太東崎灯台で撮影した日の出の空撮写真!@千葉の初日の出スポット

シェアする

こんにちは。

今回紹介するのは、千葉県にある初日の出スポット「太東崎灯台」で撮影した空撮写真です。

ここ最近の撮影旅で、特に満足度の高い場所と写真が撮れたので是非ご覧下さい!

スポンサーリンク
スポンサーリンク




千葉の太東崎灯台は初日の出スポット

関東在住の皆さんは初日の出と言ったらどこを想像しますか。自分は写真撮影を始めてから、関東沿岸部のさまざまな日の出スポットを訪れて来ました。

東京なら葛西臨海公園から見るシンデレラ城、神奈川なら真鶴半島の三ツ石、静岡なら伊豆の爪木崎灯台、千葉なら犬吠埼や野島崎灯台・・・。そんな中、今年になって見つけた個人的には最高の日の出スポットが、千葉県いすみ市にある「太東崎灯台」です。

太東崎灯台について

太東埼灯台の読み方は たいとうさきとうだい です。インターネットでは、「台東埼 太東崎」の両方で使われており、公式サイトは前者が多いのですが、検索ヒット数では後者の方が多く使われていました。まあどちらも意味は一緒なので深く考えなくてもいいでしょう。

台東埼灯台は千葉県の太東崎に立つ白い円形の灯台で、灯台としての大きさは中型だそうです。確かに、犬吠埼灯台や野島崎灯台に比べると、規模がやや小さい印象でした。灯台にもいろいろあるんですね。

灯台周辺は 南房総国定公園 に指定されており、灯台の北側には有名な九十九里浜を望むことができます。ただ、個人的には灯台の南側に広がる平野と、灯台周囲の断崖絶壁の景色の対比が印象的でした。その写真は下に載せるので是非見て頂きたいです。

太東崎灯台は二台目で、初代は海岸近くに建てられていましたが、倒壊の恐れが出たために、海岸から100mほど内陸の現在地に移築されたそうです。余談ですが、神奈川県の三浦半島最南端、城ヶ島にあった安房埼灯台は、海岸浸食や台風の影響で2019年に取り壊されました。自分は今年の夏に、城ヶ島の灯台取り壊し跡地に行ってみましたが、確かに海水に浸かるんではないかと言う場所でした。自然の力は本当に凄いですね。

海抜58mの高台に立つ高さ16mの白亜の塔は、21海里先まで照らし、海の安全を守っていると言われています。灯台は人の暮らしには欠かせない建物であり、なんかいいですよね。

きっかけはドローンの空撮写真

ここでは、今回何故太東崎灯台の日の出を撮影しに行ったのか、そのきっかけをお話しします。長野県出身で東京在住の自分は、15年以上前から写真撮影を行なっていました。しかし、千葉県にある太東崎灯台を知ったのは、2020年の秋と非常に最近の出来事になります。

例えば、野島崎灯台や犬吠埼灯台、爪木崎灯台など地図の末端にある灯台は非常に知名度が高く、ドライブや写真撮影が好きな人間の目にはすぐにとまります。しかし、太東崎灯台は外房の中腹にある中型の灯台。本来は地元の人しか知らない初日の出スポットです。

ここからが本題。きっかけは一冊の本です。ドローンによる空撮を始めた頃は、航空法や無人飛行機の現状・ルールをインターネットを使って独学で学んでいました。そんな中、東京にある書店に行き、たまたま手にした空撮の本に、太東崎灯台の空撮写真が載っていたのです。

記事の内容も興味深く、最近の風景写真家は地上からの風景だけでなく、ドローンによる空撮写真の撮影依頼をも多く受けるようになったと言うものでした。その本には千葉県の外房だけでなく、さまざまな地域の空撮写真が紹介されており、非常に参考になったのですが、その中でも太東崎灯台の日の出の写真があまりに美しく、自分も撮りたいと思ったのです。

