横浜の磯子で撮影した根岸製油所の写真!@神奈川の工場夜景スポット

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こんにちは。

写真撮影歴約20年の自分が、公共交通機関(電車と路線バス)を乗り継いで、初めて一人で「工場夜景」と言うものを撮影してきました。

今回紹介するのは、神奈川県横浜市の磯子区にある工場夜景の写真になります。

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神奈川県横浜市「新磯子町」の工場夜景

冒頭では、人生で初めて一人で工場夜景を撮影してきたと述べました。

と言うのも、実は2018年〜2019年にかけては、職場の友人とちょくちょく神奈川県川崎市などへ工場夜景を撮影しに行っていました。しかし、個人的に工場夜景にはあまり魅力を感じず、メインの被写体とはなりませんでした。その理由は、人工物でいつでも撮影できる点が大きかったです。

ただ、そんな中で唯一一箇所だけ撮影に行ってみたいと思える工場夜景がありました。それが、2021年11月になって突発的に行った今回の神奈川県横浜市磯子区新磯子町の「ENEOS株式会社 石油精製根岸製油所の工場夜景」なのです。当時、ここだけは撮影に行っておこうと思いましたが、いつの間にか三年が経過してしまいました。

個人的に、横浜にある工場夜景と聞くだけで行ってみたくなりますね(横浜ブランド)。

ENEOS株式会社 石油精製根岸製油所

神奈川県横浜市の磯子区沿岸部には、広大な敷地を持つ「ENEOS株式会社 石油精製根岸製油所」があります。我々人間の生活に欠かせない石油精製根岸製油所ですが、この工場の姿こそが、美しい工場夜景を作り出しています。

ちなみに、ただ工場夜景を撮影するだけでその場所の知識を持たないのは正直勿体無いです。その為、ブログを書きながら「ENEOS株式会社 石油精製根岸製油所のホームページ」を覗いてみました。リンクのページ内に動画が埋め込まれており、根岸製油所でどんな事が行われているかがわかりやすく解説されています。正直、この動画を見てから撮影に行けば、もっと違う視点で写真撮影が行えたかもと後悔している部分もあります。次回の撮影に活かします。

実際の撮影ポイントは、根岸製油所を北対岸に見渡す海を挟んだ歩道沿いになります。そこから正面には根岸製油所のオイルタンクが立ち並び、右奥にはギラギラに輝く製油プラントが見えせます。

基本情報

今回自分は、JR磯子駅から徒歩でアクセスしました。首都高速道路の高架下を歩きながら、工場など広大な敷地が続く人気のない道をひたすら進みます。周囲には建造物や道路が多い為、真っ暗になる事はないですが、民家がないため治安は不安です。イメージで言うと、東京都港区の芝浦埠頭を田舎にしたイメージですね。時々すれ違う会社員の方はほとんど男性なので、女性一人でここの工場夜景を撮る場合、JR磯子駅から路線バスを利用した方がいいです。

画像:新磯子町工場夜景の撮影ポイントより西方向を臨む

  • 所在地:神奈川県 横浜市 磯子区 磯子
  • アクセス:JR磯子駅より徒歩訳25分(磯子港より海岸を東へ進んだ突き当たり)
  • ※JR磯子駅より横浜市営バス85番系統に乗車し、東電前バス停で下車すると撮影ポイントが目の前です。行きは本数が少なく、自分は帰りのみ利用しました。

今回の工場夜景の撮影機材について


シグマ 100-400mm F5-6.3 DGDN OS Contemporary

工場夜景にはあまり魅力を感じなかった自分が、一人突発的に行った最大の理由。

それは、ソニーのαEマウントカメラ、α7シリーズ用では、コストパフォーマンス最強とも言える超望遠ズームレンズ「SIGMA100-400mm DG DN」を買ったからです。

今回撮影する工場夜景「根岸製油所」の撮影ポイントは、南側対岸になります。その為、広角レンズや標準レンズでは絵になりません。最低でも100mm以上、理想は300mmが必要でした。まあ、手放したSEL70200GMでも撮れなかったと言えば嘘になりますね。

撮影した工場夜景の写真

ここからは、今回撮影した工場夜景「根岸製油所」の写真を紹介していきます。

自宅を出発したのが午後15時前。JR東京駅から京浜東北根岸線磯子行きに乗車し、磯子駅に到着したがのがほぼ日没と同時の16時半前。本当は夕日に照らされた工場の写真も撮りたかったのですが、休日の中で写真撮影を楽しむ時間を最低限に調整したら失敗しました。

趣味とは言え、移動も含めて写真撮影は体力を消耗しますからね。理想を言えば24時間張り込み、その移り変わる景色を写真におさめたいのですが、そうはいきません。翌日は仕事なのと、午前中には家のことを行っていたので、結果的にこうなりました。

