【映画】デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆を見た感想!

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こんにちは。

普段映画の感想を記事にする事はないのですが、今回の作品は特別なため書く事にしました。

日記の位置づけな為、デジタルモンスターが知らない方はスルーしてください。逆に、デモン世代の方には是非読んでもらいたい内容です!

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デジモンアドベンチャー

皆さんは、デジモンアドベンチャーと言うアニメをご存知ですか?これは、今から21年遡った1999年の3月から2000年の3月まで、テレビで放送されていたアニメです。

当時の自分は9歳であり、まだ小学生でした。デジモンと言えば、アニメが放送される前から育てて戦わせるポケットタイプのゲームが有名であり、自分たちは夢中になってやっていました。確か、たまごっちが流行っていた時代と被ると思います。

自分だけのデジタルな怪獣を育てて戦わせる。この夢のような遊びは男の子なら絶対にハマる内容でした。そして、このポケットタイプのデジモンゲームのキャラクターがそのまま登場する冒険物語「デジモンアドベンチャー」として作られた訳ですから感動しましたよ。

このアニメデジモンシリーズの物語は、02やテイマーズ、フロンティア、セイバーなど次々と続編が作られましたが、やはり初代デジモンアドベンチャーが大成功作であり、全てが完璧な冒険アニメになっています。挿入歌や物語性、キャラクターや人間関係など、その魅力は語りだしたら本当に終わりません↓

・育てるデジモンゲームのキャラクターがそのままアニメ化され登場したから。

(逆に、後付けで作られたキャラクターが登場する02以降のシリーズは好きになれない。)

・挿入歌が神レベルであり、デジモンの進化シーンは本当に飛び肌が立つレベル。

・物語性。映画、僕らのウォーゲームも最高であり、映画限定のオメガモンも最高!

・個人的にアグモンの進化系全般、特にウォーグレイモンが好きで、唯一フィギュアを所有。

デジモンアドベンチャーの魅力を沢山書きましたが、本当にアニメが夢に出てくるほど好きであり、小学校のクラス内では同時進行でデジモンカードが大流行していました。このデジモンアドベンチャーの登場キャラクターが、当時の自分と同じ小学生であり、幼少時代の想像力や冒険心を刺激するする部分がたくさんありました。自分が小学生だった頃の時代にデジモンアドベンチャーを作ってくれた事に、本当に感謝しています。

ただ、アニメが終わると同時にデジモンから距離を置くようになりました。それでも、中学校や高校時代になっても記憶から忘れる事はなく、当時2000円で売っていたウォーグレイモンのフィギュアをヤフオク一万円で落札したのは高校生の頃です。さらに、一年ほど前にもう少し高価なウォーグレイモンのフィギュアも購入し、今手元に大事にしまってあります。

【映画】デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆

本題に入る前に、数年前に上映されたデジモンアドベンチャーTry、実は自分は見ていません。ただ、あまり評判が良くなかったようですね。

と言う事で、2020年の2月21日になり、また新たに「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」と言う映画が上映開始となりました。

自分は頭の片隅で「またやるのか…」程度に流していたのですが、予告映像を見て、これは見に行きたいと思い、つい先日行って来ました。結果はまあ満足のいく物でした。ここからは、今回見に行った映画「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」の感想を書いていこうと思います。片っ端から書いているときりがないので、三段階に分かれたバトルシーンに沿って書いていきます。ネタバレありの内容になるのでご理解ください。

初戦

映画の始まりはいつも同じです。人間が生活している現実世界で異常現象が発生し、その原因がデジタルモンスターによるもの。今回は、東京の空にオーロラが出るシーンから始まりお馴染みの「ゴレロ」が大音量で流れました。これがデジモンアドベンチャーならでは。その後、初代デジタルモンスターの映画に登場した敵キャラクターのパロットモンが現れます。普段は戦いを好まないパロットモンですが、完全体の為暴走すると手に負えません。

今回は、始めにエンジェモンとエンジェウーモンが戦っていますが、パロットモンには歯が立ちません。その後、主人公の太一とアグモンが登場し、アグモンの進化シーンに入ります。この時にデジモンアドベンチャーで大人気の挿入歌「ブレイブハート」が流れるのですが、Tryのような劣化させた映像ではなく、ちゃんと初代デジモンアドベンチャーの進化シーンの映像を現代の最新技術で再現ていました。映画の始めからこの曲が流れた時は、本当に飛び肌が立ち感動しました。その後も戦いにちょっと苦戦するのですが、やまととガルルモンが途中参戦すると言う流れも、ファンの心を掴んでいると思います。

その後、パロットモンを追い込むのにグレイモンがメタルグレイモンに進化します。この時の映像も、初代デジモンアドベンチャーの映像のままでした。これは本当に正解です。具体的には勇気の紋章が雲の上まで届き、光を放ってグレイモンに降り注ぐのですが、この映像表現が小学生ながらに本当に好きで、今回最新映像で再現していたのは本当に嬉しかったです。

Tryの進化シーンの映像は幼い感じで本当に残念です。

こちらはブレイブハートの今回の映画バージョン。公式サイトかは分かりませんが、どなたかがアップロードしてくれていました。

中盤戦

話は進み、成長した選ばれし子供たちが次々に意識消失すると言う問題が発生します。この原因がデジモンによるものなのですが、このデジモンが今回の映画の敵である「エオスモン」です。このエオスモンは過去にないデーター構造でできたデジモンであり、データ上で戦いに向かうのですが、この入りもなかなかよかったです。

アグモン、ガブモン、エンジェモン、テントモンと、それぞれのパートナーの四ペアでエオスモンのいるアドレス空間に向かうのですが、このネット上の移動空間が、まさに2000年に上映された「僕らのウォーゲーム」と同じ表現であり、テンションが上がりました。

