爪木崎で撮影した日の出の写真!@南伊豆の初日の出スポット

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こんにちは。

今回紹介するのは、静岡県の伊豆半島、下田市にある爪木崎で撮る日の出になります。

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爪木崎灯台と日の出

自分は、2015年頃に初めて南伊豆へ旅行に行ったのですが、そこから南伊豆エリアが大好きになり、多い時では年にニ回以上行くこともありました。その魅力はなんと言っても、東京都内からアクセスする上で、最も近い距離に絶景の海が広がっているからです。

通常、静岡県と言えば富士山やお茶畑をイメージしますが、こんな経緯もあり、自分にとって静岡県と言えば、真っ先に伊豆景色が思い浮かぶようになりました。東京都内に移り住みもすぐ10年が経とうとしていますが、栃木県の奥日光エリアと並んで、静岡県の伊豆エリアはとても好きな場所になりました。

そんな南伊豆エリアですが、爪木崎を訪れたのは全部で三回になります。では、爪木崎はどんな場所なのか、Googleマップを見ながら説明しましょう。

爪木崎とは

画像:Googleマップの衛生画像を掲載/左下の赤印が爪木崎灯台

爪木崎は、静岡県の伊豆半島最南端、南伊豆の下田市の東部に広がる須崎半島にあります。

須崎半島の先端にある爪木崎には、白亜の爪木崎灯台と透き通る青い海、そして冬には300万本の水仙が咲くことで知られ、県内屈指の景勝地となっています。

上のGoogleマップの衛生画像を見てお分かりだと思うのですが、爪木崎は、伊豆最南端から東へ突き出した須崎半島にあります。つまり、南伊豆エリアで最も綺麗な日の出スポットになっているのです。

余談ですが、爪木崎は伊豆半島のジオサイトでもあり、西側の海岸には「俵磯」と呼ばれる柱状の岩が整然と積み重なった景色が一面に広がっています。

ここには須崎遊歩道があり、爪木崎から須崎港まで通じています。自分は2020年の2月に須崎港の民宿に一泊しましたが、この須崎遊歩道はスケジュール的に散策できませんでした。いつか、下田にニ泊してゆっくり散策したいですね。

今回の撮影の経緯

今回の爪木崎への旅目的は、星空(天の川)撮影です。そして、星空撮影と言えば朝までコースがお決まりであり、日の出も撮影しました。つまり、ついでです。

とは言っても、2015年と2020年には宿泊しながら日の出を見ました。

基本情報

・住所:〒415-0014  静岡県 下田市 須崎

・アクセス:

公共交通機関の場合、伊豆急下田駅から路線バスで20分(爪木崎・須崎行き)。

車の場合、Googleマップで検索すると東京から三時間半かかります。

南伊豆エリア自体が東京から非常に離れており、電車・バス、車ともに三時間以上かかります。また、爪木崎の公園や灯台の近辺には宿泊できる宿がありません。キャンプも禁止です。

爪木崎で撮影した写真

ここからは、爪木崎で撮影した写真を紹介していきます。

前半に、2021年に行った爪木崎灯台の天の川の写真から日の出撮影までの様子を載せ、後半には2020年と2015年の写真を載せながら、日の出撮影のお話もします。

爪木崎灯台と天の川

α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss20 iso6400

前回の記事でも紹介した、白い爪木崎灯台と天の川の写真です。

こちらは爪木崎の灯台と天の川撮影では定番構図になりますが、平日の撮影計画と天気予報を上手く読むことで、素晴らしい星景写真が撮れました。

爪木崎の灯台で撮影した天の川の記事はこちらをご覧ください↓

静岡県の伊豆半島にある爪木崎の灯台で天の川を撮影しました。この記事では、爪木崎で撮影した星空の写真や撮影ポイントを紹介します。

爪木崎海岸と天の川

α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss20 iso6400

爪木崎の灯台前で撮影した後、友人の希望で爪木崎海岸へ移動しました。

この構図は、自分が2020年の2月にも撮影した爪木崎では本命の場所です。入り江と遠くに光る爪木崎灯台、そして天の川は個人的に非常に好きな構図でした。しかし、3月にもなると天の川が高く昇ってからブルーアワーを迎える為、2月がベストですね。

個人的に思うのが、3から4月は天の川が45°くらいまで昇るので、構図決定が難しいです。

爪木崎のブルーアワー

通常ブルーアワーを撮影するのですが、この日はガチ勢ではない友人も一人いた為、彼のキャンプスタイルに少し寄せ、爪木崎海岸でカップラーメンを食べました。

正直言うと、爪木崎海岸での天の川は昨年も撮影しており、この時間帯は写欲がありませんでした。一人行動だったら、恐らく全く別の場所でブルーアワーに消える天の川を追いかけていたでしょうね。記事を書いていて思いついたのが、天の川が一番高く昇る頃、海岸に降りて一番左側から灯台方面にカメラを向ければ、あっと驚く構図になったかも(縦構図)。

さあ、この記事の本題の日の出写真に写っていきます。せっかく過去に三回も爪木崎を訪れているので、全てお見せしますよ。

爪木崎の日の出-2021ver.

