神奈川の 初日の出スポット 真鶴 にて三ツ石に昇る朝日を撮影

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こんにちは。

今回紹介するのは、神奈川県の真鶴半島で撮影した初日の出スポットの写真になります。

場所は真鶴半島の中でも先端に位置する真鶴岬です。

自分は自動車の免許を持っていないため、日の出を撮影するために仕事後の夜に東京から電車で真鶴駅までアクセスしました。もちろん、駅から真鶴岬まではタクシーです。

終電で行くほうが寒さに耐える時間は短いのですが、年末年始頃は20時過ぎにオリオン座が東の空に昇るので、体力を気にせず早めの現地到着。日の出時刻までは星景写真を撮りながら、完璧な防寒対策とダウンのシュラフにくるまって過ごしたという、思い出深い撮影旅です。

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真鶴半島と三ツ石について

自分は2016年まで真鶴半島と言う存在すら知りませんでした。

この場所を知ったきっかけは、とあるyoutuberさんの動画がきっかけです。その内容は、単純に 真鶴半島に星空を撮りに行く と言うものでした。

真鶴半島を地図で見ると、神奈川県の三浦半島と伊豆半島の間、熱海のやや東側にあります。

東海道本線沿いに真鶴駅があり、東京からでも比較的アクセスが楽です。

真鶴半島の先端には、三ツ石と言う岩があり、ここが初日の出スポットになっています。

最初に行ったのは2017年の11月の家族旅行なのですが、その時には実は時期や場所の関係から、三ツ石と日の出の撮影は行いませんでした。

初日の出の時期は混雑するため、少しずらして日の出を撮影する為に、改めて行ったのです。

真鶴半島の特徴や詳細に関しては、一番下にリンクを載せるのでご覧くださいね。

真鶴 で撮影した写真

真鶴 で撮影した星景写真

最初に、前夜に撮影した星景観写真の様子も紹介しておきますね。

α7Ⅱ+SAL1635Z+ソフトフィルター 16mm f2.8 ss20 iso4000

画角はサムヤン14mm f2.8が理想でしたが、冬の星空はソフトフィルターがあった方が綺麗なので、こちらの写真を載せました。この写真の記事はこちら↓

★ 神奈川の星空スポット 真鶴海岸の星景写真 ★

星景写真は真鶴岬にある三ツ石海岸で撮影しました。寝袋ですごしたのもこちらです。

三石海岸にはトイレもあるので便利です。

真鶴 で撮影したブルーアワー

日の出の撮影ポイントは三ツ石海岸ではありません。

潮騒遊歩道を通り、少し離れた番場浦と言う場所へ移動します。

今回は場所取りも考慮して、日の出よりもかなり早い時間帯に移動しました。冬至に近い時期だったため、日の出が6時半過ぎだとしたら一時間前くらいでしょうか。

α7Ⅱ+サムヤン14mm f2.8 14mm f(光芒を考慮し高めに設定) ss20 iso3200

こちらが番場浦の岩の上から撮影した三ツ石の様子です。

もちろん徹夜で挑む強者なんて自分ひとり、この朝の番浦海岸へは自分が一番乗りでした。

左奥が先ほどの三ツ石海岸です。

深夜1時に水平線から昇り始めて月がだいぶ高く昇り、水平線が明るくなってきました。

α7Ⅱ+サムヤン14mm f2.8 14mm f8 ss1.6 iso100

星が消え、ブルーアワーの一番綺麗な時間帯です。

α7Ⅱ+SEL70200GM 100mm f8 ss1/125 iso100

ここで日の出の為に持ってきたレンズ、SEL70200GMにレンズ交換しいろいろ試写します。

逆光である日の出です。頼みますよ、我がGMレンズ君(´・ω・`)!

真鶴 三ツ石と日の出

α7Ⅱ+SEL70200GM 200mm f8 ss1/125 iso100

焦点距離は70-200mmでちょうど良さそうですね。

沖に雲がありますが、この程度なら悪くありません。雲の上が明るくなってきました。

α7Ⅱ+SEL70200GM 200mm f8 ss1/800 iso100

まさに狙っていた位置に日の出が来てくれました。

と言いつつ、実際はちょくちょく横移動しています。幸い2017~2018年現時点でここはあまり有名な撮影地ではないため、融通がききます。

この微調整が、大洗の神磯の鳥居なんかでは撮影者が多すぎて無理でしょうね。

ここも時間の問題でしょう。

α7Ⅱ+SEL70200GM 200mm f8 ss1/2500 iso100

今回の一番の力作は、日の丸構図のこちらでしょうか。。。

鳥が横切る写真なども撮れましたが、まあどれも同じような物です。

実は、この記事を書いている現在もハーフNDフィルターを持っていないのが一番の失態。

その為、海が真っ黒になってしまっています。

ここへはもう一度ハーフNDフィルターを持ってチャレンジしたいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回の撮影は天候に恵まれ、自分の中ではとても満足の行く写真が撮れました。

