サブカメラの選び方!ソニーα7ユーザーの自分がコンデジを購入検討してみる!

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こんにちは。

自分は現在、メインカメラを二台運用しており、α7IIIを写真撮影専用機、α7cを動画撮影専用機(兼サブカメラ)として使用しています。

そんな中で、本当の意味でのサブカメラとして、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を購入検討している為、その目的や選択肢をまとめてみたいと思います。

この記事を読む事で、デジタル一眼カメラをメインに行うユーザーのサブカメラの選び方を知る事ができます。

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サブカメラとは!?その選び方を解説!

写真撮影を日常の趣味活動として行う場合、なかなかカメラ一台だけでは収まりません。

それは、使用するカメラによって得られる写真(絵)が全く異なるからです。

日常を手軽にiPhoneで撮る人、アウトドアをアクションカメラで撮る人、撮影を目的に一眼カメラで撮る人。はたまた、用途別に複数台のカメラを持ち歩く人。このように、カメラの選択方法は十人十色であり、使用用途や目的により使い分けるのが一般的です。

サブカメラとは?

そもそもサブカメラとは、どう言ったカメラの事を言うのでしょうか。

sub(サブ)とはsubstituteの略であり、「補欠・補充員・控え選手・下位・補助の・副などの意味があります。これをカメラに置き換えて自分なりに解釈すると、サブカメラの用途は二パターンに分けられると言う結論に至りました↓

  • サブカメラとは、メインカメラが壊れた際に代用できるカメラの事である。つまり、メインカメラと同等の画質を持ち、いつでもメインカメラになり得るカメラの事を指します。良くプロカメラマンの方が、サブカメラはメインカメラと同じにするのが理想=同機種二台持ちがオススメと話している通り、これが一つのサブカメラの形と言えます。まあ、写真撮影で仕事をしている方にとっては当然の話ですよね。
  • サブカメラとは、メインカメラとは全く別路線のカメラの事である。つまり、メインカメラでは不可能な撮影や、写真活動の補助で使えるカメラの事を指します。例として、大きなセンサーとレンズを積んだデジタル一眼レフに対し、ポケットに収まるようなコンパクトデジタルカメラやセンサーサイズの小さなカメラなど、写りは劣るが起動性に優れたカメラを指します。これが、今自分が欲しいサブカメラに該当します。もう一つ例を挙げると、空撮が可能なドローンなんかは、まさにサブカメラの代表例と言えますね(自分にとってαがメインですが、ドローンをメインカメラにしている人がいるのも事実)。

このように、サブカメラ自体もその人の撮影スタイルや用途によって全く異なる為、自分の撮影スタイルに良く合ったカメラを選ぶ必要があります。

私に取ってのサブカメラを考えてみる!

ここでは、ブログ主の撮影スタイルでのサブカメラについて考えてみます。

先のも述べた通り、自分は今現在メインカメラをα7III、メイン兼サブカメラをα7cと使い分けています。この二機種は撮れる写真の画質が全く同じでありながら、形状の違いから静止画と動画と言う別用途で使い分けができ、理想的なコンビだと思っています。そして、一年間以上上記二台の組み合わせで運用し、旅行や星空撮影など、写真撮影を主目的に出かける際は非常に満足した結果が得られています。

しかし、フルサイズセンサーカメラは、やはり単焦点レンズを装着してもレンズ部が突出してしまい、持ち出しが億劫になる場面が増えてきました。特にα7cは、購入直後はショルダーバッグに入れて、意識的に都内の買い物等に持ち出していました。しかし、本音を言えばボディバッグで最低限の荷物で出かけたい。奥さんと都内に出かける為に、毎回防湿庫からカメラを出し、SEL35F18FやSEL55F18Zを装着し、これらが収まる立方体のバッグに入れる。この手間が、カメラの持ち出し頻度を下げていました。

ここで、自分にとって今本当に必要なサブカメラはコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)だと気がつきました。とは言え、実は自分はα7cを購入する前は、ポケットに収まるちゃんとしたサブカメラ(コンデジ)を持っていたのです。

ここからは、ちょっと思い出話にお付き合い下さい↓

RX100M3は私にとって最高のサブカメラだった!