16時半から、磯子港〜横浜市営バス停「東電前」辺りを到着ポイントにし、徒歩約25分。なんとかマジックアワーの時間には間に合いました。

美しい工場夕景

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 200mm f11 ss6 iso100

根岸製油所の対岸に到着して望遠レンズで最初に撮影した一枚。

裸眼では非常に遠い場所にあり、精油プラントも小さかったのですが、カメラ(αのEVF)を通す事で、こんなに迫力のある工場写真が撮れました。まだ辺りは明るく、工場の明かりが灯り始めた頃で、今回の工場夜景撮影では一番綺麗だったかもしれません。

いや〜、この写真を見てしまうと、工場夜景撮影にハマってしまいそうです。以前川崎等で工場夜景を撮ったのは夜中でした。やはり風景写真同様、マジックアワーは外せませんね。

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 200mm f11 ss6 iso100

左に目をやると、大きな円柱型のオイルタンクが見えました。

ギラギラ光る精油プラントとオイルタンクのコラボがたまりませんね。

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 200mm f11 ss10 iso100

さらに左(西側)にカメラを向けると、たくさんのオイルタンクが並んでいました。

根岸製油所の向こうにはたくさんのマンションが見えますね。磯子区は横浜市ですし、住みやすいんでしょうか。

訪れる工場夜景

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 135mm f9 ss 15 iso100

美しい夜景の時間がやってきました。

手前の海と空が真っ暗になる中、根岸製油所の精油プラント周囲では、ギラギラと輝きながら光を放っています。比較的ワイドな135mmで撮影しましたが、全体的に収まりがいいです。

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 200mm f9 ss 13 iso100

200mmで撮影した写真がこちらですが、焦点距離的にちょうどいい気がします。

左端にオイルタンクを入れてみたのですが、その下の倉庫をご覧ください。撮影中は何も考えずバシバシシャッターを切っていましたが、工場の足元に人の大きさを当てはめると、「根岸製油所」の巨大さが想像できますよね。

もはやゲームに出てくる冒険ステージですね。なんだかゾッとしてきました。

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 200mm f9 ss 13 iso100

工場の一番明るく輝いている部分をバランス良く200mmで撮影。

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f 11 ss15 iso100

思い切って400mmで撮影したのですが、もはやギラギラ過ぎて目が痛くなります。

この手の写真は載せ始めるとキリがないので、根岸製油所の工場夜景はこの辺りにしておこうと思います。参考にSEL35F18Fの35mmで撮影した写真もあるので、まとめで紹介します。

夕景写真は富士山と絡められる

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 190mm f11 ss2.5 iso100

時系列的には戻りますが、実は到着時に西の空にカメラを向けると、富士山が見えました。

この日、天候チェックで関東から富士山が見える事は確信していましたが、まさか工場夜景の撮影ポイントから見えるとは思ってもいませんでした。本当にラッキーです。手前の他の工場や磯子港の海とバランスがが良く、今回の撮影のメインでもいい位美しい夕景写真です。

まとめ

神奈川県横浜市、磯子区新磯子町にある根岸製油所の工場夜景、いかがでしたか。

自分は工場夜景の撮影経験はあまりなく、この工場夜景はこうだった!など語れる程ではありませんが、ENEOS株式会社 石油精製根岸製油所の工場夜景は純粋に綺麗だなと感じました。特に、メインとなる精油プラントの周りにオイルタンクが立ち並び、望遠レンズを覗くとどこを切り取っても絵になり、構図選びがとても楽しかったです。

また、撮影スペースは車や人通りが非常に少なく、コンクリートの釣り場になっている為三脚が非常に立てやすく安定します。そして、人通りが少ないとは言っても、釣り人がちらほらおり、勤務帰りの会社員もいるので、星空撮影地のような秘境と比べたら安心感はあります。

唯一怖かったのは、風が強く三脚ケースが海に落ちそうになった事くらいでしょうか。望遠レンズでの撮影が前提のため、一二歩下がった内陸から撮影する事をおすすめします。

参考に35mmで撮影した工場夜景

最後は、望遠レンズが必要と言える35mmで撮影した参考写真を紹介します。

α7III+SEL35F18F 35mm f11 ss2.5 iso100

夕方に35mm(SEL35F18F)で撮影した工場写真です。これでは迫力が伝わりませんね。

α7III+SEL35F18F 35mm f8 ss25 iso100

こちらは帰り際の工場夜景を35mmで撮影した写真です。

これ、月の出と絡められないか調べてみたのですが、2021年11月19日の満月(部分月食)を想定すると、ぎりぎり右端から昇ると言った感じでした。精油プラントから昇れば凄い写真が撮れると思ったのですが、そう上手くはいかないですね。

話を戻し、やはり工場夜景を撮影するのに、望遠ズームレンズは必須ですね。α7シリーズ用に購入を検討している方、SIGMA100-400mm DG DNは是非おすすめです。

ぜひチェックしてみて下さい。

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