昇仙峡で撮影した紅葉する仙娥滝の風景写真!@山梨で絶景の滝名所

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こんにちは。

今回紹介するのは、山梨県にある紅葉スポット、昇仙峡で撮影した「仙娥滝」の風景写真になります。通常は観光時間40分の名所ですが、滞在時間4時間と言う偉業を成し遂げました。

この記事を見る事で、昇仙峡の魅力と写真、撮影地としての情報を知る事ができます。

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昇仙峡について

御岳昇仙峡は、山梨県の甲府市の北部に位置する美しい渓谷です。

また、国の特別名勝に指定されているらしく、「日本一の渓谷美」と呼ばれ、山梨県を代表する観光名所になっています。個人的には、富士山エリアよりも好きな場所ですね。

昇仙峡の地形は、長い年月をかけて削り出された花崗岩の断崖や奇岩があり、豊富な湧水は川の流れを作り、美しい渓谷景色を作り出しています。また、渓谷沿いには歩きやすく整備された遊歩道があり、渓流や覚円峰、仙娥滝を間近で見る事ができます。

仙娥滝とは?

仙娥滝(せんがたき)とは、山梨県の昇仙峡にある日本の滝100選に選ばれている滝で、昇仙峡にある名所の中でも、最も自然を感じる事ができる場所です。

仙娥滝は、昇仙峡の最奥部に位置し、昇仙峡のシンボルである「覚円峰」の麓にあるります。その為、下流から4kmの散策路を上ってアクセスするもよし、滝上の駐車場からは徒歩直ぐ(徒歩5分未満)アクセスする事ができます。

仙娥滝は、地殻変動による断層によって生じたらしく、花崗岩の岩肌を削りながら落下している滝の長さは、落差は30mほどあるそうです。落差30mと言うと、先日に撮影しに行った、栃木県那須高原にある駒止の滝と、ほぼ同じ規模と言う事になりますね。

栃木県那須高原にある美しい滝「駒止の滝」。この記事では紅葉シーズンに撮影した駒止の滝の風景写真を紹介します。

基本情報

  • 所在地:〒400-1214 山梨県 甲府市 高成町
  • アクセス:JR甲府駅から山梨交通路線バスで約50分。昇仙峡滝上バス停から徒歩3分。

今回の撮影について

自分が昇仙峡の仙娥滝に初めて訪れたのは、2018年の5月です。

カメラをやっていない友人が、自分が撮影した千畳敷カールでの自撮りの星空写真に感動し、写真撮影の様子を見たいと言う事で、東京から前泊で旅をしました。その時に見た仙娥滝は、滝好きの自分にとって本当に感動するものであり、いつかまたゆっくりと訪れたいと考えていました。

そして来たる2021年。公共交通機関でのアクセスが非常に良好である事を調べ、初夏頃から計画を立てました。しかし、猛暑でいつのまにか行く事を忘れ、気がつけば11月。

すると、今年の冬に赤ちゃんを出産した職場の友人が、奥様から時間が貰えたとの事で、久しぶりに男二人での撮影旅に出かける事になりました。彼とは国内旅行だけでなく海外旅行も二人で行った仲であり、写真撮影では最高の相棒です。

と言う事で、一眼カメラにジンバル、ドローンとフル装備で出撃しました。

※例によって、撮影した動画は後日アップします↓

昇仙峡で撮影した写真

昇仙峡の仙娥滝に到着したのは、2021年11月初旬の朝8時台。

滝自体は真南を向いていますが、谷に挟まれている為、ほとんどが日陰となります。そんな中で朝方から昼ごろまで滞在しましたが、光の当たり具合が結構変わりました。

朝の仙娥滝と虹

α7III+SEL24105G+ND64+CLP 35mm f11 ss8 iso100

朝の8時台に、定番構図で撮影した仙娥滝の風景写真です。

落差30mの仙娥滝は、その地形から見上げるような姿ではなく、また展望スペースから滝までの距離もちょっとある為、35mmが横構図でちょうどいいです。

この辺りは、標準ズームレンズ一本で足りるありがたさですね。

そして、写真の左下に目をやると、低い位置に虹が見えるのが分かります。仙娥滝は太陽の日差しで虹が発生する事で有名ですが、時間帯によっても大きく変わります。

α7III+SEL24105G+ND64+CPL 35mm f 11 ss5 iso100

35mmで縦構図で撮影してみましたが、こちらもしっくりと来ます。

個人的に、仙娥滝は縦構図がいいかもしれません。まあ滝は下へ流れるので、これはどの滝におm言えますが、長野県軽井沢の白糸の滝など、横構図が美しい滝は数多くあります。

