フクギ並木で撮影した写真@沖縄本島の観光スポット

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こんにちは。

今回紹介するのは、沖縄本島ではあまり知られていない観光スポットの記事になります。

場所は、美ら海水族館から徒歩で行ける「備瀬のフクギ並木」です。

今回の沖縄本島の旅行で撮影した写真のまとめ記事はこちら

11月下旬に沖縄本島へ写真撮影旅行に行きました。この記事では、沖縄本島で撮影した絶景の名所を写真で紹介します。
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備瀬のフクギ並木について

写真撮影で足を運んだ経緯

今回は11月下旬に二泊三日で沖縄本島の写真撮影旅行に行きました。

フクギ並木を訪れたのは、美ら海水族館でイルカショーなどを撮影する前、つまり中日の午前中になります。当初の予定では、美ら海水族館内のみを午前中にさくっと撮影する予定でした。そんな中、現地到着時に写真スポットや面白い被写体をいろいろ調べると、美ら海水族館から海岸沿いを北に行ったところに「備瀬のフクギ並木」がある事を知りました。この時点でどんな景色なのか、写真撮影の被写体としてはどうなのか、全くの未知数でした。

つまり、その場で友人と相談した結果「これは行くしかないでしょ」となり足を運ぶ事に。

福木(フクギ)とは

では、フクギ並木とはいったいどう言うところなのか…。インターネットで検索しても、沖縄が公式にアナウンスしている情報が見つからず、個人的に色々調べてみました。

福木(フクギ)は樹高10-20mほどになる常緑の高木だそうです。雌雄異株で、5~6月には1.5cmほどのクリームの花を咲かせるとか。

分布はフィリピンや台湾、そして日本の沖縄本島から離島のある八重山諸島(石垣島・宮古島・西表島)などです。つまり、熱帯地域の暖かい環境で生息する樹木なんですね。

人の暮らしとの関わりについても書いてありました。フクギは生垣の役割を果たし、防風林・防潮林にも使われているとか。沖縄本島の本部町備瀬にある「備瀬のフクギ並木」だけでなく、久米島町真謝にある「チュラフクギ」もあるそうです。

備瀬のフクギ並木について

備瀬のフクギ並木についてちょこっと触れます。上でも書いた通り、防風林にも使われる常緑樹の並木道です。では、ここがなぜ観光スポットになっているのか。それは、サイクリングやウォーキングで散策できる環境に整備されており、何より雰囲気がとてもいい場所なのです。

確かにインターネットのブログで調べると、最近よく使われる「ジブリな雰囲気」とか「幸福を呼ぶパワースポット」などと、いかにも人が行きたくなるフレーズで紹介されていました。

また、牛車でフクギ並木を旅したり、林道にはカフェやシェアハウスがあるなど、のんびり時間のある方が楽しめる観光スポットとなっているのです。また、伊江村が目の前に見えるエメラルドビーチも近く、美ら海水族館と合わせて散歩するととても楽しむことができます。

備瀬のフクギ並木について自分なりに紹介してみましたが、伝わったでしょうか。

備瀬のフクギ並木の写真

では、実際に足を運び、SEL70200GMで撮影したフクギ並木の写真を紹介していきましょう。

美ら海水族館から海岸沿いを、徒歩で北の方に進みます。ホテルを過ぎて、やや内陸に入ったところに「フクギ並木」への案内板があります。この南北に続く遊歩道がメイン通りと言った漢字で、牛車の小屋やカフェ、自動販売機があります。また、周囲の案内板も沖縄や南国の雰囲気があっていいです。そして、この南北に続くメインの道から、網目状になっている細い「フクギ並木」に入っていく訳です。写真は、最初に細い並木道に入る様子。手前に赤い綺麗な鼻が咲いていたので、ついつい撮りました。

こちらは別の道から入った様子。左側に並ぶ太い木々が「福木=フクギ」ですね。今回は望遠レンズであるSEL70200GMしか使っていないので、今思えば超広角レンズでも撮影しておけばよかったですね。

