こんにちは。
今回紹介するのは、カメラ側に取り付けられる三脚座「二層型回転リングATOLL」です。
風景写真や星景写真など三脚を使った写真撮影時に、カメラの縦位置・横位置を瞬時に切り替えができる本当に画期的なアクセサリーです。
是非ご覧ください。
目次
カメラ用三脚座「二層型回転リングATOLL」
一年ほど前に、インスタグラムの広告で銀色の三脚座が紹介されていました。
それが二層型回転リング ATOLLなんですが、当時はクラウドファンディングを行なっており、こんな商品が出るんだ、、程度に見ていました。ただ、よく見ると広告のモデルとなっているカメラが、自分の使用しているソニーのα7cだったのです。銀色の洗練された三脚座デザインに、シルバー色のα7cがマッチしていおり好印象。
そして、その構造を見た瞬間に分かったのが二層型回転リング ATOLLはバリアングル液晶モニターを搭載したカメラのL型プレート互換品に最適ではないかと言う事です。
自分が何度も非難しているように、三脚を使用した風景写真撮影で必須なアイテムであるL型プレートをバリアングル液晶モニターを搭載したカメラに装着すると、横位置撮影でチルトができなくなります。これが様々な環境での三脚写真撮影で致命的なのです。
撮影での「縦位置、横位置の変更が面倒」という悩みを解消!L型プレートが進化したカメラ専用二層型回転リング『ATOLL』ついに誕生!カメラのボディにATOLLを装着することで、どこでも横位置←→縦位置を180°一瞬で調整可能!シャッターチャンスを逃しません!
開封編
元箱と開封
ATOLL 回転リングの外観
カメラ本体(α7c)に装着してみる
回転リング ATOLLを装着したままでも、レンズ交換が可能。
90度回転させても収まりが良好であり、装着したままでもカメラバッグ収納が良好。
レンズ着脱ボタンはやや押しにくくなるものの、夜景撮影中実害はありませんでした。
社外性のレンズを装着してみる
SIGMA14-24mmf2.8DGDNにも問題なく着用可能!雑に取り付けるとズレます💦
SIGMA100-400mmDGDNにも問題なく着用可能!推奨は重量1kg/200mm未満のレンズ。
実際に撮影現場で試用してみる
FUJIFILM X100Vで撮影
今回二層型回転リング ATOLLを導入してみて、結果は大当たり!
実際にバリアングル液晶モニター搭載のα7cに取り付けて夜景撮影(長時間露光)を行なって来ましたが、目線より低い位置でもチルト液晶が可能であり、使い勝手は抜群でした。
FUJIFILM X100Vで撮影
また、L型プレートは縦位置と横位置を切り替えにカメラ本体を一度雲台から外さないといけないのに対し、二層型回転リング ATOLLは安全に瞬時に切り替えができました。
SEL2470GM2との組み合わせでバランス良好/FUJIFILM X100Vで撮影
こちらは横浜のみなとみらいの大桟橋に持ち出した時の写真です。
α7cのコンパクトボディにこのクラスのズームレンズを装着すると、正直アンバランスです。そんな時も、回転リング ATOLLを装着するとバランスが良好になります。
まとめ
三脚を使った風景写真撮影に最適なアクセサリー「二層型回転リング ATOLL」、いかがだったでしょうか?
使い勝手が抜群なのは勿論ですが、予想以上にカメラに装着した状態でのカメラバッグへの収まりも良く、もはやサブカメラには付けっぱなしでいいのではと感じました。一点だけの欠点が、回転リング ATOLLを装着してしまうと、手持ちのグリップ感が劇的に悪化する点です。
是非後継機が出るなら、カメラのグリップ感を損なわない構造にして欲しいですね。
それではまた。