美ら海水族館 70-200mmf2.8で撮影したイルカショーの写真

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こんにちは。

今回紹介するのは、全国的にも有名な沖縄本島にある「美ら海水族館」の写真になります。

2019年の11月下旬に二泊三日で行った沖縄本島の写真撮影旅行。美ら海水族館へは、中日のちょうどお昼頃に訪れました。

沖縄旅行で撮影した絶景写真のまとめ記事はこちら

11月下旬に沖縄本島へ写真撮影旅行に行きました。この記事では、沖縄本島で撮影した絶景の名所を写真で紹介します。
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美ら海水族館でイルカショーを撮る!

美ら海水族館と言えば、日本では全国的に有名な水族館です。つまり、沖縄本島の旅行では絶対と言っていいほど外せないスポットとなります。そんな中、自分たちの旅の目的は「絶景の写真撮影旅行」。つまり、美ら海水族館は行ったとしても流し見程度に抑える予定でした。

しかし、美ら海水族館の近くには「フクギ並木」と呼ばれる観光スポットや、エメラルドビーチと言う綺麗な砂浜があり、結局このエリアには長時間滞在する事になりました。

昼前に周辺散策を行い、美ら海水族館に入場したのは午後になってから。勿論、この時点でイルカショーを撮影する予定はこれっぽっちもありませんでした。しかし、たまたま見かけてスケジュールの案内板で、イルカショーが15時から開催されると言う情報を得ました。

風景写真がメインの為、通常であればイルカショーはスルーするところ。しかし、我々は8月の夏の季節、東京の品川水族館で本気のイルカショー撮影を行った経験があります。品川水族館でのイルカショーの興奮は非常に高く、結局イルカショーを撮影すると言う流れに。それまでは、水族館のジンベエザメなどを撮影し時間を潰しました。

余談ですが、品川水族館で撮影したイルカショーの記事、自分のブログでは一番評価が高いと出ています。アクセスランキングは星空の記事なのですが、不思議ですね。

イルカショーの撮影方法や設定も詳しく書いてあるので、気になる方はこちら

東京の品川にあるマクエル アクアワールド品川の水族館。この記事では、水族館のイルカショーで撮影した躍動感のある写真を紹介します。

美ら海水族館で撮影した写真

まず、美ら海水族館のイルカショー会場に行く事自体が始めての為、会場に行った瞬間に会場の環境やイルカショーの水槽環境を把握する必要があります。それにより、撮影できる写真や撮影機材が大きく変わってくるからです。

その辺りは、写真を紹介した後に「美ら海水族館でイルカショー撮る方法」として詳しく紹介しようと思います。それではご覧下さい。

横構図で撮る!

 α7RⅡ+SEL70200GM 100mm f5.6 ss1/2500 iso400

α7RⅡ+SEL70200GM 130mm f4 ss1/4000 iso400

まずは望遠レンズであるSEL70200GMで、横構図で撮影してみました。焦点距離や水槽・ジャンプするイルカ・背景のバランスはイメージ通りです。この程度の写真なら、SEL24105Gでも十分撮れそうですね。ただ、もっと責めないと行けません。縦構図で行きましょう!だって、品川水族館でこのクオリティーで撮れたのですから↓

※ 記事に書いていない、9月にリベンジで撮影した品川水族館のイルカショーの様子です。

縦構図で撮る!

α7RⅡ+SEL70200GM 200mm f4 ss1/3200 iso400

α7RⅡ+SEL70200GM 200mm f4 ss1/4000 iso400

α7RⅡ+SEL70200GM 180mm f4 ss1/3200 iso400

こちらが縦構図で200mm近くで撮影し、イルカのジャンプを捉えた写真たちです。いかがでしょうか。ジャンプをしたイルカが、まるで写真から浮き出るように写っています。やはり横構図の写真と比較し、圧倒的に臨場感のある写真に仕上がりますね。

個人的に、イルカと背景の伊江村(伊江島)をバランスよく構図に入れる事を意識しました。

α7RⅡ+SEL70200GM 195mm f4 ss1/4000 iso400

最後に紹介するイルカの一枚はこちら。イルカ自体は右に寄ってしまっていますが、個人的には、このように水面から出た瞬間のイルカの姿も好きです。できれば、伊江村の真下からやや左の水面から飛び出してくれたらバランスが良かったですね。

イルカショーの撮影方法

ここからは美ら海水族館でのイルカショーの撮影ポイントを詳しく紹介します。

カメラ機材について

まずは使用するレンズと焦点距離ですが、ご覧のとおり、横構図でも100mmは必要なのではと思います。逆に言えば、縦構図で寄る必要がなければ、24-105mmなどのレンズで十分足りる訳です。ただ、縦構図でガッツリと背景をぼかして撮りたい方は、200mmまでの望遠レンズがあった方がいいですね。