なかなか雰囲気のあるポイントを見つけました。確かにこの写真を見ると「ジブリっぽい景色」と言う感想に納得できますね。トンネルのように辺りを包むフクギ並木と、陽の当たるトンネルの奥の世界がいろいろな想像を駆り立てます。ここでは何枚も記念写真を撮りました。

とある場所では、フクギの枝の上からつるのようなものがぶら下がっていました。本当に熱帯雨林らしい景色ですね。決してぶらさがったりはしていません。なんだかんだ長居してしまったのですが、ここから海岸に出てエメラルドビーチを写真撮影しました。その様子は次回に紹介するのですが、再び最後にフクギ並木の「定番構図のスポット」へ向かいました。

定番構図で撮る!

こちらがインターネットでも紹介されている備瀬のフクギ並木の定番構図です。

α7SⅡのダイナミックレンジは凄いですね。これ、トンネルは真っ暗で背景は真っ白な環境でした。自分の裸眼では背景の伊江村が全く見えなかったのですが、RAW現像で補正すると、みるみる伊江村が浮き出てきました。最初からもっとアンダーに撮ればよかった。

野良猫の写真

沖縄本島で驚いたのは猫の多さです。ここフクギ並木でもあちこちで野良猫を見かけました。

エメラルドビーチの写真

備瀬のフクギ並木の目の前には「エメラルドビーチ」があります。こちらでもガッツリ写真撮影をしたのですが、想像以上に綺麗なビーチでした。後日記事を書きたいと思います。

美ら海水族館のイルカショーの写真

こちらは、フクギ並木の後に美ら海水族館で撮影したイルカショーの写真です。美ら海水族館、フクギ並木、エメラルドビーチと一箇所に三つの観光スポットが集中しており、サンセットも綺麗な場所なので、一日ゆっくり滞在してもいいエリアですね。

美ら海水族館で撮影したイルカショーの写真の記事はこちら

沖縄本島にある美ら海水族館でイルカショーを撮影しました。この記事では美ら海水族館で撮影したイルカショーの写真や撮影方法を紹介します。

まとめ

沖縄本島の観光スポット「備瀬のフクギ並木」、いかがだったでしょうか。

沖縄本島の写真スポットと言えば、ビーチや灯台、美ら海水族館などが頭に浮かびますが、今回訪れたフクギ並木は、それらとはまた違った雰囲気が味わえる場所でした。

うっそうと生い茂ったフクギ並木の遊歩道は、直射日光が当たらず非常に快適に歩くことができます。また、少し熱帯雨林らしい雰囲気も楽しめます。

混雑状況について

今回フクギ並木へは11月下旬の平日の午前中に訪れました。フクギ並木自体は非常に広く、とても静かで混雑はしません。ただ、全く人がいない訳ではなく、一定の間隔で観光客は訪れます。同じ場所で記念写真を撮っていると、すぐに背景から人が歩いて写り込んでしまうと言った感じでした。また、ツアー客もおり、ハイシーズンの土日などはもっと混雑するでしょう。また、現地で暮らしている方の散歩コースにもなっており、観光客と合わせてサイクリングしている方もそこそこ見かけました。

周辺環境と注意点について

フクギ並木の遊歩道は非常に狭く、一箇所に溜まると他の方の通行の妨げになります。また、周囲にはカフェ・シェアハウスだけでなく、私有地があります。静かな環境のため、大声を出したりと環境を荒らさないように配慮しましょう。

フクギ並木全体は広いですが、網目状になっている為、各々自分の体力に合わせて回ればいいです。また、歩く途中に自動販売機だけでなく、カフェなどもあるので、予め飲料水を持っていなくても購入する事ができます。

基本情報

・所在地:〒905-0207 沖縄県 本部町備瀬

・アクセス:美ら海水族館の海岸沿いに北隣です。

那覇空港から車で約2時間、高速バスで約3時間。路線バス「備瀬入口」から徒歩約5分。

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