しかし、ハーフNDフィルターを用意しておけばよかったという後悔が残りました。

あとこれは前から感じていたのですが、α7Ⅱシリーズは逆光でけっこうAFが迷います。下手するとピンボケを量産する可能性がありました。思い返せば、今年10月に行ったダイヤモンド筑波でも、日の出の逆光とともにピンボケとなり、急いでMFに設定を変更したという経緯があります。α7RⅡ+SEL55F18Zでも起きるので、α7Ⅱシリーズの特徴だと思います。

このへんは今後も注意が必要ですね。

三ツ石と日の出が被るポイントは限られており、事前にしっかりとした撮影計画を立てる必要がありました。

真鶴岬 へのアクセスについて

アクセスは非常にシンプルです。JR真鶴駅を出ると、真南に真鶴半島がのびています。

日中は路線バスがありますが、自分は夜中のアクセスだったため、タクシーを使いました。

平日の20時近くでも普通にタクシーが待機しており、30分かからずに真鶴岬に着きます。

帰りのバスは、ケープ真鶴の朝の始発が9時過ぎだったため、結局往復ともにタクシー。

今回真鶴タクシーさんにはとてもお世話になりました。

高上がりに見えますが、レンタカーやガソリン、車の維持費に比べたら安いもんです。

真鶴半島先端にあるバス停、ケープ真鶴で下車し、長い階段を下ると三ツ石海岸に出ます。

初日の出撮影ポイント 番場浦 への行き方について

三ツ石海岸へのアクセスは非常にシンプルです。

しかし、初日の出スポットである番場浦に行くにはちょっとロケハンがいるかもしれません。

神奈川県と真鶴町から散策マップが出ているので、そちらで確認することをおすすめします。

ダウンロードができるリンクを下に貼っておきますね。

真鶴周遊ウォーキングコース – 神奈川県(Adobe PDF)

真鶴さんぽ(PDF) – 真鶴町観光協会(Adobe PDF)

マップの通り、三ツ石海岸から潮騒遊歩道を通り真鶴半島を時計回りに進みます。

しかし、この潮騒遊歩道は非常に狭く、強風で倒木があり封鎖されている事もあります。というよりは、自分が行った時には実際に倒木が道をふさいでおり、危険なため通り抜け禁止の札が貼ってありました。周囲に人はいないため、またいで通り抜ける強者もいました(11月の朝に行った時)。もちろん事故にあったら自己責任ですし、あまりおすすめしません。

と言う事で、自分は三ツ石海岸から一度ケープ真鶴のバス停のある場所へ引き返し、少し内陸の駐車場の脇にある遊歩道から番場浦へ下りました。これもまたやや分かりづらいです。

写真は駐車場から階段を下り、番場浦に出たところです。左方向へ進むと三ツ石海岸に続く潮騒遊歩道がありますが、初日の出撮影スポットは右奥へ進んだ先の、まさに先端です。

周辺環境について

ここでは初日の出の撮影ポイントである三浦半島の 番場浦 について書きます。

海岸は大きなごろ石になっており、普通に歩いているだけでも躓く危険があります。

さらに、初日の出が撮影できる場所は大きな岩の上であり、岩の上を上る過程で満潮の時間帯は長靴が必要とも言われています。また、海へ転落の危険が高いため、普通に危ない場所でもあります。

実際に日の出を撮影した 番場浦 の周辺写真を撮影したのでご覧下さい。

こちらがごろ石の続く海岸から岩の上によじ上ったところです。このように凹凸のある滑りやすい岩場が続いており、分かりにくいですが左側は普通に崖と言った感じです。

来た道を振り返った様子です。注意しないと、カメラ機材を破損させる恐れがありますね。

このあたりを十分に注意した上で、しっかり準備して撮影に出かけましょう。

と言いながら、カメラフル装備に三脚二台、山岳用テントの宿泊セットを担いで徹夜で星空を撮影し、これらを岩の上に持っていく自分は、もはや不審者以外の何者でもないヽ(´▽`)/!?

混雑状況と撮影ポイントについて

自分は初日の出から遠い日の平日に撮影に来た為、撮影者は片手で数えられる程度でした。

撮影の適期は初日の出であり、まさに1月1日に三ツ石に日が昇ると言われています。

元旦には真鶴半島に車が入れない程渋滞すると、タクシーのおじちゃんは言います。

恐らく番場浦の岩の上も、大勢の人たちで賑わうのでしょう。

という事はもうお分かりですよね!?初日の出に拘らないなら、前後に撮影に来ましょう。

基本情報

・住所:〒259-0201 神奈川県 足柄下郡 真鶴町 真鶴

・アクセス:jR真鶴駅からバスで13分 終点のケープ真鶴で下車

・確実な詳細情報は神奈川県および真鶴町から収集してくださいね。

真鶴周遊ウォーキングコース – 神奈川県(Adobe PDF)

真鶴さんぽ(PDF) – 真鶴町観光協会(Adobe PDF)

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