こんにちは。
今回紹介するのは、千葉県最東端 銚子市の犬吠埼にある「犬吠埼灯台」になります。
目次
犬吠埼灯台について
画像:Googleマップの衛生画像にて、千葉県最東端の犬吠埼灯台を確認
犬吠埼灯台とは?
皆さんは、千葉県の最東端にある犬吠崎と言う岬をご存知ですか!?
上に載せたGoogleマップの衛生画像をご覧いただくと分かるのですが、犬吠埼は、関東の銚子半島と呼ばれる千葉県最東端に位置しており、東の海を向くように犬吠埼灯台が立っています。つまり、関東地方で一番最初に日の出を迎える場所になります。
犬吠崎灯台は、岬に堂々と立つ白亜の塔であり、日本を代表する世界的に有名な灯台です。その理由は、日本の灯台50選に入っているだけでなく、世界灯台100選に選定されているのです。日本から世界の灯台100選に選定されている灯台は五つだけであり(犬吠埼灯台、姫埼灯台、神子元島灯台、美保関灯台、出雲日御碕灯台)、犬吠埼灯台の魅力が伺えます。
犬吠埼灯台は、明治7年(1874年)にイギリス人技師「リチャード・ヘンリー・ブラントン」が設計した、高さ約32メートルのレンガづくり(千葉県成田市高岡で焼成した初の日本製レンガを19万3000枚を使用)の西洋式灯台です。
近代化産業遺産(経済産業省)、2012年に国の登録有形文化財に登録(Aランク保存灯台・第一等レンズ使用)されている他、2020年には国の重要文化財に登録されました。内部見学が可能なことから、建造物や歴史好きとしての魅力も詰まっています。
基本情報
- 住所:〒288-0012 千葉県 銚子市 犬吠埼9576
- アクセス:銚子電鉄の犬吠駅より徒歩約10分/東京駅から高速バスで一本
- コメント:自分はニ回以上を東京駅発の高速バスでアクセスしています。銚子線で、乗り継ぎなく犬吠埼に直行できる高速バスは、費用も含めて非常に便利です。
- ホームページはこちら
犬吠埼灯台で撮影した写真
ここからは、ソニーのデジタル一眼カメラαで撮影した犬吠埼灯台のを写真で紹介します。
月と犬吠埼灯台
α77Ⅱ+SAL1650 16mm f3.2 ss5 iso250
2015年3月、自分が星景写真に挑戦し始めた頃のお話です。
高速バスで東京を昼過ぎに出発し、犬吠埼に滞在時間ニ時間未満で星空撮影に行きました。当時は正座・天の川・月齢など何も考えずがむしゃらに行動した為、満月に衝突しました。
とは言え、普段新月や月のない時期に星空撮影を行いがちですが、海岸に限っては満月ほど美しいものはないと思っています。見てお分かりの通り、犬吠埼灯台自体が凄まじい明かりを放っており、夜空は漆黒ですが、天の川撮影の候補地にはなりませんでした。
α77Ⅱ+SAL1650 16mm
こちらは、犬吠埼灯台の目の前まで移動し、昇る月と合わせて撮影した写真です。
まだソニーのαAマウントカメラ、α77IIを使っていたのも、いい思い出。
白いポストと犬吠埼灯台
α7III+SEL 1635GM 35mm f8 ss1/400 iso100
犬吠埼灯台の前に立っている可愛らしい白いポストを撮影しました。
この古い形状が珍しいのですが、名所に白色があるとなると、誰もが興味を持ちますよね。
α7III+SEL 1635GM 16mm f8 ss1/400 iso100
α7III+SEL 1635GM 16mm f8 ss1/400 iso100
雲が流れる青空の日に撮影した犬吠埼灯台です。
この日は休日の夕方前に到着した為、せっかくの白い灯台や建物が、黄色がかって見えます。左手前のバイクや人が入ると写真としてもいまいちですし、犬吠埼灯台に限らず、こう言った有名な名所は平日の午前中にアクセスするのが理想ですね。とは言え、雲の表情が爽やかでお気に入りの写真たちです。