α7c+SEL1635GM 20mm f11 ss1/25 iso100

こちらが今回の爪木崎での日の出撮影に選んだ構図。

爪木崎エリアは地形が特徴的で、どの位置から写真撮影を行うか、また構図決定をどうするのか非常に迷う場所です。本来は爪木崎灯台前から、天の川と同じ構図で撮りたかったのですが(ブログ記事のコンテンツとしては灯台前が理想)、個人的にはやはり爪木崎海岸の入り江と絡めたかったので、今回はここを選びました。

ただ、爪木崎海岸の手前は小屋や駐車場があり、16mmとかで撮ろうとすると余計な物が写り込んでしまいます。その為20mmに収めたのですが、16mmで切り撮ってパノラマ風にトリミングし、手前を黒く潰した方が、絵的にはよかったかもしれませんね。

20mmにした結果、結局爪木崎灯台が右端であんな状態になってしまいました。

α7c+SEL1635GM 28mm f11 ss1/60 iso100

iPhoneのカメラ画角である28mmで撮影した一枚。

画角的にはバランスがいい気がしますが、やはり左下の小屋などが気になりますね。

写真撮影を行う上で、レンズ交換を行うか、同じレンズで撮影を続けるか。その選択と判断で、得られる結果が全く変わってきます。この日、自分が持ち合わせていたレンズで一番焦点距離が長かったのが、SEL55F18Zの55mm。直感的にレンズ交換をし、あっと驚く日の出写真を撮ることができました。それがこちらです↓

α7c+SEL55F18Z 55mm f11 ss1/125 iso100

こちらがレンズ交換を行なって撮影した爪木崎の日の出写真です。

まん丸な太陽に伊豆特有の海岸景色、そして朝焼けの色。駐車された車も、朝日を浴びてもはや絵の一部です。自分で撮影して言うのもなんですが、本当に美しい日の出の写真です。

ソニーEマウントの中でも、絶大な人気を誇る標準単焦点レンズSEL55F18Z。その写りは本当に素晴らしく、この日自分に、天の川以上の感動を与えてくれました。

これを見てしまうと、SEL50F14Zや新しく出るSEL50F12GMは不要だと感じます。

爪木崎の日の出-2020ver.

α7RⅡ+SEL24105G 105mm f8 ss1/320 iso100

こちらは2020年の2月に撮影した爪木崎灯台と日の出です。

天の川の記事でも書いたのですが、この日は水平線上に分厚い雲があり、まん丸な朝日を見る事ができませんでした。とは言え、同じ場所に通ったからこそ見られる別景色です。

爪木崎の日の出-2015ver.

2015年動画撮影/α7II+SEL1635Z/1分45秒日の出映像

こちらは最初に伊豆を訪れた2015年の映像になります。静止画の写真はLightroomを導入するよりも遥かに前に撮ったものであり、今のiMacには保存されていませんでした。その為、こちらのyoutube動画を載せる事にしました。爪木崎の魅力も伝わるので、是非ご覧下さい。

爪木崎の空撮映像と写真

爪木崎の日の出を撮影した後、空撮動画と空撮写真を撮りました。

下の記事では、ドローン(mavic2pro)で上空から空撮した日の出の写真も載せてあります。また、爪木崎の空撮写真をメインに紹介しているので、是非ご覧下さい⇩

静岡県の南伊豆にある須崎半島。その先端にある爪木崎灯台で空撮を行いました。この記事では、ドローン(mavic2pro)で空撮した爪木崎の日の出を紹介します。

まとめ

静岡県伊豆半島最南端、爪木崎で撮影した日の出の写真、いかがだったでしょうか。

爪木崎エリアは海が非常に綺麗であり、初日の出や日の出を撮影するのに非常に適した場所ですが、意外と広くどこから撮影しようか迷うところです。その為、まだ開拓する必要があると感じています。次回は2022年の2月前半に訪れようかな。

それではまた。

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