戦闘が始まるのですが、まずは四体とも成熟期に進化して攻撃します。この時点でエオスモンが成熟期なのかかん完全体なのかは説明されていません。四対一の優位な戦いなのですが、戦闘中にエオスモンが一段階進化します。この流れは僕らのウォーゲームと同じですね。四対一でも勝てなかったので、恐らくこの時点でエオスモンは完全体だったのではと思います。

この後、出し惜しみ話で行こう!の一言で、待ちに待ったオメガモン(アグモンとガブモンが究極体のウォーグレイモンとメタルガルルモンに進化し、さらに二体が融合したデジモン。映画でしか出てこない味方の中の最強のデジタルモンスター)への融合進化に入ります。オメガモンになる事で、エオスモンを軽々追い込むのですが、とあるトラブルが発生し、敵を逃がしてしまいます。また、映画中盤に充たないこの時点でオメガモンが登場すると言う事は、最後の戦いでオメガモンが負けると言うフラグも立ちますよね。

何はともあれ、オメガモンが映像となって戦う姿は本当にかっこよかったです。ちなみに、オメガモンのフィギュアは、現在オークションやフリマアプリで数万円で取引されています。

最終戦

中盤戦で勝てなかった原因が、太一とやまとが大学生になり、選ばれし子供としての力を失い始めているからと言う内容だったのですが、結局エオスモンの生みの親が、今回主人公たちと一緒に行動して来た、映画限定のぽっと出女キャラクターだったのです。まあこの辺は一歩譲って許すとしましょう。

最終戦でエオスモンを見つけ、オメガモンに進化した主人公たちが一気に追い込みます。しかし、ここでエオスモンが覚醒し最終形態に進化してしまいます。そして勿論、この後オメガモンは完敗してしまいます。この最終形態に進化したエオスモンの姿は本当に恐怖を抱く程リアル(例えればエヴァンゲリオンの使徒)であり、オメガモンとの体格差と戦闘シーンの表現は上手くできていました。しかし、ここでオメガモンが負けたのは正直ショックですね。

オメガモンが負けてからは、萎えるシーンが続きます。正直、ぽっと出の女キャラには感情移入ができるはずないのですが、このシーンがやけに長く苦痛でした。

最後は太一とやまと、アグモンとガブモンの気持ちの力が勝ち、最後の進化を遂げエオスモンを倒します。個人的にはオメガモンの形態変化を期待したのですが、それぞれが新しい進化を遂げました。このキャラクターがまた残念なのですが、映画場面の空気に救われ上手く収まっていました。と言うのは、基本的にデジモンアドベンチャーの最終進化シーンでは、そのデジモンは無言でかっこよく表現されます。アグモンとガブモンの新しい最後の進化、これは後々しっかりとした情報が出てくると思います。いずれにせよ、自分はオメガモン押しだったので残念でした。

余談ですが、僕らのウォーゲームの最終進化で初めてオメガモンが出てきました。この記事を書きながらアマゾンプライムで僕らのウォーゲームを見ていたのですが、やはり名シーン以外の何者でもない作りとかっこよさです。また、続編のディアボロモンの逆襲でもオメガモンは負けるのですが、あれは次世代のインペリアルドラモンを活躍させる為に仕方なかったですし、結果的にオメガモンの力でインペリアルドラモンパラディンモードに形態変化したので、結果はよかったです。

まとめ

今回は映画「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」を見た感想を書きました。

映画全体を通して、戦闘や進化シーンは初代デジモンアドベンチャーと似せて作ってあった為、当時のファンの心を完全に掴んでいました。特にブレイブハートと進化映像を変にいじらなかったところが素晴らしいです。この辺は、春から始まるアニメでも継続して欲しいところ。しかし、ぽっと出の女キャラクターには感情移入できず、終盤戦のだらだら感は本当に萎えるものでした。

あと、個人的にアグモンが究極体へワープ進化したウォーグレイモンが登場しなかったのが非常に残念です。初代デジモンアドベンチャーのウォーグレイモンへのワープ進化シーンは本当にかっこよく、先でも書いたとおり、ウォーグレイモンはデジモンの中でフィギュアを買うほど自分が一番好きなキャラクターだからです。

映画のラストシーンは太一とアグモン、やまととガブモンの別れのシーンだったのですが、この描き方は素晴らしかったです。特に、アグモンが太一に「太一、大きくなったね」と言うシーン、これは泣けるシーンだと思います。

アグモンとガブモンが姿を消したのが、明日何するの?の後だったのですが、個人的には、太一がかき氷を買って戻って来たらいなくなっていた方が、寂しさが増えて泣けたと思います。そうそう、アグモンのかき氷食べたいと言う訴え。これも初代デジモンアドベンチャーの冒険シーンで何度かりました。この辺も本当に上手く作ってありました。

最後に…。2020年の春からデジモンアドベンチャーがアニメ新しくなって放送されます。その内容はまだよく分かりませんが、聞く所によると初代デジモンアドベンチャーの内容をそのまま作り直したとか。

ただ、その目的がイマイチ分かりません。ファンから要望が多かったからだけでは作り直さないでしょうし、新しいファンを取り込みたいのか…。馴染みのある人間からしたら大歓迎ですが、そもそも当時の育てるポケットタイプのデジモンをやっていたからこそ、デジモンが映像化されたアニメにはまった訳で、今の小学生たちがデジモンアドベンチャーを見てハマるかは正直疑問な部分はあります。

ただ、最新技術と映像でアニメ化されるデジモンアドベンチャー、自分は必ず見ます。

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