パリで絶景の夜景スポット モンパルナスタワーで撮影した写真

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こんにちは。

今回紹介するのは、フランスのパリで自分が一番綺麗だと感じた夜景スポットです。

パリを一望できる絶景の夜景スポットを是非ご覧ください。

今回のフランス旅行のまとめ記事はこちら

六泊八日でフランスのノルマンディーとパリに旅行に行ってきました。この記事では、フランス旅行で撮影した写真をまとめて紹介します。
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モンパルナスタワーの夜景

フランスの首都パリ。ルーブル美術館やエッフェル塔、凱旋門など数ある夜景スポットの中で、自分が最も綺麗だと思う場所が、モンパルナスにあるモンパルナスタワーです。

パリのセーヌ川からしばらく南に進んだ場所にあるモンパルナスの駅(Montparnasse Bienvenue)。パリの中でも迷宮と言われる広い駅ですが、出るとすぐ目の前にひときわ高い高層ビルがドカーンと現れます。これがモンパルナスタワー。下のフロアは商業施設となっており、56階が展望のいいレストラン、そして59階が展望デッキとなっています。さらに、展望デッキから追加料金なしで行ける、階段で上れる屋上テラスがあります。

モンパルナスタワーで写真撮影を行ったのは、パリで過ごす最後の夜でした。

今回のパリ観光において、モンパルナス地区でモンパルナスタワー以外に行く充てはなく、マジックアワーの時間をビルの展望デッキから写真を撮影する為だけに、わざわざモンパルナス地区まで行きました。ついて来てくれた嫁さんには本当に感謝です。

10月上旬のパリは日没が19時半と遅いのです。現地入りしたのが午後4時前で、しばらくはモンパルナスタワーの一階~二階の商業施設で過ごすつもりでした。しかし、地元民のお店と言った印象(日本のイトーヨードー様)であり、オペラ大通りと比べたら正直微妙でした。その為、早めに展望デッキに上がり日没を待ちました。展望デッキに滞在した時間はなんと四時間!まあ、直前まで観光続きだったのでよしとしましょう。

モンパルナスタワーの写真

ここからは、モンパルナスタワーの展望デッキと屋上テラスで撮影した写真を紹介します。メインの日没とマジックアワーまでの間も、展望デッキから見える景色を撮りながら過ごしました。また、カフェやお土産屋さん、無料のトイレもあり過ごしやすかったです。

モンパルナス墓地

α7SⅡ+SEL24105G 24mm f8 ss1/40 iso100

この日は昼頃から空が曇り出し、モンパルナスタワーの展望デッキに上った頃の景色は微妙でした。最初に撮影した写真、真下に見えるのは文学者や映画人が眠るモンパルナス墓地です。

晴れる空

α7SⅡ+SEL24105G 35mm f8 ss1/400 iso100

しばらくすると、空を覆っていた真っ白な雲が流れ青空が見えてきました。写真はエッフェル塔が見える北方面です。この景色のマジックアワーや夜景を想像すると気持ちが高まります。

α7SⅡ+SEL24105G 50mm f8 ss1/400 iso100

南東方向の下界を見ると、モンパルナスタワーの影が見えます。それにしても大きい。

α7SⅡ+SEL24105G 50mm f8 ss1/200 iso100

日が傾くにつれパリの街に影ができ、コントラストが高くなっていきます。

α7RⅡ+SEL24105G 105mm f8 ss1/40 iso100

時刻は19時頃。パリの街が西日を浴びてオレンジ色に輝きだしました。今回メインに使うレンズがSEL24105Gの為、ここから高画素機であるα7RⅡに交換しました。

α7SⅡ+SEL70200GМ 185mm f8 ss1/80 iso100

そしてα7SⅡはSEL70200GМに装着しました。望遠でエッフェル塔を切り撮ります。余談ですが、日が長い5月頃は、エッフェル塔の奥に太陽が沈むとか…。

パリの夕日

α7SⅡ+SEL24105G 50mm f8 ss1/400 iso100

この日は物凄いサプライズでした。想像以上に夕焼けが綺麗であり、展望デッキ(窓ガラス有)から急いで屋上テラス(部分的にガラス無)に上がり、夕日の写真を撮りました。

雲の表情も良く、フランスのパリ旅行最終日に相応しい最高の夕日が見られました。ただ、この時間の屋上テラスは本当に激混みであり、撮影中はあまり余裕がありませんでした。



パリのマジックアワー

α7SⅡ+SEL70200GМ 75mm f8 ss1.3 iso100

再びガラス越しとなる屋内展望デッキに戻り、マジックアワーを撮影しました。ここからしばらくは SEL70200GМで撮影。エッフェル塔のライトアップが始まりましたが、この日は通常の色ですね。とりあえず本来のエッフェル塔のライトアップが撮れて良かった(´・ω・`)。

輝くエッフェル塔

α7SⅡ+SEL70200GМ 130mm f8 ss1.6 iso100

マジックアワーの時間は刻々と景色が変わっていきます。エッフェル塔てっぺんのライトがこちらを照らした瞬間を一枚。横幅を広くしましたが、こちら一対一の方が映えるかも。

α7SⅡ+SEL70200GМ 115mm f8 ss0.8 iso400

エッフェル塔のライトアップがかなりはっきり見えています。この日もイベントがあるのでしょうか。既にシャンパンフラッシュが起こっています。雲がいいのか悪いのか…。

人だかりで子供さんが周囲を揺らすので、サブの三脚を使用していてもぶれます。その為、isoを400まで上げてssを稼ぐことにしました。

パリの夜景

α7RⅡ+SEL24105GМ 24mm f8 ss2.5 iso400

マジックアワーが夜景に変わる事。この時間帯の夜景が一番綺麗です。エッフェル塔をシンボルに、パリの街が黄金色に輝いています。東京タワーと東京の夜景とはまた違った景色。

