【拡散希望!】ポトレ勢のマナー違反!申請の義務化等ルールの整備を

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こんにちは。

今回はカメラマンや写真撮影におけるマナー違反と改善要望を含めた記事です。

長年カメラで写真撮影を行なっている自分が、ずっとモヤモヤと引っかかっていた事例があり、この問題が客観的に見ても改善するべきと確信したので、思い切って記事にします。

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ポトレ勢のマナー違反が多発!

みなさんは、ポートレート写真撮影をご存じでしょうか。

さくっと調べると、ポートレートとは肖像画や肖像写真の意味で、被写体=「人物をメイン」として撮られた写真の事をいいます。

そして、人物撮影は一般的に、スタジオ写真形式とスナップ写真形式に分かれます。本題では、後者のスナップ写真撮影のお話になります。

自分は、そもそも奥さんや家族しか人物写真を撮影しません。しかし、世の中にはモデルに時間制でお金を支払い(その逆も然り)、営利目的や作品目的に写真撮影(スナップ形式のポートレート写真)を行なっている方々が存在します。

そして、問題が起きている一番の原因は、ホテルの一室やスタジオ等を使用せず、一般の観光客が往来する観光地や景勝地、四季のイベント中にポートレート写真撮影を行なってしまう方々が一定数いる事です。この「ポトレ勢」が、最近マナー違反を起こしやすいのです。

※前提として、場所・時間を選び、一般の観光客等他人に迷惑をかけず、2人組など少人数でポートレート写真撮影を行なっている方々はマナー違反に値しません。あくまで他人に迷惑をかけるポトレ勢が一定数存在し、最近増えて来たので規制やルールの整備を求めたいと言う意味合いがあります。

個人的には後に撮り鉄問題に匹敵するほどのマナー違反も出てくるのではと感じています。

本来こう言った意見はSNSで書く事では無い!ブログで書くことでは無い!と思われますが、先にも述べた通り、自分個人の主観ではなかった事を昨日再確認できた為、記事にします。

それでは、ポトレ勢のマナー違反の例を紹介していきます。

ポトレ勢マナー違反の事例

京都の庭園で起きたトラブル

自分がポトレ勢の脅威を初めて知った事例になります。

もう5年くらい前の話でしょうか。京都の某庭園で、和装のウェディングフォトをスナップ形式で撮影していたそうです。カメラマンは営利目的な為、アシスタント、依頼主のモデル込みで4〜5人の集団となります。個人的にこの集団が問題です。

このポトレ勢が、一般の観光客が往来する鑑賞ポイントで長時間場所を陣取り写真撮影を行っていました。彼らは営利目的な為、一般の観光客に場所を譲る等は絶対にせず、圧力を持って観光客を追い返します。

しかし、一般の観光客も入園料を支払っています。これ、明らかにマナー違反ですよね。

この問題、当時大炎上した為庭園側は即対応し、営利・商業目的の写真撮影を行う場合は追加料金=使用料金を支払う事になりました。

個人的に、この庭園の対応策が改善案の答え(規制・ルール整備)なのです。

ポトレ勢は、現地に用意された庭園や花火が「主題」ではなく、モデル(別途用意した被写体または商品)が「主題」として活動(写真撮影)を行ないます。その為、管理局に申請書(使用届等)を申請し、場合によっては別途追加料金を支払うべきなのです。申請形式・有料化する事で、人気の観光地ではポトレ勢が厳選され、結果的にマナー違反が減少します。

イメージは無人飛行機(ドローン)と同様に管理局に申請するかたちに近いですね。

問題は、記念写真は?個人と営利目的との棲み分けは?と言う判断の必要性が生じて来ます。ただ、これは大した問題ではありません。ポトレ勢のルール違反を撲滅させる文化を定着させればいいのです。

この改善案のお話は、以下のまとめでお話します。

埼玉の巾着田で起きたトラブル

2018年の秋に彼岸花で知られる巾着田で起きたトラブル。

ポトレ勢は、モデルにシャボン玉を飛ばさせて映える写真を撮ろうとします。これにより、場所の陣取りだけでなく、花壇への侵入、生態である彼岸花に洗剤がかかる等大炎上し、即シャボン玉中止のルールができました。最

星空撮影地で遭遇したポトレ勢

これは前にも当ブログで書きましたが、景勝地の星空スポットで起きたトラブルです。

景勝地=星空撮影地の場合、基本的にライトは全て消し、前景となる方向にカメラを向けるのが撮影方法です。しかし、ライティングを多用した星空ポトレ勢に遭遇する場面がここ数年で一気に増えました。

