こんにちは。
1月下旬から2月上旬にかけて四泊五日で行くイタリア旅行の記事の続きを書きます。
この記事では三日目(中日二日目)のローマとヴァティカン市国の様子を紹介します。
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目次
今回のローマ観光について
ここでは、今回のローマとヴァティカン市国観光について書きたいと思います。
四泊五日のツアー自体が イタリア-永遠の都 ローマ旅行 なんですが、昨日は高速鉄道でフィレンツエまで行ってしまった為、実質ローマ周辺を観光できるのが、三日目(中日二日目)の今日だけになります。
ローマはご存知の通り、歴史部会巨大建造物(トレヴィの泉やコロッセオなど)が多いことで知られていますね。地下鉄と徒歩で、十分主要な観光名所を巡ることができます。
ヴァティカン市国は世界最小の国であり、ローマの隣に位置しているため地下鉄で行けます。
今回の旅行のみそは、なんと言ってもローマの地下鉄に乗る事。ドキドキの移動ですね。
ローマ観光 のスケジュール
昨日はホテルの朝食をカットしてまで早起きし、フィレンツエへ飛びました。その為、本日はしっかりホテルで朝食をいただき、ローマ観光へ出発します。
・7時過ぎ:起床(昨日の過酷な活動後爆睡し、思いの他疲労が取れていた)
・7時半:ホテルで朝食(ベーコンやサラダ、クロワッサンのパンがとても美味しかった!)
・8時半:ホテルを出発(今日のローマは一日雨。地下鉄乗り場までは徒歩5分の好立地)
・9時過ぎ:ヴァティカン市国到着(地下鉄B線で六つ目の駅迷うことがなく行けた)
・9時半:ヴァティカン博物館を訪れる(世界的にも超有名な巨大博物館であり、美術館)
・12時半:ヴァティカン市国 サン・ピエトロ大聖堂を訪れる(絶対に外せない観光名所)
・13時半:昼食(ヴァティカン市国正面通りにあったイタリアのレストランへ)
・14時半:買い物(ヴァティカン市国周辺にてお土産や革物などを沢山買った)
・15時半:一度ホテルへ戻る(夜景撮影に向け、一度ホテルに荷物を置きに戻った)
・17時:夜景撮影(ヴァティカン市国周辺の夜景を撮影しに再び地下鉄に乗る)
・19時:買い物(ヴァティカン市国周辺にて、先ほど行けなかったショップに立ち寄る)
・21時前:ホテル着(この日はお腹が空かなかったため、まさかの夕飯を食べず。)
ざっくりこんな感じになります。今回は残念なことに、丸一日雨が降っていました。その為、昼間は屋内の観光と写真撮影をメインに行い、屋外は全て夜景にシフトしました。
結果的に、日中はヴァティカン博物館とサン・ピエトロ大聖堂、夜にサン・ピエトロ大聖堂とサンタンジェロ城を撮影すると言う流れにし、本来は昼間訪れるべきローマの主要な観光地、コロッセオ・スペイン広場・トレヴィの泉(夜も綺麗)は全てカットしました。
ローマ観光 のカメラと撮影機材について
結果的に、今回巡るローマとバティカン市国で必要だったカメラ機材は以下です。
昼:α7RⅡ+SEL1635GM
夜:α7RⅡ+SEL24105G+三脚
α7SⅡを使わなかった理由は、夜景では三脚を使った事、日常では見られない景色を記録する為高画素機を使ったからです。
と言いながら、実は体力には自身があったため二台とも持っていったんですヽ(・∀・)ノ。
これに加えて、常に折りたたみ傘をさしながら夜景を三脚で撮影したと言う過酷な状況。
ローマ観光 に使用したカメラバッグ
上記の撮影を快適にしてくれたのが、前回も紹介した新しく購入したこちらのカメラバッグ。
エンデュランス のエクステンドと言うモデルです。
カメラバッグに付属のレインカバーがかなり便利でした。レインカバーをかぶせる事で、雨を防げるだけでなく盗難防止にもなりました。
レインカバーなんて、登山のザックに使うイメージがないですからね。
ローマとヴァティカン市国観光の写真
ここからは、実際に撮影した写真を並べながら旅の様子を紹介していきたいと思います。
ローマ ~ ヴァティカン市国 移動
地下鉄切符を買い ローマの地下鉄 に乗る
宿泊したホテルからローマの主要駅であるテルミニ駅までは徒歩5分。
雨が降っていたので、途中地下路を通って行きました。
