【カメラ転売に注意】ジャンク品の水没を隠す転売屋の事例を紹介!

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こんにちは。上の動画は、友人が作成・送ってくれたものです。

昨夜、友人からとある連絡が来ました。この記事を書いていても腹が立つ事例です。

この記事では、ヤフオクで行われているあまりに酷い転売屋の事例を紹介します。

本当に詐欺であり、倫理的に問題のある事例なので、是非ご覧ください。

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出品されているレンズ

出品されているレンズは、ソニーのGМシリーズであるSEL1635GМです。

まずは証拠画像をご覧ください↓



ひときわ安いSEL1635GМレンズが出品されています。ちなみに、現在進行中です。

商品説明欄に飛んでみましょう。



落札相場よりやや安く出品されているレンズ。わかりにくいのですが、外観が綺麗なのに対し、レンズに点々がありやや怪しいです。また、出品者は新規のユーザーです。



そして、商品説明欄を詳しく読んでみると…。

実際にカメラに装着して、オートフォーカスを確認したと書かれています。しかし後には、実際に撮影をして確認しているわけではないので、全てジャンク扱い、と言う上とは矛盾した内容が書かれています。さらに、当方カメラに関しては初心者と…。明らかに怪しいです。

落札相場をチェック

ヤフオクに限らず中古の商品を売り買いする際は、必ず落札相場と言う物をチェックします。市場で中古の商品がいくらでやり取りされているか知る事ができるからです。自分がヤフオクを利用する際、落札・出品価格の目安にしている部分です。つまり、落札相場があるため1円スタートなど売り買いにあまり意味がないのです。



「SEL1635GМ 落札相場」と検索すると、このような一覧が出てきました。そして、一番上、まさに最新の落札商品が、フジヤカメラさんがジャンク品として出品し、69,000円で落札されていたSEL1635GМです。これは、まさかと思い覗いてみました。



レンズの正面画像をパッと見た瞬間からわかりました。レンズの点々模様等、状態が先ほど出品されていたSEL1635GМと一致したのです。

つまりこの時点で分かる事は、フジヤカメラさんがジャンク品で出品・落札された69,000円のレンズを、転売屋が17万五千円以上で出品していると言う事です。

これは本当に酷い。このまま、フジヤカメラさんの出品説明欄を読んでみました。



フジヤカメラさんが出品した説明欄を見ると、水没・水漏れ痕やシミ・画質低下と不具合内容が詳細に書かれています。そして、転売屋が書いていた、外観が綺麗・AFが効くと言う正常内容は全く同様に書かれていました。これら、出品落札日時の時系列を見ても一致します。



まとめ

この転売屋はジャンク品を安く仕入れ、水没内容を認識しながら転売する際に素人を装い、マイナス部分を隠して出品していました。誠意のある転売屋も多いとは思いますが、本当に酷い転売屋の手口は、いい部分を全力でアピールし、マイナス部分を隠す事です。

何より今回の事例で酷いのは、高価格路線のGМシリーズで同じ手口を使い、10万円以上も上乗せして出品していた事。これが数百円から数千円で買える入門機シリーズやオールドレンズなら、ヤフオクだから仕方ないで済みます。

しかし、さすがにソニーが出す20万円以上の最高級レンズで、水没した事実を隠し出品するのは、倫理的に問題があります。これがヤフオクで日常的に起きている闇です。

では何故運営側が防止しないのか。それは、大量にいる転売屋の商品が落札される事で得られる手数料が、大きな収益になっているからです。

結論を言うと、落札する側が注意・意識して落札するしかない、自己責任の問題なのです。

改善策としては、カメラ等高価な商品に関しては、出品入力項目に製造番号を任意で入力する欄を作る事です。これに検索欄を作っておけば、過去に出回ったかが分かるシステムです。製造番号が商品説明欄にない商品は警戒できますしね。

このシステムを、ヤフオクやメルカリなどで作るべきです。

今回の事例は自分ではなく友人が発見しました。そして、この内容を記事にする事はちゃんと友人に了承を得ています。それにしても、この発見力には本当に驚き(^_-)-☆。

カメラが趣味の皆さん、転売屋に騙されないように気をつけましょう。

それではまた。

2019年12月7日追記↓衝撃でした。

ちょっと前に水没を隠し転売されていたカメラのレンズ。その後、驚きの状況になっていました。
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