そうそう、紅葉に関してですが、2021年の11月初旬の昇仙峡は、まだ始まりと言った感じ。それでも、仙娥滝の中腹から上部では、赤や黄色に色づく木々がとても綺麗でした。

α7III+SEL24105G+ND64+CPL 70mm f8 ss5 iso100

こちらは縦構図で撮影した仙娥滝の写真です。

ここまで寄ると非常に迫力が出ますね。また、展望スペースのできるだけ左側に寄って撮影する方が、滝を正面から撮影する事ができます。ただ、朝方は左に寄ってしまうと、角度的に虹が見えませんでした。

昼の仙娥滝と虹

α7III+SEL24105G+ND64+CPL 24mm f 11 ss6 iso50

動画、ドローンでの空撮を終え、お昼頃に再び仙娥滝を撮影しました。

やや分かりづらいのですが、虹が滝の中腹に昇っているのが分かります。また、滝自体に日が多く当たっており、現地で直接見るとこちらの方が綺麗ですが、やはりコントラストが高く、写真撮影では太陽が低い位置にある朝方の方が良さそうです。

一見太陽がもう少し西(左側)に移動し、右の斜面の紅葉する木々に光が当たると条件が良さそうですよね。ただ、これはあくまで予想ですが、夕方になると左側の崖の方に太陽が移動する為、一気に日陰になるのではと思います。個人的には、やはり朝方の方が好みですね。

α7III+SEL24105G+ND64+CPL 70mm f 11 ss3.2 iso50

70mmまで寄って撮影してみました。

仙娥滝自体を拡大して切り取れば、どの時間帯でも絵になりそうです。

新緑の仙娥滝(2018年5月)

ここからは、2018年5月下旬の新緑の頃に撮影した、仙娥滝の写真を紹介します。

α7II+LA-EA3+SAL2470Z 45mm f8 ss1/10 iso100

横構図で撮影した仙娥滝の写真です。

見てお分かりの通り、この日は曇り空で虹は出ていませんでした。しかし、コントラストが低い分、滝の表情が良く、ちょっと幻想的です。個人的に、曇り空の仙娥滝も好きです。

この時は勿論、フィルター類は全く持っておらず、水を流す事はできずでした。やはり、滝を撮影するのにNDフィルターは絶対必須ですね。

α7II+LA-EA3+SAL2470Z 70mm f8 ss1/13 iso100

縦構図で撮影した一枚。

仙娥滝は、真正面から見ると分かりづらいですが、断崖絶壁ではなく斜面を滑るように流れています。特に左側の岩を構図に多く入れる事で、この滝特有の景色となります。

では、仙娥滝を真上から見るとどうなっているのか、是非ご覧ください↓

仙娥滝の空撮写真(ドローン Mavic2)

Mavic2pro 28mm f8 ss1/30 iso200

昇仙峡の仙娥滝を、ドローンで真上から空撮した写真がこちら。

これは本当に凄いですよね!正面から見ると落差のある滝ですが、真上から見ると、本当に斜面を流れ落ちていました。

これですね、DjiのMavic3が発表されましたが、まあ買うでしょうね。優先度が違います。

覚円峰

こちらは、昇仙峡を代表する断崖絶壁な奇岩「覚円峰」を空撮した写真です。

これは本当に見応えがある為、別途記事にします。

まとめ

山梨県を代表する観光名所、昇仙峡の仙娥滝、いかがだったでしょうか。

自分は、滝と言う被写体は風景写真の中でも最も好きであり、日本の滝100選はけっこう訪れています。昇仙峡の仙娥滝は斜面を滑るように落差しており、他では見られない個性がありました。また、周囲にはさまざまな見所があり、家族での観光にも最適な場所でした。

皆さんも是非、昇仙峡の仙娥滝を訪れてみてはいかがでしょうか。

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