こんにちは。
今回紹介するのは、当写真ブログでは非常に珍しい東京スカイツリーの夜景スポットです。
場所は、江東区と江戸川区の境を流れる旧中川のふれあい橋になります。横浜みなとみらいの夜景記事を連続で書いていると、ついつい夜景写真に熱中してしまい、そう言えばここの記事をしっかり書いていないと思い、このタイミングで書く事にしました。
目次
旧中川のふれあい橋について
メインのふれあい橋は、観光名所ではなく住宅街を静かに流れる旧中川に架かっています。
旧中川は、江戸川区と江東区の境を流れており、今回の撮影ポイントであるふれあい橋は、東京都江戸川区の平井と言う場所に位置しています。つまり、撮影ポイントから東京スカイツリーを向いた場合、右側の土手は江戸川区、左側は江東区となります。
ふれあい橋は、東京都の江戸川区平井3丁目と江東区亀戸9丁目を結んでおり、幅6.8mほどの、歩行者・自転車専用道路となっています。
ちなみに、旧中川は全長6.68kmと比較的短く、周囲は非常に穏やかな環境です。
逆さ東京スカイツリーの撮影スポット!
穏やかな旧中川に架かるふれあい橋。
形状は美しいアーチ状をしており、夜にはライトアップされます。また、遠くには東京スカイツリーが見え、手前の土手から重なって見える姿はまさに絶景の夜景となります。
また、風が静かで水面が穏やかな日には、旧中川にリフレクションしたふれあい橋と逆さ東京スカイツリーが映り、夜景好きなら絶対に訪れたい夜景スポットとなっています。
自分が訪れた2014年当時、ふれあい橋が東京スカイツリーの夜景スポットである事は全く認知されておらず、自分はある本を読んで知りました。その証拠に、Webで「ふれあい橋 夜景」と検索しても、2014年以前に撮影された写真の記事はなかなか出てきません。
あれからしばらく経ちましたが、近年ではSNS(特にInstagram)でふれあい橋の写真が多く投稿されているようになり、やはり人気の高い場所になったと感じました。
基本情報
所在地:〒132-0035 東京都 江戸川区 平井3丁目1-14
アクセス:JR中央総武線の平井駅より徒歩約15分
この日の撮影について
自分が旧中川を訪れたのは、実はけっこう昔の2014年12月末。
当時、自分以外に写真撮影を行う人間は一人もおらず、孤独に夜景撮影を開始しました。本屋で出会った夜景スポットの一面に、美しい逆さスカイツリーとアーチの夜景。一目惚れした自分は、東京ゲートブリッジの夕景・夜景撮影後、梯子でJR平井駅を目指しました。
持って行ったカメラ機材はα77II+レンズキットのSAL1650。三脚はまだアルカスイス互換性のものではなく、確かスリックのものでした。更に、当時は撮影ファイルが全てjpeg撮って出しであり、今回載せる写真は全て当時のものです。まあ、RAW現像の必要性を感じたのは2015年の星景写真からですからね。
ただ、当時のaps-c機とjpeg撮って出しにしては、かなり高画質な写真に仕上がっています。
旧中川で撮影した東京スカイツリーの夜景写真
当時はいわゆる写真撮影地に訪れた経験が少なく、東京ゲートブリッジへ電車と路線バスで行くにもいっぱいいっぱいでした。
この日、JR平井駅で下車した後も、普通に旧中川に出れば短時間でふれあい橋に辿り着いたのに、自分は馬鹿をやり、間違えて遠方の大通りまで行ってしまいました。
その甲斐もあってか、ふれあい橋よりもはるか手前から東京スカイツリーを眺める事ができたので、結果的に良かったのですが。
横構図で撮るふれあい橋の夜景
α77II+SAL1650 35mm f5.6 ss10 iso100
こちらが、旧中川にかかるふれあい橋と東京スカイツリーの夜景写真です。
ライトアップされたアーチ状のふれあい橋と、旧中川に映る逆さ東京スカイツリーが素晴らしい夜景を作り出していますね。この一枚だけで十分な破壊力です。