まずは地下鉄の切符を買います。地下鉄の切符は自動券売機で購入するのですが、イタリア語から英語表記に変更することができます。
一回切符を買うよりも、四回以上地下鉄を利用する場合は24時間切符を購入する方がお得です。24時間地下鉄乗り放題で確か7.9ユーロ。
自動券売機は複数並んでおり、どれも列ができていました。自分は事前にインターネットを使い使い方の予習をしておいたので、テンパらずすんなり購入する事ができました。ツアーに参加したグループ会社の友人は、時間がかかり後ろの外人さんに怒鳴られたそうです。
ちなみに、自動券売機に張り付きお金を要求してくる難民さんには絡まれませんでした。盗難被害が非常に多いヨーロッパの地下鉄。そんな中、最近イタリアは軍人さんがパトロールしてくれており安心との事。迷彩服にライフルを持った軍人さんが普通に歩いていました。
一見日本の地下鉄となんら変わらないですね。
今回はヴァティカン市国に行くため、地下鉄A線に乗ります。ローマの地下鉄は、A線とB線しかなく、駅構内に大きく案内表示がしてあるので迷うことがなかったです。しかし、行き先だけは一度反対方向行きに乗ってしまいましたヽ(;▽;)ノ。
降りた駅は、テルミニ駅から六つ目の オッタヴィアーノサンピエトロ と言う駅です。サン・ピエトロ大聖堂やヴァティカン博物館など主要な観光名所の最寄り駅のため、下車してからもある程度人の流れがあり、その後の移動に迷うことはありませんでした。
ヴァティカン市国の壁が姿を現す!
地下鉄(オッタヴィアノサンピエトロ駅)を下車し地上へ出ると、ちょうど十字路になっています。ヴァティカン市国に行くには、南方向へ歩きます。
この辺りから周囲にはショップが多く、買い物や飲食には困りません。
南へ歩くと5分も経たずに、路面電車の走る大きな交差点に出ます。
そこから右前方(南西方向)に目をやると、巨大なコンクリートの壁が姿を現します。
この壁が ヴァティカン市国との国境 です。
ここからサン・ピエトロ広場とサン・ピエトロ大聖堂を目指す場合は南へ直進します。自分たちはヴァティカン博物館へ行くため、交差点を右(西方向)へ曲がりこの壁沿いを進みます。
この写真でも、すでに壁沿いにはヴァチカン市国に向かう観光客の列ができていますね。
時刻は現在朝の9時過ぎ。ちなみに、ヴァティカン博物館の会館は朝9時ですが、会館前入場なんて言う大きなメリットがあるツアーも存在するそうです。また、聞いた話では、入口で客引きし、案内してあげるからお金ちょうだい、などと言って大金を要求する悪人がいるとか。
ヴァティカン博物館 を訪れる
時刻は朝の9時過ぎになります。
オフシーズン土曜日の雨と言う条件で、そこそこ行列ができていました。
いよいよヴァティカン博物館に入場します。雨の中列に並ぶのですが、事前にインターネットで予約してチケットを購入している客と、今から窓口でを買う客では並ぶ列が違います。
2019年2月現在、現地の窓口で買う列は左、すでにチケットを持っている場合は右の列でした。まあ、現地で買う列の方が混んでいるのと、案内の方がいるので迷わないと思います。
ちなみに、自分たちは事前に購入していたため右の列に並びました。
こちらがヴァティカン博物館の大きな門ですが、入口はこの左手になります。
雨の中記念写真を撮る方が多くいました。
ここからはヴァティカン博物館内を観光します。
7kmもあると言われるヴァティカン博物館内部。
全てを見るには半日では足りないと言われています。自分たちも一通り見学し、システィーナ礼拝堂(撮影厳禁)を経てサン・ピエトロ大聖堂についたのがお昼頃でした。
ヴァティカン博物館内部は写真撮影が可能(フラッシュ・三脚禁止)です。その写真たちは後々たっぷり紹介しますね。
この綺麗な天井絵は、ヴァティカン博物館内部の 地図の回路 です。
サン・ピエトロ大聖堂 を訪れる
ヴァティカン博物館をたっぷり見学し、12時を過ぎました。
次に訪れるのはヴァティカン市国では絶対に外せない観光名所 サン・ピエトロ大聖堂 です。
本来はヴァティカン博物館から出て、ヴァチカン市国の壁沿いを戻り、サン・ピエトロ広場から列に並び入場チェック(荷物チェック)を受けてから入ります。
