こんにちは。
2023年10月23日月曜日、栃木県の那須高原へ秋の紅葉撮影に行ってきました。
目次
那須高原へ秋の紅葉撮影に行く計画
2023年10月、今年は紅葉の写真を撮る計画は全く立てておらず、前半が過ぎていきました。
そんな中で思いついたのが、秩父雲海。自宅からは近いにもかかわらず、車の免許が無ければ絶対にアクセスのできない撮影地。また、土日はカメラマンが押し寄せ三脚場所取りの激戦区と言われています。
そんなこんなで平日に撮影計画を立て、雲海の条件を調べるとあまり良くない。そこで、急遽紅葉が見ごろな撮影地に変更する事にしました。
那須高原の紅葉について
2023年10月下旬、関東で紅葉が見ごろと言えば、2021年にも訪れた栃木県の那須高原。
車の免許が無い自分は、当時 駒止の滝を撮影するだけの為に、公共交通機関を駆使して東京から始発でアクセスしました。このルートでアクセスする人間はほぼ居ないと言うあまりに時間を要するルートでしたが、無事に撮りたい写真が撮影できました。
秩父雲海を中止した10月下旬の頃、ちょうど関東で紅葉が見ごろな場所を調べていたところ、栃木県の那須高原が浮上しました。
人生で初めてグループ撮影会を企画した
2023年に新しく加入したカメラサークル。
50人以上ものメンバーが居ながら、撮影会を企画する人間がほとんどいません。一つ前が、7月31日の花火大会なので、もう三ヶ月近く空いています。話を聞くと、やはり何かを企画すると言う行動力はなかなか大変であり、名乗り出る人間が居ないとか。
そこで、平日風景写真撮影部隊と名前を付け、自分で企画する事にしました。
すると、風景写真の知識が無く撮影会の企画は難しいけど、自家用車や運転なら出せます！と名乗りでてくれるメンバーが多々おり、平日にフットワークが軽く撮影に行けるメンバーが揃いました。
と言う事で、平日に全て自分のプランニングで那須高原へ紅葉撮影に行く事になりました。勿論、集合時間は例によって始発の時刻です。
那須高原で撮影した写真
駒止の滝
ほぼ始発で都心部に集合し栃木へ。朝の9時台には求めていた駒止の滝が撮影できました。
本命は瀧上に日が差す10時過ぎですが、他にも撮影したい場所があるのでこの辺で撤退。
そうそう、2021年に引き続き、ドローンでも空撮してみました。
紅葉する木々に囲まれた美しい滝。本当に素晴らしい。それにしても、駒込の滝の滝壺は本当に青く見えますね。赤や黄色の木々に囲まれた青い滝壺、他では見られない風景です。
茶臼山ロープウェイ
那須高原の那須街道を登っていくと、那須ロープウェイ山麓駅にたどり着きます。
駒止の滝からは少し戻る形る形になりますが、那須の茶臼岳は那須高原で最も有名な観光スポットとなっている為、主目的に出かける観光客も多いでしょう。
那須ロープウエイを利用すると、茶臼岳の9合目まで約４分間で登る事ができます。 ロープウェイを降りると、眼下にはボルケーノハイウェイ（旧那須高原有料道路）や那須野が原などの雄大な景色が広がります。また、山頂駅から茶臼岳頂上までは歩いて約50分程でアクセスする事ができ、頂上からは日光連山や関東平野、筑波山などが望めます。
- 所在地：〒325-0301 栃木県 那須郡那須町 大字湯本字 那須岳215
駒込の滝を後にし、茶臼山ロープウェイにやって来ました。
ここも自家用車があれば、駒込の滝から非常に近い場所。しかし、一昨年は路線バスでアクセスした為来られませんでした。紅葉する木々が美しいロープウェイを登ると、山の上は想像以上に不思議な地形が広がっていました。
岩場と言うか、山肌が剥き出しと言うか、火山活動の後のような不思議な景色です。
眼下に広がる那須高原の景色は圧巻ですね。
さて、自分は登山が比較的慣れている人間ですが、今回連れて来た3人は登山未経験。中には撮影に夢中になり、全然前に進まない友人もおり、コースタイムが大幅に遅れました。
こちらは牛首と呼ばれる分岐点。
実は、ここから左奥の登山道を降り、姥ヶ平とひょうたん池まで行く予定だったのですが、間違えて別ルートに向かってしまい途中で断念。今回の最終目的地は牛首となりました。
こちらは牛首の尾根から西側を見下ろした景色。
見てお分かりですが、この辺りは紅葉がもう終わっていますね。駒込の滝は紅葉がベストシーズンだったので、もう少し早い季節に来る必要がありそうです。それにしても、この場所は紅葉が残っていたら絶対に絶景です。
実は茶臼岳でも空撮申請が通ったので（まだ未現像動画未公開）、姥ヶ平とひょうたん池の紅葉を含めて来年以降にリベンジ確定です。
14時近く、山頂駅に下る途中で撮影した写真です。
雲が広がっており、天空と言うか異世界にいるような景色が広がっていました。
カメラマン四人、山頂駅で団子やら焼きそばやら甘酒などを食べまくりました。
つつじ吊り橋
那須高原から帰路に着く途中、プランニングにはなかったつつじ吊り橋へ。
実は、一昨年にアクセスした際、確か吊り橋があったなぁ〜、なんて考えながらGoogleマップと睨めっこしていました。すると、すぐ目の前だったので運転手さんに伝達！じゃあ寄りましょうと言う流れで行ってみました。
こう言うフットワークの軽さや梯子は、自家用車がないと絶対に困難なプランニングですね。
そして、想像以上につつじ吊橋が素晴らしかったです。
夕暮れ前の曇り空でこの紅葉景色。快晴の青空だったらどんな絶景だったか、想像するだけでワクワクしますね。
つつじ吊橋は揺れる揺れる。平日の夕暮れ前でしたが、それなりに観光客がいました。
このエリアの空撮の可否は事前に確認しておいて正解。
ドローンでつつじ吊橋を空撮すると、これまた想像以上の絶景が広がっていました。
2021年に撮影した駒止の滝の紅葉
こちらは2021年に一人で撮影しに行った駒止の滝の紅葉です。
この日は今年に比べて時間帯がベストであり、日差しがやや弱かった為、瀧上の水の色が良く出る条件だった気がします。
まとめ
今回は、栃木県の那須高原に秋の紅葉撮影に行ったお話でした。
複数人での集団行動と梯子だった為、一箇所一箇所はベストタイミングでない感がありましたが、四人でワイワイしながらカメラを振り回せたのはとても楽しい時間でした。
茶臼岳はまたリベンジしたいので、来年の平日辺り、一人でアクセスしてみようかなと思います。確か高速バスがあったような。。。
それではまた。
