こんにちは。
2020年8月21日から三連休があった為、前半の二日間で栃木県にある日光市へ温泉旅行一人旅に行って来ました。真夏はやっぱり山ですよね。
この記事では、奥日光の絶景スポットを巡りながらドローンで空撮した映像と写真を紹介して行きます。記事の写真はドローン(Mavic 2 Pro)で空撮した静止画写真がメインになるのですが、枚数が多く、各名所ごとに一記事書けてしまいます。
ただ、最初から各名所の記事を書いていくと果てしないので、とりあえずはドローンによる空撮写真のまとめ記事として、巡った絶景スポットを順番に紹介していこうと思います。
目次
今回の奥日光での空撮について
2020年の8月からドローンによる空撮を初めた自分ですが、今回が三回目となります。東京暮らしで一月に三回も空撮が行えているなんて、よく考えると非常に多い方だと思います。
操縦と空撮の練習を行った場所が、神奈川県三浦半島最南端にある城ヶ島の海上でした。二回とも同じ場所で落ち着いて空撮・操縦した事によって、だいぶ準備や操作方法に慣れる事ができました。
次の候補が南伊豆地方(条例で禁止されている地域が多い)や、千葉の大波月海岸(まだ空撮環境未調査)なのですが、夏は暑いので山で空撮したいと考えました。
そこで候補となってくるのが実家長野で、戸隠鏡池なんかの空撮方法の問い合わせも済ませました。しかし、一人旅となるとアクセスが非常に不便・・・。
そこで最終的に決めたのが、三年間通い続けている栃木県日光市にある奥日光エリアです。絶景や秘境に近い景色がありながら、公共交通機関が非常に充実しており、各名所を梯子しながら巡る事ができます。現在は外国人観光客が少ない為、特に狙い目。
と言う事で、早速空撮したい各名所の管理局・日光国立公園に問い合わせを行い、ドローンと一眼カメラαを持っての温泉一人旅に出発しました。
今回の旅の拠点はお馴染みの湯元温泉で、湯ノ湖・中禅寺湖・戦場ヶ原を空撮しました。
奥日光の空撮映像/ドローン(mavic 2 pro)
後で気がついたのですが、縦横の比率がyoutubeに合っていないですね。全画面表示にするとかなりおかしいことになります。
動画素材をFinal Cut Pro Xの編集画面 タイムラインに取り込んだ際に違和感がなかったので気がつきませんでした。せっかくいい映像を撮ったのに勿体ない。次回は気をつけます。
動画の内容、いかがだったでしょうか。特に湯ノ湖上空から真下を写した映像が気に入っており、紅葉シーズンには必ず同じ経路で空撮したいと思います。
奥日光の空撮写真
ここからは、ドローン(mavic 2 pro)で空撮した静止画の写真を紹介します。
中禅寺湖
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/640 iso100
まずは一日目のお昼前に撮影した日光市の中禅寺湖の写真です。栃木県の山奥にある中禅寺湖、上空から見ると想像していたより広い湖です。夏の入道雲もいい感じですね。
RAWデータなので、Lightroomの段階フィルターを使い雲を強調すればよかったかも。
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/500 iso100
中禅寺湖の半月山方向を撮影した写真です。右端に八丁出島があるのが分かりますか?
これ、湖畔沿いの遊歩道を歩けば、半月山登山をしなくても八丁出島の紅葉風景を撮影できますね。凄いことです。
実は空撮前に、半月山登山もして来ました。こちらは、半月山の頂上展望台から中禅寺湖をα7III+SEL1635GMで撮影した写真です。男体山が雲隠れしているのが残念ですが、CPLフィルターを使用することで夏らしい写真が撮れました。
この日展望台は貸し切り状態!この写真の記事も、後々紹介しますよ!