しかしあまりに時間が勿体無い。実は、ヴァティカン博物館のシスティーナ礼拝堂からの連絡通路を使えば、荷物チェックと長い列に並ばずにサン・ピエトロ大聖堂に入る事ができます。
ただ、これには案内がなく知らない方が多いです。予習って大事ですね。
荷物チェックはヴァティカン博物館に入る際に受けていますからね。ただ、サン・ピエトロ広場から堂々と入場したい場合は別です。
こちらがヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂内部です。とても大きな建造物です。
サン・ピエトロ広場 を訪れる
午後の13時過ぎ。サン・ピエトロ大聖堂から正面に出ると サン・ピエトロ広場 に出ます。
ここも世界的に有名であり、写真撮影スポットになっているのですが、雨が一日の中で一番強く降っていました。午前中にヴァティカン博物館を歩き回った事で疲労も出ています。
そんなこんなで、ここではそんなに写真を撮りませんでした。と言いながら一枚。
サン・ピエトロ広場からしばらく歩いた路面に水たまりができていたので写真を撮影。
雨の日ならではの写真ですね。この辺りは仲見世通りと行った感じで、飲食店があります。
ちなみに、通りの名前はコンチリアツィオーネ通りと言うそうです。
ここでも、サン・ピエトロ大聖堂の夜景写真を撮影しました。
コンチリアツィオーネ通り で昼食
14時前後になりました。
サン・ピエトロ大聖堂を訪れた後、コンチリアツィオーネ通り沿いにあったいい感じのイタリア料理店へ。ここで、ピザにサラダ、ジェラートをいただきました。
ピザはスタンダードなマルゲリータピザを注文。二人で食べるには十分な量でした。
ジェラートは昨日フィレンツエで食べたものと同じ味、ピスタチオです。クッキーが嬉しい。
この後、スケジュールにのっとって買い物を楽しみ、一度テルミニ駅へ戻りました。
そこで荷物を置き、夜景撮影の為に三脚を持ち出します。
テルミニ駅とヴァティカン市国までは地下鉄たった六駅のため、非常に近いのです。
ローマ の夜景撮影
時刻は17時頃。日没と同時に再び地下鉄に乗りサン・ピエトロ大聖堂へ向かいました。
あらかじめ狙っていた夜景スポットを巡り、雨の中夜景撮影を行いました。
サン・ピエトロ大聖堂の夜景。
サンタンジェロ城の夜景。
どうですか!? 素晴らしいでしょ。特に テヴェレ川とサンタンジェロ城 の夜景は絶対に撮影したかった為、トレヴィの泉などはカットしてでも撮影しに来ました。
この景色が昼間に撮影できなかった事が残念。
いつか晴れの日にマジックアワーも含めて撮りたいですね。
夜景を撮影し終えたのが19時頃。その後、ちょっと買い物を楽しみ21時前にホテルへ。
翌日は未明の出発の為、帰国の準備をしてさっと眠りにつきました。
ローマ観光 での出来事
今回はローマの地下鉄を利用しての移動でしたが、危ない出来事には会いませんでした。
フィレンツエとは違い、ホテルからのアクセスが良く、お手洗いもヴァティカン博物館で一回、昼食のレストランで一回の合計二回で済みました。
治安に関して、先程も書いたように地下鉄には軍人さんがライフルを持って巡回してくれていましたが、強いて言えばポンチョ売りの出没がすごいと言う事です。
ホテルの前、観光地の前などあらゆる場所に、黒人さんがかっぱを被り傘を配っています。しかし、実際は傘を高値で売ろうとしている方々。手に取れば高額を請求されます。
これが、アンブレラではなく何故かポンチョポンチョと連呼しているのです。目を合わせなければ特になにもされません。
後ひとつ、サン・ピエトロ広場でよぼよぼ(を装った?)おばあさんがカップを差し出しお金をせがんでいた事くらいかな…。
まとめ
一日で巡るイタリアのローマとヴァティカン市国観光、いかがだったでしょうか。
今回はあいにくの雨でしたが、博物館と夜景を撮影する事で、撮影旅行としてはとても満足の行くものとなりました。
ただ、雨のためにサン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登らなかったことや、トレヴィの泉などローマの主要な観光名所に行けなかった事は後悔しています。
ローマはイタリアの主要都市なので、また行く機会があったらいいなと思います。