写真撮影を中止したら写真展がおすすめ!@雨の日の過ごし方

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こんにちは。

何日も前から屋外での写真撮影を計画・予定しており、当日に雨が降ってしまったと言う経験は誰もがあるのではないでしょうか。友人や家族と日程調整・スケジュールを立てておいた写真撮影の休日、どのように過ごすかは誰もが悩むと思います。

この記事では、雨天により計画していた写真撮影を中止した自分が、当日どのように過ごしたのかを紹介したいと思います。

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雨の日の過ごし方

写真撮影中止の経緯

1月の新月の頃、友人と休日が被った為、西伊豆へ星空撮影に出かける予定でした。しかし、当日の関東は雪の予報。これでは予定していた星空撮影を中止せざる負えません。

撮影が中止となると、選択肢は二つです。一つ目は出かけない。二つ目は別の被写体を撮りに行く事。せっかく友人と休日を合わせておいたので、自然と二つ目の選択肢になってきます。過去にも雨天での撮影は行ったことがあり、水族館のイルカショーや都内のスナップ撮影を行いました。ただ、今回はこの二つのどちらでもない選択を選びました。

写真展を見に行く!

自分たちがこの日に選択したのは「写真展を見に行く事」です。以前に東京銀座にあるカメラメーカーのショールームへカメラを見に行った時、どのメーカーのギャラリーでも、小規模な写真展が行われていた事を思い出しました。

自分は写真を撮る事は好きですが、基本的に見る場合は自分と繋がりのある人間が撮影した写真にしか興味を持てません。他人の撮影した写真は、撮影地開拓の材料に使う方が多いです。また、インスタグラムなどのSNSを見れば、有名な写真家と同等レベルの写真がいくらでも転がっている時代です。その為、わざわざ感性を磨く為だけに、他人の写真展に足を運ぼうとは思わないのです。それなら自分で撮影していた方が面白いです。しかし、今回はいい機会。


余談ですが、以前カメラメーカーはいわゆる「有名な写真家」にお金を払って、作例やカメラの宣伝をお願いしていました。それは宣伝力が一番強かったからです。しかし、今の時代は少しずつ変わってきており、メーカーが一般のyoutuberなどにカメラのレビュー発信をお願いしている時代です。宣伝力で一般ユーザー(youtuber)の方が上回れば、高いお金を払って写真家に頼む必要はなくなりますからね。日本最大級の写真映像機器のイベントCP+でも、写真家ではなくyoutubeで知名度を上げた動画クリエイターに“カメラの”トークショーをお願いしている時代です。何が言いたいかと言いますと、今や一般人も写真家も使っているカメラ機材に大差はなく、いい写真が撮れるのはその場にいたかの行動力が大きいです(もちろん経験とセンスもありますが)。その為、有名な写真家だろうが、一般人が撮影した写真だろうが、その価値に差はないと思っています。実際に、メーカーの公式サイトで紹介しているプロカメラマンの星景写真よりも、SNSに投稿されているアマチュアカメラマンが撮影した星空の方がずっと綺麗で感動する事が多いです。この記事とはなんの関係もないお話でした。


と言う事で、インターネットで検索すると、

「東京の写真展[ 1〜2月 ] | CAPA CAMERA WEB」と言うページが出てきました。

サイトを覗くと、東京で写真展の開かれているギャラリー一覧と、期間毎に開催されている写真展が紹介されています。さあ、どの写真展を見に行こう。自分は一瞬で決めました。

EIZOガレリア銀座と言う場所で、増田雄彦「California Days」(2020.1/22~2/6)が開かれていました。自分は海外の写真に興味があり、アメリカのカリフォルニアにはいつか行ってみたいと思っていたのでこれに決めました。ちなみに自分は、増田雄彦さんと言う写真家は存じていなく、そう考えると、主催者側の「写真展のテーマ」って本当に大事だなと感じます。

EIZOガレリア銀座 – 増田雄彦「California Days」

ここからは、増田雄彦「California Days」を見に行った様子をお伝えします。

モニターが展示されているフロアの一角に、ずらりと並んだカリフォルニアのモノクロ写真が並んでいました。内容は、街角スナップから風景、人物、夜景、建築物などさまざまな写真がありました。また、自分がイメージしていたカリフォルニアのアメリカらしい写真もあり、見ていてとても楽しかったです。ちなみに、途中から、写真展(個展)を開かれた増田さん本人が登場し、いろいろお話を聞くことができました。この、撮影者と直接話をする事が、自分の写真展へのイメージや価値観を大きく変えてくれましえた。そのお話は、“まとめ”のところで書きたいと思います。