彼らは景勝地の前景を撮影する訳でもなく、海岸全体に散らばり灯りを振り回します。この行為が個人的に違和感でしかなく、景勝地ではなく無人の海岸(外人が多く恐らく有名な景勝地しか探せない)とかで行なってほしいと感じました。

繰り返しになりますが、大多数や観光客の迷惑になる行為はマナー違反です。

景勝地=滝で遭遇したポトレ勢

これは先月の平日に滝の景勝地へ行った時の話。

滝の手前にモデルの女性を座らせ、その周りから複数人の男性カメラマンが写真撮影を行うと言う異様な光景に遭遇しました。これ、京都のような有料の庭園では無かった為大事に発展しませんでしたが、滝を鑑賞・撮影しに来た人間にとっては本当に大迷惑でした。

そして最後のトラブル事例が遂に起きました!昨日のお話です↓

遂に確信!SNSで発信された花火大会でのトラブル

これを呟いてくれたツイッタのユーザーさんには本当に感謝です。

2023年7月4日水曜日。この日は東京競馬場花火大会が開催されました。平日にも関わらず現場周囲は物凄い人が集まったらしく、何故日本人は一箇所に集まるのかと嫌になります。これは勿論、人口密度が高いからではなく、日本人やアジア系人種の特徴=承認欲求が強く右倣え、他人がやっているなら自分も!と言う感情が強いからです。

ここで話を戻し。

花火大会の後、現地で花火鑑賞を行なっていたとあるツイッターユーザーの呟きを見ました。

東京競馬場で花火鑑賞中、ポトレ勢のマナー違反が本当に酷かった。一般の観客が座って鑑賞している中、ポトレ勢は最前列で立ち、モデルにランタンを持たせて撮影を行なっていた。視界が遮られとても不快だった。更に、ポトレ勢は多数いた。

と言うもの。

勿論、浴衣にランタンを持たせるのは写真映えを狙いSNSに発信する為でしょう。

まとめ

花火大会のツイートを目にし、自分が長年抱いていた感情は間違っていなかったと再確認。

また、恐れていた事=SNSが流行る昨今、ポトレ勢の脅威は撮り鉄に引けを取らない事態に発展するのでは無いか!がこれからどんどん悪化すると予期し、これは改善案を拡散する必要があると判断しました。

カメラマンのマナーとして、基本的に一般の観光客や多数の人間の邪魔になる行為はマナー違反です。よって、庭園でのウエディングフォトや景勝地でのライティング行為、ポートレート撮影、花火大会でのポートレート撮影もマナー違反な訳です。

そうそう、三脚場所取り問題も追記しておきます。最近いろいろな方の意見を聞きましたが、やはり客観的に見て無人の場所取りもマナー違反です。移動されたり盗まれても、非はカメラマンにあり泣き寝入りする必要があります。

ポトレ勢撲滅に向けた改善案!

改善案は非常に簡単です。基本的には無人飛行機(ドローン)と同様。

  • 観光地や公共施設でのポートレート撮影禁止を看板等で掲載する。
  • 営利・商業目的の場合は、別途管理局に申請書を提出し専用プレート等を首から下げる。
  • 長時間写真の撮り合いを行う場面に遭遇したら、注意・警備員に通報する文化を作る。

家族や個人での記念写真との棲み分けについてですが、これは簡単です。記念写真の場合、撮影は短時間で終わります。ポートレート撮影の場合、長時間場所の独占が始まります。この辺りはグレーゾーンになりますが、基本的が周囲が迷惑だと感じた時点で、注意し合う・警備員に通報する「文化」を作るのです。

これに対し、恐らくポトレ勢からは「禁止や申請ルールなんてされたら撮影できなくなる!」と批判的な意見が出てきます。世の中にはこれだけ沢山の人間がいるので、賛成意見・反対意見があるのは普通。しかし、喫煙禁止エリアの拡大、三脚禁止エリアの拡大、無人飛行機禁止エリアの拡大・法律整備など、さまざまなカテゴリーにおいて、他人に迷惑をかけるマナー違反があった場合、必ずルールや環境整備が行われて来たのです。

そして、ポトレ勢は規制・ルールの整備をかけないといけない時期に来たのです。

コロナ禍が終わり、外国人旅行客が急増し、このような問題は今後も増え続けます。もしこれ以上に酷い事例に遭遇した場合はどう対応しようか考えました。結論。この記事を、観光協会や公共施設等に片っ端から発信していこうと思います。

そうそう、先日に書いたドローン申請における管理局の対応問題。当記事のURLを載せた上で管理局に改善案を問い合わせました。その後、謝罪と改善の返信が来ました。何においても、世の中は行動力ですね(まあクレーマーですが、完全にこちらに非はなかったので)。

それではまた。

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