余談ですが、最近はレタッチ方法を変えました。今まではコントラストを上げたカリッとした写真が好みだったのですが、最近はシーンによってですが、コントラストをガッツリ下げます。理由は、海外旅行に行けない昨今、海外風(非現実的)に仕上がるからです。
朝霧の犬吠埼灯台
α7RII+SEL24105G 24mm f8 ss1/320 iso100
2019年9月に友人と三人で未明から訪れた犬吠埼灯台。
この日は亀岩の洞窟のハートの光芒を狙う予定だったのですが、虫が多くて撤退。そのまま犬吠埼灯台に向かいました。当初は灯台自体に興味がさほどなく、適当に写真撮影しました。
そんな中最近SNS(ツイッター)で、犬吠埼灯台の朝霧を撮影に行ったが、残念ながら霧が発生していなかったとの投稿を目にしました。その時はっと思い出し、これらの写真をHDDから掘り出し現像しました。
結果は大正解。犬吠埼灯台の鉄塔が隠れる程の濃霧に包まれたいたのです。
α7RII+SEL24105G 24mm f8 ss1/320 iso100
朝霧に包まれた犬吠埼灯台、もはや映画やホラーゲームのステージに見えます。
α7RII+SEL24105G 24mm f8 ss1/320 iso100
この日は友人の愛車でドライブに行ったのですが、偶然にもホワイトカラーでした。
愛車と灯台、ドライブ好きにはたまらない構図ですね。ナンバープレートが見えていますが、この車は既に買い替えており、昨日に友人から掲載許可を貰っています。
犬吠埼ホテルから臨む犬吠埼灯台
α7III+SEL24105G 50mm f8 ss10 iso100
2021年の夏に訪れたのは、温泉宿のホテル犬吠埼。
この温泉宿は、犬吠埼の丘の上に立っており、最高の立地でした。これ、実はあまり教えたくないのですが、ホテルの屋上が開放されており(勿論宿泊客限定)、犬吠埼灯台と日の出を撮影するのに抜群なロケーションなのです。
残念ながら曇り空だった為、快晴の日を見計らって絶対にまた利用します。館内には、日の出時刻に太陽が昇る位置まで詳しく書かれている為、犬吠埼灯台との位置関係を確認しつつ、秋以降に決行したいと思います。
やや光害が多いですが、上手くいけば誰も撮った事のない星景写真が撮れるかもしれないので、来年2月くらいが理想かな、、、。
α7III+SEL24105G 105mm f8 ss1.6 iso100
宿泊日の日の出前に、ホテル犬吠埼の屋上から撮影した犬吠埼灯台の様子。
先にも述べた通り、残念ながら曇り空で朝日が見られませんでした。天候が悪かった場合に自分が良く行う写真表現方法は、露光量を増やしてハイライトな仕上げることです。
これだけでもどこか素敵な写真に仕上がります。今振り返ると、前日の午後にここから青空の犬吠埼灯台を撮りたかったです。実は、屋上を知ったのが日没後と言うオチ。
ドローンで空撮した犬吠埼灯台
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/20 iso400
例によって、ドローン(Mavic2)でも犬吠埼灯台を撮影しました。
海上へやや引いた場所から撮影した犬吠埼灯台の空撮写真ですが、やはり野島崎灯台や大東埼灯台とも表情が違いますね。
自分が撮影した関東を中心とした灯台写真の記事も、是非ご覧ください↓
まとめ
日本を代表する世界的に有名な「犬吠埼灯台」いかがだったでしょうか。
白を基調とした灯台と建物、犬吠埼の岬で海が臨める観光地としての犬吠埼灯台。夏の午後に散策した時は、出店(イカ焼き・ソフトクリーム・かき氷)や飲食店が営業しており、観光客やドライブ客が多く、夏の海や幼少時代の夏休みを感じさせる素晴らしい雰囲気でした。関東最東端で日の出スポットである事も相まり、犬吠埼灯台は素晴らしい名所と言えます。
個人的には、日の出スポットでありながら、犬吠埼灯台で日の出の写真を一枚も撮影できていないので、まだ複数回は通いたい場所となっています。
それではまた。