こんにちは。
自分は普段、デジタル一眼カメラで写真撮影を行っていますが、実はフィルムカメラを一台所有しています。それがニコン F3 HP。確か、2018年にニコンのCMに登場たのをきっかけに一目惚れし、10月にフリマアプリで中古で購入しました。
この記事では、つい先日にフィルム写真を現像して来たので、そのお話をします。
目次
3年越しにフィルムカメラの写真を現像した!
トップ画像に載せたのが、自分のフィルムカメラ ニコン F3 HPです。
黒いカメラボディに白い文字でNikonと書かれており、とにかくかっこいい!また、フィルムカメラ用はAi Nikkor 50mmf1.4一本だけと言うのも拘り。ただ、最近28mmの単焦点レンズが欲しくなり、追加購入するか迷っています。
話は本題へ進みます。
2019年の秋頃に24枚フィルムを入れ、ソニーαでの写真撮影と一緒にちょくちょく持ち出していました。ただ、20枚くらい撮った頃から放置してしまい、色々あり2022年3月に撮影を再開しました。
今回使用したフィルム!
今回使用したフィルムは、フジフィルムのカラーネガフイルム「フジカラー24枚撮り、iso100」です。商品の特徴は、ハイライトからシャドーまでの再現領域が広く、ISO100ならではの優れた粒状性とマッチし、自然な肌色を再現すると書かれています。
こちらは自分が人生で初めて購入したフィルムになりますが、実はなんとなく屋外撮りでiso100、何となくフジフィルムは聞いた事がある、程度で選んだのを覚えています。
ニコン F3 HPで撮影したフィルム写真
ここからは、今回現像したフィルム写真をずらずら並べて紹介していきます。
ちなみに、2019年頃から撮りためたフィルム写真ですが、フィルム自体の使用期限はとっくに切れています。
富士五湖紅葉狩りとフィルムカメラ
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
2019年11月に、山梨県の河口湖エリアへ紅葉狩りに行った際に撮影した写真。
この日は夫婦と友人の三人で出かけたのですが、富士五湖エリアは紅葉真っ盛りでした。こちらは、川口浅間神社に登った際に撮影した一枚です。日没前でやや逆光気味な環境でしたが、左上の紅葉した楓が鮮やかに写っています。
風景写真ですが、フィルム写真とは思えない解像感。
千葉県南房総とフィルムカメラ
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
2020年4月に、千葉県の南房総にある野島崎灯台に行った際に撮影した写真。
この日も夫婦と友人の三人で温泉旅行に行ったのですが、天の川撮影の翌日に灯台の周りを散策しました。まだ新緑前の季節であり、順光でも全体の彩度とコントラストの低い絵に仕上がっています。これもフィルムならではの絵ですね。
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
天の川撮影ではベンチの下からシャッターを切ってばっかりですが、この時ばかりはちゃんとベンチに座り、太平洋の大海原を眺めてみました。
こちらは友人にシャッターを切ってもらったのですが、水平軸が完璧に取れていますね。後でお見せしますが、海ぼたるで自分が撮影した写真は、水平軸がブレブレです。
千葉県大福寺 崖観音とフィルムカメラ!
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
野島崎灯台を後にし、千葉県にある大福寺崖観音に行きました。
切り立った崖にこんな素晴らしい寺院があるなんて正直驚きました。また、桜がちょうど満開の頃でもあり、素晴らしい写真が撮れました。
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
急な階段を登って本堂から撮影した一枚。寺院らしい屋根と満開の桜がいい感じです。
ポートレート写真の撮影とフィルムカメラ!
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
とてもロケーションが良かったので、奥さんをモデルにポートレート写真を撮影しました。
ここは桜と新緑が多く、空も良く晴れていた為非常に彩度が高くでました。今回使用した富士フィルムのカラーネガフイルム「フジカラー24枚撮り、iso100」は、快晴時に非常に彩度が乗りやすいみたいです。
この写真は、今回の記事では最もお気に入りで、使用したフィルムの特徴をよく引き出せた一枚だと思っています。
海ぼたるパーキングエリアとフィルムカメラ!
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
夕刻の頃に、千葉県の海ぼたるパーキングエリアで撮影した一枚。
ここでは風景写真だけでなく、夜景写真のビームライトなども撮った事がある思い出の場所です。友人と千葉方面に行く際は必ず立ち寄り、タピオカドリンクを飲むのが日課でした。
そして、自分が風景写真で一番重要視する水平軸が見事にあかん事になっています。普段のデジタル処理がいかに便利なのか、自分の腕の低さが顕になる一枚ですね。
紅葉する駒止の滝とフィルムカメラ!
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
時間が一気に飛び、2021年10月に栃木県那須高原の駒止の滝に行った時の写真です。
展望台から覗き込むと見える美しい滝。この日は紅葉の時期としてはベストでした。自分は車の免許が取得できませんが、どうしても駒止の滝を見たく、始発で公共交通機関と徒歩でアクセスした思い出深い撮影でした。
ソニーαでの写真撮影に加え、この日よく重たいフィルムカメラを持ち出した物です。デジタル一眼カメラで撮影した美しい駒止の滝の紅葉写真はこちら↓
新宿の路地とフィルムカメラ!
フィルムカメラ=ニコン F3 HP+Ai Nikkor 50mmf1.4
最後は2022年3月に撮影した一枚。
フィルム自体は2019年に装着したため、24枚撮りのフィルムである事をすっかり忘れていました。そんな事も知らずに、ガッツリ新宿でのスナップ写真撮影で使い切ろうと思い持ち出した重たいフィルムカメラ。ちょうど23枚までシャッターを切っており、この一枚で巻けなくなりました。
今まで紹介して来た風景写真と比較し、都会の裏路地は本当に絵になりますね。フィルムカメラは、本来風景よりもこう言ったスナップの方が向いているかもしれません。また、今回使用したフジカラー、iso100は、曇り空では一気に彩度が落ちる事がわかりました。
まとめ
今回は、3年越しに現像したフィルムカメラ ニコン F3 HPで撮影した写真を紹介しました。
実際に写真屋さんに持ち込み現像された写真を見て、すっかり忘れていた場面やとても懐かしい場面が多くありました。そして、フィルム写真から思い出に浸る事で、懐かしくもありとても幸せな気持ちになりました。
一度の写真撮影で何百枚もシャッターが切れるデジタルカメラと違い、フィルムカメラは一枚一枚丁寧にシャッターを切ります。また、フィルムと現像代など、フィルム写真はランニングコストが地味にかかります。その為、デジタル一眼カメラのソニーαのついでに数枚撮るスタイルが自分には合っていました。
この運用方法だからこそ、今回のような宝箱=タイムカプセルな気分が味わえました。
カメラの持ち出しや現像を忘れていただけだろ!と言われてしまえばそれまでですが、今回現像した事で、フィルムカメラならではの楽しみができたと感じています。
もう既に、次現像するiso400のフィルムが控えているので、是非お楽しみにお待ち下さい。
それではまた。