7SⅡ+SEL24105G 105mm f4 ss1/60 iso400
まとめ
北アルプスの燕岳に咲く高山植物の花たち、いかがだったでしょうか。
合戦尾根ルートや燕岳の山頂周辺には、コマクサなど色とりどりの花が咲いていました。
自分は元々植物が好きでよく撮影に行きます。今回の北アルプス燕岳登山は星空や山岳写真を目的にしていましたが、ライチョウや高山植物などの旅先ならではの出会いがありました。
今回撮影しなかった花も多くあるので、次回の旅ではもっと視野を広げて撮影したいですね。
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