焦点距離では、α77IIはaps-cセンサーカメラなので、35mm換算約50mmですね。
訪れたのは2014年12月30日の19時過ぎです。そんなに遅い時間帯ではありませんでしたが、時期もあり撮影者は自分一人。この翌日は仕事でしたが、確か仕事終わりに高熱を出しインフルエンザを発症した記憶があります(笑)。
α77II+SAL1650 50mm f5.6 ss10 iso100
SAL1650の望遠端なので35mm換算75mmで撮影した写真になります。
水面をカットし、陸にかかるふれあい橋と東京スカイツリーを強調したのですが、構図のバランスは悪くありません。そうそう、jpeg撮って出しで撮影したと書きましたが、ホワイトバランスも事前に調整しています。
縦構図で撮るふれいあい橋の夜景
α77II+SAL1650 28mm f5.6 ss15 iso100
次に旧中川にリフレクションする逆さ東京スカイツリーを強調する為、縦構図で撮影。
水面がやや騒いでいますが、ふれあい橋と逆さ東京スカイツリーまですっぽり入りました。
35mm換算42mmと言う半端な焦点距離ですが、この場所だとえらい広角レンズで撮っているように感じます。自分が何も考えずに撮影した当時の写真を見返すと、撮影旧中川で撮る東京スカイツリーとふれあい橋の標準は、焦点距離50mmなんでしょうね。
α77II+SAL1650 50mm f5.6 ss13 iso100
個人的に、この日の夜景撮影で一番気に入っている写真がこちら。
縦構図でやや寄って切り撮ったふれあい橋と東京スカイツリーです。実は、この場所を知ったきっかけの本に載っていた写真が、ほぼこの構図であり、この写真を撮るために旧中川まで足を運んだようなものでした。
ふれあい橋を渡ってみた!
α77II+SAL1650 16mm f5.6 ss6 iso100
リフレクションするアーチや逆さ東京スカイツリーを撮り終えた後、ふれあい橋の上へ移動。
撮影してまる7年以上経ちましたが、この写真凄いですね。なんかかっこいい!この日の写真を2022年1月に振り返り、春が来るまでにアーチ状の橋を撮影したくなりました。
「東京 アーチ 橋 ライトアップ」調べると、首都高速道路の五色桜大橋が良さそうなので、次晴れた休みに撮影に行く予定です。あちらは橋の上へは上れませんが、、、。
ふれあい橋の上から撮る逆さ東京スカイツリー
α77II+SAL1650 35mm f4 ss8 iso100
最後は、ふれあい橋の上から、旧中川越しの東京スカイツリーを撮影しました。
アーチがないのが淋しいですが、これはこれで綺麗です。また、動画を撮るとJR中央総武線が走っており、より魅力的な映像となりました。
ふれあい橋で撮影した夜景動画
まさか、2014年当時にα77IIで動画撮影も行い、ちゃんとYouTubeに投稿していました。
BGMを入れたテンポのいい作品もいいですが、こう言った自然な環境音だけの映像もいいですね。撮影・編集の労力も少ないですし、これからさいかいしようかな。
まとめ
東京で逆さスカイツリーが見える夜景スポット、旧中川に架かるふれあい橋と東京スカイツリーの夜景、いかがだったでししょうか。
アーチ状のふれあい橋と逆さ東京スカイツリーの組み合わせが絶妙であり、旧中川の水面も比較的穏やだったため、本当にここでしか見られない夜景だなと感じました。
Instagramを見ると、完全な夜景ではなく夕景写真やマジックアワーの写真が多い気がします。また、恐らく特別ライトアップの時期にはカメラマンが大勢訪れると予想します。
自分は普段、撮影地には何度も通って最新のカメラ機材で撮りたいと思う人間です。しかし、この場所に限っては、jpeg撮って出しで十分満足できる写真が撮れていたので、次は別の橋や夜景を求めて旅をしたいと思います。
それではまた。