【α1発表】ソニーの新型ミラーレス一眼カメラは「alpha one」だった!

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この記事の画像引用はソニー公式ホームページより。

こんにちは。

知っている人は知っている超特大ニュースです。2021年1月27日の0時にソニーが新しいミラーレス一眼カメラを発表しました。この記事では、2013年からソニーのEマウントを使っている自分が感じた新型について紹介・語りたいと思います!

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ソニーがα1を発表!

2021年1月、今年最初にソニーが発表したカメラは、ミラーレス一眼カメラの中でも新しいシリーズと言える名称「α1」と言うフルサイズセンサー搭載のカメラでした。

ではα1「alpha one」はどんなカメラなのか、発表されている情報を元に紹介しましょう!

公開動画

ソニーの公式YouTubeチャンネルの一つ「ソニーカメラチャンネル」よりα1の紹介動画がいくつか公開されていますので、気になる方はご覧ください。

パッと見た感じ、α9IIと全く同じ外観です。この動画を見ることで、ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラの中でも、どのような立ち位置のカメラなのか、一発で分かりますね。

感想などは、まとめで語りたいと思います。

スペック情報

ソニーの公式ホームページにて、既に詳細なスペックが公開されています。その中から、基本的かつ気になるスペックを抜粋して箇条書きにしてみました↓

撮像素子:35mmフルサイズ (35.9 x 24.0mm)、Exmor RS CMOSセンサー

カメラ有効画素数:約5010万画素/カメラ総画素数:約5050万画素

RAW出力:14bit

クリエイティブルック:色再現で重要な今回の目玉機能です!

ピクチャープロファイル:切/PP1-PP11

動画記録(4K)10bit:120p(280Mbps)、60p(200Mbps)、30p(140Mbps)、24p(100Mbps)

ファインダー:ブラックアウトフリー

ファインダー倍率:約0.90倍 (50mmレンズ、無限遠、-1m-1)

ファインダーフレームレート選択:STD 60fps / HI 120fps / HI+ 240fps

背面モニタードット数:1,440,000ドット

手振れ補正機能効果:5.5段、その他α7SIIIで好評の電子式手振れ補正搭載

連続撮影速度:電子シャッター時、最高約30コマ/秒

質量(g)(バッテリーとメモリカードを含む):約737g、本体のみだと652g

特に気になる特徴

8K30pでの動画撮影:今回は静止画メインの為か、あまり宣伝していないように見える

有効約5010万画素:α7IVの画素数を採用

秒間撮影コマ数:AF/AE追随しながら最高30コマ/秒

※ 最大120回/秒の演算によるAF/AE追随α9 IIの1.5倍速い30コマ/秒の高速連写時にも関わらず、α9 IIの2倍のAF/AE演算を実現。鳥類にも瞳AFが効くそう

イメージセンサー:積層型CMOSイメージセンサー Exmor RSと裏面照射構造の高い感度特性

ISO感度:常用ISO100-32000、拡張ISO50-102400:高画素の為、こんなもんでしょう

ファインダー(EVF):ブラックアウトフリー撮影

背面モニター:チルト式

まとめ

2021年最初に発表されたソニーのカメラ「α1」みなさんはどのような印象を受けましたか?
α1の外観はα9IIと全同じ?
個人的には、遂に本当に万能でどんな場面でも使えるモンスターカメラを出して来たと言う印象です。α9の現代では比較的低画素と言う欠点を無くし、α7IVのフルサイズ最高画素を乗せて来た。更には、秒間コマ数を圧倒的な30コマにし、精度も野鳥に瞳AFが効くと言う化け物!これらに加え、EOS R5に真っ向勝負の動画機能8K 30p。
ただ、このクラスだとバッテリーグリップ一体型にして出すのではと期待しており、グリップ一体型=唯一無二のプロ向けカメラだからこそ「α1」と言う名称が相応しいと思いましたが、蓋を開けてみるとα9IIとほぼ同じ外観に見えます。

これ、個人的には名称はα9IIIで良かったのではと思います。その理由は、逆にα9IIIはどうなってくるのかと言う疑問が生まれます。背面モニターがチルト式と言う事は、あくまで写真用=静止画専用機を意識しているので、単純にα9とα7IVを足したカメラと言う印象はありますからね。逆に捉えると、もしα9IIの後継機であるα9IIIが出るとすれば、画素数据え置きの高速連写機にするしかないですよね?もしそんな事があれば、お値段が安くなる気もしますが、マーケティング的に現実的ではなさそうです。ん〜、グリップ一体型でもないのに、わざわざα1と言う新シリーズを出す意味があったのでしょうか。これはソニーさんミスりましたね。

こうなってくるとEマウントのフルサイズミラーレス一眼カメラは↓
α7=エントリー写真専用機
α7C=エントリー動画専用機
α7R=プロ向け高画素写真専用機
α7S=プロ向け動画専用機
α9=プロ向け動体専用機
α1=プロ向けカメラ=グリップ一体型で信頼性強化し報道カメラマンも使える万能機
ではなく見た目はα9II。ではスポーツ・動物などのプロ向け動体撮影機?高画素だから風景専用機?8K30pだから動画専門機?これは迷走してしまいます。

色々疑問点はありますが、まあ60万円を超えるとの噂もあり購入できるカメラではないので、楽しく見させてもらいましょう。追記!税込約90万円だそうです!10年後とかにカワセミ撮影を再開したら、その頃には安くなっているでしょうし、遊びで帰るかも?

今回のα1の発表で、ソニーのミラーレス一眼カメラも更に本機を出して来ましたね。ちょっと前までは、フルサイズミラーレス一眼カメラはソニーが独占馬でした。そんな中で次々にニコン・キヤノン・パナソニックが追従。数年後はキヤノンが追い越すなどの噂もありましたが、まだまだソニーの方が上を行きそうです。
背面モニターはチルト可動式
最後にひとこと。
今回のα1をYouTubeで検索すると、恒例のように多くのユーチューバさんが動画をアップしています。ここ数年、社会への影響力やメーカーへの要望・アピール力はYouTuberの存在が非常に大きくなっています。その理由は色々な場面で伺えますが、カメラ業界においても、YouTuber用=自撮り専用カメラが多く開発されているところを見ると一目瞭然です。特にバリアングル液晶モニターが発表されるだけで、多くのYouTuberが好評コメントをアップするので、あたかも全てのカメラユーザーが喜んでいるように感じてしまいます。

しかし、カメラの本来の役割は写真撮影。動画を撮りたいなら、本来はビデオカメラ業界が発展するはずなのです。個人的には、今回発表されたα1はYouTuber向けではなく、しっかりチルト式背面モニターを搭載して静止画撮影の写真専用機として出して来てくれた事に非常に好感が持てます。このまま、α7IVもチルト液晶で出して来て欲しいですね。

それではまた。
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