自分の中で本当のサブカメラが確立されたのは、2016年にソニー RX100M3を買った頃です。

ポケットに収まるコンパクトさながら、1インチセンサーとハイスペックなレンズ搭載の超優等生なコンデジであり、常にバッグに放り込んで持ち運べるカメラでした。正確には、その前に初めての海外旅行(新婚旅行用)用に購入したパナソニック LX100と言うコンデジでしたが、やはり画質はソニーの方が上でした。また、一眼カメラαでメインの被写体を撮影しながら、RX100M3で現地のその他の記録を撮るなど、メインカメラとの使い分けに非常に役立ちました。このように、メインのカメラと使い分けができる起動力に優れたコンデジこそが、自分にとってのサブカメラだと思っています。

この動画は、RX100M3を数年間所有し、一緒に旅をしながら撮影したタイムラプス動画の一部です。今振り返ると、RX100M3は街歩きだけではなく、登山や石垣島、ハワイなど本当に沢山の場所に連れて行きました。動画の最後の夕景写真、2017年9月にハワイのオアフ島に持って行った時の様子で本当に懐かしいです。

特に2016年ごろはタイムラプス動画に熱中しており、メインカメラαで撮影している間、隣にRX100M3を置いてタイムラプス動画を撮るスタイルが定着していました。2022年現行モデルのRX100シリーズには、タイムラプス動画自動生成機能がないので、やはりRX100M3は本当に万能で優秀なサブカメラだったと思います。

その他色々買い替えがありましたが、以下に自分のサブカメラの購入履歴を列挙します。

  • 2013年春:NEX-7(Nikon D90のサブカメラで購入したが下向上だった件)
  • 2016年春:LX100(24-75mmf1.7スタートのマイクロフォーサーズセンサー)
  • 2016年夏:RX100M3(24-70mmf1.8スタートの1インチセンサー)
  • 2020年夏:ZV-1(動画専用機としてRX100M3から入れ替え)
  • 2020年冬:α7c(動画専用機としてZV-1と入れ替えα7SII売却)

このように振り返ってみると、コンパクトデジタルカメラRX100M3が、サブカメラとして使用していた期間がとても長かった事が分かりました。これが2020年に動画専用機ZV-1に乗り換えた事をきっかけに、動画を撮るならα7cの方がいいじゃんと買い替えが続き、結果として本来の目的であった小型軽量・コンパクトな持ち運びやすさを忘れてしまっていたのです。

2022年現在、動画はフルサイズ一眼でのLog撮影や、ドローンでの空撮、ジンバル撮影、動画編集ソフト=DaVinci Resolve・Final Cut Proと二年間くらい一通りやったので、まあ一回りして少し飽きて来たと言う感じです。 つまりは、動画撮影機材を一式売り払い、また写真撮影スタイルメインに戻そうかなとも思っています。

以下では、サブカメラのコンデジ選択で優先したい項目や求めるものを箇条書きしてみます。

  • あくまで持ち運びと記録写真がメイン
  • 多少サイズが大きくても電源OFF時にレンズが突出していないカメラ
  • ズームレンズの必要性は低く、できればセンサーサイズが大きい
  • jpeg撮って出しで使う事が多くなるカメラ
  • 所有欲や質感に拘り、価格は多少高くても構わない
  • サブカメラの為、最新機種や現行モデルに拘らない

購入検討中のサブカメラ(コンデジ)

ソニーのRX1R2

α7RIIと同様の超優秀なフルサイズセンサーに加えて、カールツァイスレンズ35mmf2の単焦点レンズが一体型となった最高峰のコンデジです。
もう何度も購入を検討しましたが、発売日が2016年でAF等のスペックがあまりに古く、価格帯が下がっていない事がネックで購入に踏み切れず。写りは本当に素晴らしく、自分の大好きな35mmf2のレンズを搭載している所が非常に嬉しい。コンデジにしてはやや大きいものの、なんとか箱型に収まっているのもいい。コンデジ全般に言えますが、シャッター音のチープさは否めませんな。