そして12月。公共交通機関と宿でアクセスできないかと調べると、致命的なほどに条件が悪かったのです。そんな中、長年一緒に撮影旅をしている友人と休日が合い、未明三時に彼の車と運転で東京を出発しました。

基本情報

・所在地:千葉県 いすみ市 岬町和泉字3508

・アクセス:JR外房線太東駅から車で約5分(駐車場スペースは非常に狭い)

・参考サイト:千葉県観光総合サイトが分かりやすかったです。

太東埼灯台で撮影した写真

ここからは、太東崎灯台で撮影した日の出の写真を紹介します。

太東崎灯台の空撮映像

まずは自信作の空撮映像をご覧下さい↓

太東崎灯台の空撮映像、いかがでしょうか。断崖絶壁の台東埼に立つ灯台は空から見るからこそ迫力があり、平野との対比が本当に素晴らしいです。

太東崎灯台の日の出

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/120 iso100

12月の初旬から中旬は日の出時刻がだいたい6時半ごろ。

こちらが太東崎灯台と日の出を撮影した空撮写真です。太平洋に昇る朝日と手前に立つ白い灯台。そして灯台の灯りがちょうどこちらを照らした瞬間にシャッターを切りました。

水平線には低い雲が多く、バッテリー事情が弱いドローンをこの位置にホバリングさせるのにタイミングを合わせるのが難しく(正直には軌道を作りながら動画も撮影している為静止画との両立が非常に難しい)、ややシャッターを切るのが遅れた感じです。

しかし、そんな不安は次の写真で解消されました。

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/320 iso100

低い雲から太陽が抜けると、想像通りの景色となりました。真っ赤な太陽と手前に立つ白い灯台。これが今回自分が求めていた景色です。

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/320 iso100

今回の空撮も、いすみ市に問い合わせを行い国土交通省のルールに則って空撮を行わせていただきました。基本的には建造物に対して30m以上の距離を保つのがルールです。

ここに載せた写真は一部トリミングを行なっているので、恐らく30〜40mほど離れて撮影しています。しかし、結局その距離は目視で測るしかなく、今回のような被写体や撮影環境は結構難しいと感じました

そう考えると、ズーム機能の搭載されているドローンのメリットは大きいですね。また一応記載しておきますが、灯台より内陸ですが、ドローンの真下は敷地内の森(木)です。

太東埼の崖と平野

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/50 iso100

Mavic 2 Proの飛行機能を活かし、一気に海上に飛ばして太東崎灯台や南方向の内陸を空撮してみました。灯台は高台になっている事は分かっていましたが、こんな断崖絶壁の上に立っているとは想像もしていませんでした。

崖に押し寄せる波と朝日に照らされオレンジ色に染まる断崖絶壁が印象的ですが、その向こうに広がる平野との対比がまた素晴らしいです。これも今回の空撮でお気に入りの一枚!

まとめ

千葉県の初日の出スポット、太東崎灯台に昇る日の出の空撮写真、いかがだったでしょうか。

今回現地でお会いした灯台の管理人の方から、太東崎灯台から見える夜景や月、ドラマ?のロケ地に使われたなど色々な情報を聞くことができました。そして、やはり灯台前にある高台の展望スペースは、初日の出には物凄い人で賑わうそうです。しかし、地上からの初日の出は、正直海から太陽が昇るだけなので、どこから見てもそう大差ないのです。

今回狙っていた日の出と灯台の構図は、ドローンでないと絶対に撮影できない写真です。これをきっかけに、灯台巡りなんて面白いのではと考えました。今のところ、南伊豆の爪木崎灯台や千葉最東端の犬吠埼灯台が候補ですが、そもそも管理局に禁止されていたら無理ですし、しっかりルールは守って空撮を楽しみたいですね。

いずれにせよ、こんな素晴らしい景色を見せてくれるMavic 2 Proには本当に感謝であり、時間が経つにつれて更に愛着が湧いて来ました。

それではまた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




関連サイト

シェアする

フォローする