この時点で20時過ぎ。完全に夜景になるまで撮影したかったのですが、ホテルとの距離が遠い事や夕飯がまだな事、翌日帰国日と言う点から、この写真を最後にここを後にしました。



まとめ

フランスのパリを一望できる展望デッキ モンパルナスタワー、いかがでしたか。やはり地上から見た夜景と、超高層ビルの上から見た夜景では全く印象が違います。

他の観光エリアからちょっと離れていますが、この夜景が見られるのなら行く価値のある場所だと感じました。パリに長期滞在するなら、是非行ってみてはいかがでしょうか。

アクセスについて

地下鉄メトロでのアクセスは良好。ライン 4 6 12 13 が走っており、Montparnasse Bienvenue と言うモンパルナス地区主要の駅から徒歩すぐです。

展望デッキと屋上テラスについて

写真は、49階の展望デッキから階段で上がった屋上テラスになります。このように360°のパノラマになっており、日没時の西側~エッフェル塔側は大混雑します。赤くて丸い椅子がチラホラあり、寝転がっている方もいますね。雰囲気はいいです。

今回屋内である展望デッキの写真は撮りませんでした。イメージで言うと、東京の世界貿易センタービルディングや池袋のサンシャインシティなどの展望デッキと同じです。カフェやお土産屋さん、椅子が置いてある屋内展望台。しかし、規模で言うとやや狭く、半分のエリアは入れなくなっており、エッフェル塔が見えるのは一角のみでした。

幸いサブ三脚(メインは他の観光客の邪魔になる為控えました)で写真撮影を行っていたのは自分ひとり。これだけロケーションが良く、世界各国から観光客が来るパリの夜景スポット。そう考えると、やはり撮影地が大混雑するのって日本だけなんですね。勿論、スマホで自撮りを行うカップルや女性客は沢山いました。

大事な事を書き忘れるところでした。チケット売り場は通常の入口ではなく、時計回りに階段を上った先にあります。自分はこの事を予め予習しておいたにもかかわらず、下が明らかに入口らしく入ってしまいました。係員さんに、ビューはあちらだよ!と階段の上を案内されました。ご参考に。

混雑状況について

屋内である展望デッキに関して。日没から夜景に変わる時間帯は、予想通りエッフェル塔が見える一角は人の壁で外が見えなくなります。自分は予めこれを予想していた為、一番端にサブ三脚を置かして貰い、できるだけ邪魔にならないように撮影しました。

とは言っても、一ヶ所に張り込むのは自分も含めいつもどこでもアジア系の人間ばかり。モンサンミッシェルのダム橋の撮影者もアジア系の方でした。モンパルナスタワーの観光客は比較的はけるのが早く、直前に行っても撮れそうでした。

屋外である屋上テラスに関して。ここはやはり人気が高く、日没時にさっと上がった際に場所を確保するのが非常に大変でした。基本的にフェンスと窓ガラスで視界が悪いのですが、とあるポイントだけ目線の位置のガラスがなく、ここでは三脚を構える観光客もいました。自分は夜景は屋内で撮るつもりでいたので、シャッタースピードが稼げる夕日撮影では三脚が不要。その為、さっと人の間に入らせてもらい、手持ちで撮影しました。

撮影ポイントについて

焦点距離に関しては、超広角レンズは不要です。環境から、恐らく20mm以上広いと余計な物が入ってしまうのではないでしょうか。SEL1635GMで試した訳ではいないですが…。自分は、標準ズームレンズであるSEL24105Gがちょうどいいと感じました。

撮影場所に関して。屋上テラスで撮影する場合、ガラスのない場所を確保する必要があり、さらに目線程の高さの三脚が必要になります。このため、メイン三脚と早めな場所取りが必要です。また、屋外で目線の高さとなると、ある程度手ぶれのリスクが上がります。このような点から、自分は反射を抑えながら屋内の展望デッキで撮影しようと考えました。結果はまあ満足。特に場所取りの競争率は圧倒的に低く、窓越しに低い三脚が置けます。また、屋内なので寒くない・直前までカフェで休憩できる・さらに重いメイン三脚がいらないと言う多くのメリットがありました。ちなみに、窓ガラスの反射防止の為に忍者レフを持って行きましたが、結局プリントした用紙を入れてあるクリアファイルで遮光しました(笑)。

強いて難点を言うとしたら、思ったより窓ガラスが汚れていたことですヽ(;▽;)ノ。

治安について

モンパルナスの駅からモンパルナスタワーまでは徒歩すぐ。その為、暗くなった20時過ぎに駅まで歩いても、特に危ないと感じる場面はありませんでした。駅に入れば人の数も多く、もっと遅くまで滞在しても問題なさそうです。勿論、モンパルナスタワーの展望デッキは高いお金を出さないと上れないので観光客がほとんどです。注意するのは盗難だけ。

基本情報

アクセス:地下鉄メトロ(4 6 12 13)Montparnasse Bienvenue から徒歩すぐ。

営業時間:9時半~22時半(火、土は~23時半)※ 年中無休

料金:大人18€、子供15€

上記は観光ガイド本を参照。この情報は今後変わる可能性があります。

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