湯ノ湖
次は、三年間旅行の拠点にしている湯元温泉にある湯ノ湖です。広い中禅寺湖に比べ、山奥にある静かな湖であり、早朝には水面が非常に静かになります。
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/25 iso400
湯ノ湖には浮島が出島があり、真上から空撮して見ました。早朝で水面が非常に穏やかであり、雲も綺麗に映り込んでいました。また、木々を真上から見た姿は異世界で、ブロッコリーを思い出しました(笑)。
インターネットを見ていると、このアングルで空撮している映像は少ないです。遠くを写すだけでは高所の展望台と変わらないので、ドローンは本来こう言う目線を探しながらの撮影が楽しいのです。なんせ、地上にいたら絶対に見ることのできない景色ですからね。
断崖絶壁の海岸の岩場や、針葉樹林、冬山なども撮影したくなります。
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/40 iso100
通常通り高所から遠くを写すとこうなります。湯ノ湖の向こうは湯滝、湯川と下流へ続くのですが、戦場ヶ原が濃霧に包まれているのが分かります。
この時間、写真家なら真っ直ぐ戦場ヶ原や小田代ヶ原に向かうんですよ!
【追記!2020年の10月に湯ノ湖の紅葉を空撮してきました↑】
戦場ヶ原
次に紹介するのは、奥日光でも最も有名な場所「戦場ヶ原」です。
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/320 iso100
こちらは二日目の午前中に、三本松付近から空撮した戦場ヶ原の様子です。湿原と森、奥にそびえる山々がすばらしいですよね。今回は土木事務所だけでなく、日光国立公園にも問い合わせを行い、戦場ヶ原の湿原の真上まで空撮を行わせていただきました。
墜落したら、自然・人共に多大な迷惑がかかるので、慎重な準備が必須です。
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/40 iso100
湿原から森に差し掛かる所で空撮した写真です。写真の下で横に走っているのは湯川でしょうか。どこか熱帯のジャングルを思わせる景色です。奥日光の自然の豊かさを感じますね。
この他、上空から中禅寺湖が見えたり、針葉樹が点々と生える湿地を真上から空撮した写真もあるのですが、枚数ばかり増えるので省きます。
千手ヶ浜
二日目のお昼前、ずっと行きたかった中禅寺湖西側にある「千手ヶ浜」に行ってみました。ここは自家用車が規制されており、低公害バスでしか行く事ができません。
紅葉シーズンの千手ヶ浜は有名ですが、今回は下見と言う目的もあります。
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/240 iso100
定番の桟橋のある千手ヶ浜をやや上空から撮影。これで10mも上げていないと思います。
Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/60 iso100
桟橋のある千手ケ浜を上空から写してみました。これは面白いです。奥の森も大変綺麗で、紅葉シーズンには絶対に来たい場所です。
湯ノ湖と比較してやはり感じたのが、昼前の為か中禅寺湖が広い為か、水面がかなり波立っています。写真家たちは、霧が立ち水面が止む早朝に出撃する意味が分かります。
まとめ
今回は奥日光の温泉旅行で巡った絶景の名所の空撮写真を、二枚ずつを目安に紹介しました。
ここで紹介しきれなかった写真も数多くあるので、別の季節に撮影しに来た際、比較も含めてどこかの記事で紹介できればと思います。また、湯ノ湖なんかは特に枚数が多いので、もしかしたら単体の空撮名所記事を書くかもしれません。
やっぱり名所の多い奥日光エリアはいいですね。写真撮影に加えて空撮しながら巡る旅は本当に贅沢でした。また、一人だからこそかなり自由に動け、現地で会った空撮仲間や茶屋のおばさんとのお話も楽しく、旅自体が充実しておりとてもリフレッシュできました。
ドローンの扱いに関して、バッテリー三個の運用はとても安心感があります。使用状況としては、多くても一箇所でバッテリー1.5個使うと言った感じなので、温泉宿でフル充電する事でストレスなく空撮する事ができました。
何度も書いていますが、本当に紅葉シーズンが楽しみです!