次にf値に関してです。個人的には背景の伊江村(沖縄本島の離島である伊江島は、自分が高校時代に民泊した思い出の地であり、特にタッチュウと呼ばれる島の中央にある山の頂上から見た夕日が素晴らしかった!)は構図に入れるポイントでした。また、屋外と言う環境から、isoを400程度に上げれば十分なシャッタースピードが稼げる為、そこまでf値の小さな(明るい)レンズは必要がないです。と言うより、背景をぼかしてしまったら、わざわざ美ら海水族館でイルカショーを撮る意味が無くなってしまいます。この辺は本当に好みですね。

そう考えると、aps-cセンサーの入門機のカメラと望遠レンズでも、十分満足の行く写真が撮れるのではないでしょうか。

カメラ本体選びと画素数に関してですが、今回はトリミングをほぼ行わなかった為、800万画素以下でも十分事足ります。つまり、カメラ本体は特にどれでもいいです。

露出について

露出は絞り優先モードであるAモードに設定しました。

絞りは横構図でf4~5.6、縦構図でf4に設定しました。

品川水族館ではMモードだったのですが、美ら海水族館は屋外であった為、上記の設定でも十分なシャッタースピードが得られます。また、背景の状態もある程度意識したいので、絞り優先モードにしてみました。ちなみに、天候は晴れで所々に雲あり、午後15時半で日差しは左側方と言った感じでしょうか。これでシャッタースピードが1/2500~4000ほどに保たれていました。

ピント合わせについて

今回もα7RⅡ(動体が得意とは言えない昔の像面位相差AF)のAF-Cで撮影に臨みました。背景が海と島の為、そんなにコントラストが高くありません。それよりも、イルカショーのスタッフさんがカラフルな服装のため、そっちにピントを持っていかれるリスクの方が高いです。ただ、これだけ距離が離れているので、スタッフさんにピントが合ってもイルカにピントが合います。この辺りは、水槽の真ん中にMFを合わせておいてもよいかもしれません。

座席と構図について

イルカショー(オキちゃん劇場)の会場の様子は、この記事のトップの画像でご確認下さい。

構図選びでは、沖縄本島の離島であり、特徴的な伊江村を入れるのがポイントです。幸い、水槽の正面に伊江村が見えるので、中央にジャンプするイルカを撮れば、自然に伊江村が構図に入ってきます。ここが重要→座席選びとして、人間は心理上最前列を目指します。しかし、写真撮影では、海の水平線がしっかり見え、かつ水槽の水面も見える後方座席がおすすめです。もちろんこれは個人的な意見であり、空に浮かぶイルカを撮影したいのであれば、最前列がいいです。ただ、最前列は水しぶきや被写体との距離を考えても、撮影難易度が高いです。

是非参考にしてみてください。

まとめ

沖縄本島、美ら海水族館で撮影したイルカショーの写真、いかがだったでしょうか。

今回は急遽計画に取り入れたイルカショーの写真ですが、品川水族館での撮影経験もあり、その場(現地到着直後の頭の中での想像)のイメージ通りの写真を撮る事ができました。また、品川水族館の暗い屋内環境とは違い、明るい屋外の水槽だったため、撮影環境毎のイルカショー撮影と言う点でもとても勉強になりました。

背景も沖縄本島らしい景色だった為、非常に満足度の高い撮影ができました。この後サンセットが雲で全滅しましたが、このイルカショーが撮れただけでこの日は100点です(*゚▽゚*)。

イルカショー(オキちゃん劇場)について

噂によると、と言うより実際に行ってみて、美ら海水族館の鑑賞料は無料です。と言うのは、お金を支払うゲートの外にあるため、普通に通りすがりに見る事ができます。これはインターネットで他の方が書いたブログでも書かれているので、間違いないと思います。

追記 → 調べてみると、公式ホームページにも書かれていました。

オキちゃん劇場は無料でご覧になれます。

車いすご利用の方専用のシートもご用意しております。

一番前の座席は水がかかる場合がありますので、ご注意ください。

水族館への再入館をご希望の場合は、水族館入口案内所または出口案内所にて再入館スタンプを押してもらってください。スタンプまたは水族館の入館券(半券)提示で再入館が可能です。

イルカショーは「オキちゃん劇場」と呼ばれるそうで、美ら海水族館出口から徒歩約5分の場所にあります。詳細は公式ホームページからご確認ください。

また、イルカショーのスケジュールは公式ホームページのプログラムに掲載されています。

基本情報

・所在地:〒905-0206 沖縄県 国頭郡本部町石川424番地

・TEL:0980-48-3748

・アクセス:那覇空港から車で約二時間。高速バスで約三時間かかります。

※詳細な情報は公式ホームページのアクセスから収集を!

・美ら海水族館の公式ホームページはこちら

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