※写真展の撮影許可は増田さん本人様から得ています。

ソニーイメージングギャラリー銀座 – 原田佳実「りすだもん」

次に訪れたのは、ソニーのショールームであり、最近SEL35F18Fが非常に気になっているのでいろいろ触ってみました。その後、ソニーイメージングギャラリー銀座にあるギャラリーでも写真展が開かれていたので、足を運んでみました。

こちらが原田佳実「りすだもん」です。展示会場は暖色系であり、パネルの大きさも大小さまざまでした。また、リスと言う動物のみをテーマにした写真であり、先ほどのCalifornia Daysとは全く違った印象の写真展でした。自動車やソニーのショールームが近くにあるためか、特に女性の来客が多い写真展でした。雑談ですが、犬型ロボットのアイボが非常に人気を集めていました。

※会場の写真撮影について、パネル単体の撮影は禁止、展示会場全体は許可、でした。

タピオカドリンクを飲む

話はちょっと遡るのですが、この日の友人との合流は昼前。東京銀座で最も安く昼食を済ませるよう、はなまるうどん に行きました。自分は超低コストの319円ですみました(*゚▽゚*)。

その後写真展を二箇所見に行った訳です。東京銀座は写真展のハシゴができる魅力な場所。

さあ話は時系列に戻り、写真展を見ていたら、友人が糖分摂取で「タピオカが飲みたい」と一言。そこで見つけたカフェ。これ、ほうじ茶タピオカラテ などと言う名前ですが、何と580円と言う超高価格。その場では甘いものが欲しく注文してしまいましたが、実際は容量が少なく、氷が大量。台湾は100円台で大容量のタピオカが飲めるそうで、とても損をした気分。何より昼食の はなまるうどん よりはるかに高く、原材料などのコストを見ても、価格と商品のバランスがめちゃくちゃです。

日本は高価格なんですから、せめて量を増やすなり、氷を最小限にするなりして欲しいです。

スクランブル交差点を撮影

タピオカドリンクを飲んだ後、ライカ(Lica)のカメラを物色。こちらの写真はデパート内を泳いでいた鯨(クジラ)。その後、雨だからこそ撮れる景色を撮影しに行きました。

それがこちら。

雨で傘をさす人々が行き交うスクランブル交差点を撮影しました。ここは撮影環境もちょっと過酷なので、夜のビームを撮影次第、記事を書きたいと思います。

ビックカメラで物色

最後は有楽町の駅前にあるビックカメラで、シグマの出すEマウントレンズを物色しました。

今現在欲しいレンズは、SEL35F18Fと、シグマの14-24f2.8です。また、そろそろα7RⅡを売り払って、α7Ⅲなどの第三世代への買い替えを検討しています。

雨天だからこそ、家電量販店でカメラ物色、いいじゃないですか(*゚▽゚*)。←その顔やめろ!

まとめ

今回の旅では、α7SⅡとSEL55F18Z・SEL35F28Zを持って出かけました。

本題の写真展について、一箇所目に足を運んだ 増田雄彦さんの「California Days」では、撮影した本人に会えた事で、写真撮影について色々お話を聞くことができました。

自分より何十年も多く写真撮影を行っている方。撮影スタイルや機材の事、そして写真展で展示されている写真の話。色々聞けたおかげでとても勉強になりました。ここで全てお話することではないですが、いくつか聞いたお話を…。

増田さんは、実際に○○年までカリフォルニアに住んでいました。今回の写真展の展示写真の撮影に使用したカメラは、200万画素程度のコンデジであり、当時は今のようにフルサイズセンサー搭載のカメラは使用していなかったそうです。そうなると、紙媒体への色の出し方に色々工夫が必要であり、あえて今回はモノクロで展示したそうです。ちなみに、前回も別のテーマで個展を開かれており、その時はカラーだったそうです。この他、展示写真を見ると、様々な被写体を撮られています。しかし、撮影ジャンルはスナップ写真ひとつであり、風景写真やポートレート写真との明確な違いを教えてくれました。また、カリフォルニアの中でも○○な印象のある場所を探して写真撮影を行っていると話していました。

他にも色々お話させていただいたのですが、こう言う内容は、撮影者本人に会えないと絶対に聞けないお話です。もし足を運んだ時間が違っていたら、ただそこにある写真を見て終わりだったのです。そう考えると、写真展を見に行く際は、絶対に撮影者本人と会える日程で行ったほうがいいです。それにより、得られる情報量が格段に違ってきます。

今回天候が雨天になった事で、初めて自分で調べて写真展に足を運びました。今回写真展に行った事で、今後も他の写真展に足を運んでみたい、そう思えるようになりました。

雨で写真撮影が中止になった日、皆さんも是非写真展に足を運んでみてはいかがでしょうか。

全国写真展情報 | CAPA CAMERA WEB

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