ソニーのRX100M5A

1インチセンサー以上のコンデジ+サブカメラの実用性で言えば最高の選択。EVFや、背面モニターのチルト式、搭載レンズが24-70mmf1.8スタートを継承しており、最もコンパクトなボディ。吐き出される写真の解像度は本当に高く、撮影設定をしっかり追い込めば、風景写真において一眼カメラに引けをとりません。
ただ、自分が過去に使っていたRX100M3とZV-1と中身が同じな為、面白みに欠ける。ちなみに、RX100M5〜7は高倍率ズームレンズに路線変更した為、24-70mmf1.8スタートを求めるならRX100M5Aが最適解。

ペンタックスのリコーGRIII

自分にとって未知と言えるリコーのスナップシューター。コンパクトデジタルカメラらしいデザインとボディサイズであり、aps-cセンサー28mmf2.8の単焦点レンズを搭載しているのも大きな魅力。しかし、EVF無しの背面モニター固定式。実際に手に取り購買意欲は湧かず。

ペンタックスのリコーGRIIIX

スナップシューターGRIIIの兄弟的なカメラ。aps-cセンサー40mmf2.8の単焦点レンズを搭載しており、上記と二台持ちにするなら非常に魅力が湧くカメラ。しかし、GRIIIと同様手に取り購買欲が湧かず。

富士フィルムのX100V←多分数日以内に買います!

今現在最も購買意欲が高まっておいる15万円以上のコンパクトデジタルカメラ。
jpeg撮って出しが最も好評な富士フィルムのフィルムシュミレーションを搭載しており、かつaps-cセンサー35mmf2の単焦点レンズを搭載。更に、背面モニターが自分好みのチルト式液晶であり、EVFとOVFが両方使える!極め付けは高級感のあるかっこいいデザインであり、まさに今の自分にとってドンピシャなカメラ。
自分が長い間RX1R2に求めていた物が見事にカバーされていながら、発売時期が2020年と比較的新しく、瞳AF等X-Pro3譲りの最新機能は搭載されている。もはや購入しない選択はないカメラでした。
実はX100V、先日銀座のソニービルに行く途中に立ち寄ったビックカメラでたまたま手にして一目惚れしました。たった一つの唯一の欠点は、コンデジ特有のシャッター音。これだけは非常に残念ですが、無音に設定すれば解決するでしょう。
あとは、RX100M3が行えていたタイムラプス動画自動生成機能ですが、これを富士フィルムのカメラに求めるのはお門違いですし、本当にタイムラプス動画をカメラ内でやりたいなら、NikonのZfc辺りが理想になってきます。
実はNikonのZfcは気になり何度も見に行きましたが、ダブルマウントは本当に不効率・不経済な為除外!
jpeg撮って出しは富士フィルムだけどフルサイズセンサーカメラなし。タイムラプス動画自動生成はニコンだけ。カメラボディとレンズラインナップはソニーなど、カメラメーカー同士が本当に食い合わないよう住み分けされているのが憎いですね。

まとめ

今回は、α7シリーズをメインカメラに使っている自分が、サブカメラのコンデジ選びについてまとめてみました。

特に単焦点レンズを搭載している高級コンパクトデジタルカメラは、発売から時間が経っても中古価格帯が下がらない傾向にあり、資産価値が高いです。おそらく、2022年現在X100Vを15万円で買い、2025年に売却したとしても10万円は下回らないのではと予想しています。

ただでさえ競争相手の少ない高級コンデジカテゴリーであり、世界情勢からして後継機はしばらく出ないので、買いたいと思った今が買い時ですな。

余談になりますが、キヤノンにも上記で紹介したようなスペックのカメラが出ています。自分は、中学時代の2003年に初めてオリンパスのコンデジを手にし、その後にニコンやソニー、パナソニックのカメラを使って来ました。また、ペンタックスのK-1やKPなどのカメラは、星空撮影の為に購入を検討しました。ただ、王道キヤノンのカメラだけは今まで一度も手を出した事がありません。「眼中に無い」と言う言葉がありますが、家電量販店に寄ってもキヤノンコーナーだけは行かず、嫌いと言うよりは本当に興味がないんだな、と感じています。

優秀なカメラを出し続け、人気のあるメーカーのはずなのに、自分でも不思議です。

それではまた。

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