パリの地下鉄「ガリエニ」の治安とエコノミークラスホテルについて！

こんにちは。

比較的最近である2019年の秋、六白八日でフランスのパリへ海外旅行に行って来ました。この記事では、旅の拠点となったエコノミークラスホテル「カンパニールパリエストポルトドゥバニョレ」と、地下鉄（メトロ M3）ガリエニ（Gallieni）を利用した際の治安、感想をお伝えします。

パリのエコノミークラスホテル

フランスのパリ旅行では、宿泊するホテルのランクに気をつけろと言います。しかし、やはり旅費は出来るだけ安く済ませたいところ。今回自分たちは、H○Sの中でも最安値のツアーにしました。安いツアーにすると、基本的にホテルは選べません。その為、予約確定からしばらく経った頃に、旅行会社が組んだエコノミークラスホテルを指定されます。

そして、決まったホテルが「カンパニールパリエストポルトドゥバニョレ」です。

ホテルが決まった頃は、ホテルがパリのどこに位置しており、エッフェル塔などの主要な観光名所との位置関係はどうなっているのか全く知りませんでした。その為、いちから地図を見ながら情報収集を行いました。この「カンパニールパリエストポルトドゥバニョレ」と言うホテル、ぎりぎりパリ市外であり、パリ観光に便利なホテルとはいえなかったのです。

余談ですが、わざわざ記事にした理由としてこちらもポイントです↓

実は、同じ月にパリ旅行に行った職場の後輩も、同じ旅行会社からエコノミークラスホテル指定のツアーに申し込んでいました。その際、全く同じホテル「カンパニールパリエストポルトドゥバニョレ」に指定されたそうで、日本人旅行客で「パリのエコノミークラスホテル」のツアーを選択した場合、こちらの「カンパニールパリエストポルトドゥバニョレ」になる確率は高そうです。先に帰国した彼女らのホテルへの評価が低く、このお話を共有した際はえらく笑われました。話を戻しましょう。

問題はやはり立地です。ホテルの場所がパリ市外であり、パリ市内に対して東側に位置しています。主要な観光名所へのアクセスはやや悪く、旅の拠点としてはイマイチとなりました。

具体的な例を挙げますね。パリ市内で買い物や観光など、パリの旅行では絶対に外せないエリア「オペラ通り・ルーブル美術館」にアクセスするとします。この場合、ホテルから最寄りの地下鉄「ガリエニ駅」まで徒歩3～5分歩き、そこから地下鉄に乗って30分（オペラ operaで一回乗り換え）移動します。この30分が長いと感じるかは人それぞれですが、約一週間の旅行で毎日これ以上の距離を荷物を担いで往復するのは、正直辛い部分がありました。これが、もう少しランクの高いツアーを選択すると、リッチのいいホテルに宿泊できるかもしれません。

ちなみに、パリのシャルルドゴール空港はパリ市内に対して東側に位置している為、空港からタクシーの移動は非常に近いく便利でした。空港からパリ市街地へのタクシー代は一律で決まっているため、二人以上いる場合はバス・電車よりお得になります。何より治安が悪いと言われる高速鉄道でキャリーバック（スーツケース）を引きずるのは避けたいところ。

パリのシャルルドゴール空港からパリ市内へのアクセスでタクシーを利用する方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。是非ご覧下さい。

パリのシャルルドゴール空港から正規タクシーでパリ市内に行く方法！

フランスのパリにあるシャルルドゴール空港から、国が公認した正規タクシーでパリ市内に行く方法を、2019年秋の旅行経験からお話します。

kazu-photo.com

2019-10-16 08:48

地下鉄ガリエニ（Gallieni）の治安

宿泊するホテルが決まったら、まずはホテルの周辺環境と、主要な観光名所に行く為の交通手段を調べました。その結果、ホテルから徒歩1分の距離（直線ではないため実際は徒歩3～5分）に、地下鉄（メトロ M3）ガリエニ（Gallieni）がありました。迷宮地下鉄と呼ばれ入り組むパリの地下鉄は、数字で路線分けされています。このガリエニ駅は、メトロの3の最終駅（始発駅）であり、これがホテルへ戻る際の唯一のメリットと言えるでしょう。

写真の右手に見えるのが、今回宿泊したエコノミークラスホテル「カンパニールパリエストポルトドゥバニョレ」です。そして、カンパニールパリエストポルトドゥバニョレから最寄りの地下鉄駅であるガリエニ（Gallieni）へ行く場合、アクセスは二パターンあります。いずれも徒歩3～5分以内です。地図を自作したので、まずはこちらをご覧下さい↓

ひとつ目は黒線②で、ホテルロビーのある二階から直接連絡通路を通ってデパート内を通るルートです。これ、日曜日以外なら一番安全なルートです。ガリエニ（Gallieni）の目の前には商業施設が入っている大きなスーパーマーケットがあり、建物内のエスカレーターで下階へ下り、南側のドアを出れば目の前が地下鉄のガリエニ（Gallieni）です。

ふたつ目は迂回するルート（黒線①）です。スーパーマーケットが営業していない日曜日や営業時間外の場合は、連絡通路は行き止まりになります。実際に自分も、日曜日に行ってみましたが空いていませんでした。その場合、スーパーマーケット沿いを歩きながら、時計回りにガリエニ（Gallieni）まで行く必要があります。

ふたつのルートを紹介しましたが、地下鉄のガリエニ（Gallieni）周囲は、昼間はパリの田舎の市街地と言った雰囲気ですが、夜は非常に暗く治安が悪くなります。具体的には、バイパスなどの太い道路が走り、高架下を通る形になります。日本で言うと、東京港の工場地帯（レインボーブリッジの西側）に近い雰囲気です。また、黒人さんが高架下でたむろったり物売りをしていてます。

ここで重要な注意点をお伝えします。自分達夫婦は、早朝から夜の22時を過ぎた時間など何往復もこのルートを歩きましたが、特にトラブルなく過ごすことができました。しかし、先に書いた職場の後輩の体験談。その後輩は小柄な女の子二人組。パリ市内で深夜23時まで飲んでおり、その後にガリエニ（Gallieni）からホテルへ帰ったそうですが、黒人さんに絡まれたそうです。詳しく聞くと、複数人に囲まれて何やら話しかけられたとか。その時、一方が手を引っ張り走って逃げたそうですが、やはり女性だけというのは本当に危ないと感じました。

注意点は、用事のない場所は足早に通り過ぎる事です。迷っていたり、立ち止まっていると確実に絡まれます。