こんにちは。
今回紹介するのは、神奈川県横浜市、みなとみらいの夜景スポット「帆船日本丸」のライトアップ写真になります。
目次
帆船日本丸とは?
神奈川県横浜市にある人気エリア「みなとみらい」には多くの観光名所があります。
大桟橋や赤レンガ倉庫、よこはまコスモワールドの観覧車など、建造物だけでも見所が多いみなとみらいですが、ランドマークタワーのふもとに、一際目立つ大きな白い船があります。
これが、今回紹介する帆船日本丸と言います。
帆船日本丸は日本丸メモリアルパーク内の第一号ドック(昔は造船所として機能しており船を修繕する場所だった)にあります。帆船日本丸は、横浜港の歴史でとても重要な土木構造物として重要文化財・近代化産業遺産に認定されています。
ちなみに、帆船日本丸は船内も見学できるそうです。
基本情報
- 所在地:〒220-0012 神奈川県 横浜市 西区 みなとみらい2-1-1
- アクセス:みなとみらい線の「みなとみらい駅/馬車道駅」から徒歩10分 JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーラインの「桜木町駅」より徒歩5分
- 日本丸メモリアルパークの公式ホームページはこちら
今回の撮影について
自分は2012年に東京に移り住みました。
そして、本格的に夜景撮影を始めたのが2014年ごろ(当時20歳代前半の自分はそれ以前は野鳥のカワセミ撮影がメインだった)ですが、当時から横浜市のみなとみらいに憧れを持っていました。初めてみなとみらいに訪れた時のカメラは、懐かしのα77IIレンズキットです。
30歳を超えた今は、新しい撮影地を調べるのに地理関係の把握が物凄く得意になりましたが(アプリ等ツールの影響もあり)、当時は非常に苦手であり、特にみなとみらいの夜景スポットは沢山ある事から、全てを把握するのに苦手意識を持っていました。その為、みなとみらいに白い大きな船がライトアップされる夜景スポットがある事は知っていましたが、赤レンガ倉庫と大桟橋をまわるのでやっとで、帆船日本丸と言う名前すら知りませんでした。
そして来たる2021年12月。毎年12月は横浜のみなとみらいに訪れていますが、今回は横浜ランドマークタワーで夕景・夜景撮影を行う事にしました。夕食を済ませ、現地でスマホを開き地図を見ると、宿泊予定のホテルまでは徒歩20分であり、ちょうど中間地点が帆船日本丸である事に気がつきました。
その為、電車は使わず散歩のついで程度(←ここ言いたいだけ)寄る事にしました。冬のクリスマスシーズンにライトアップされた夜のみなとみらいは本当に綺麗でしたよ。
2014年当時の自分では、すぐに最寄駅に向かっていた事でしょう。
撮影した帆船日本丸の写真
ここからは、今回撮影した帆船日本丸の写真を紹介していきます。
横浜ランドマークタワーの南にあるライトアップされた桜の並木道を歩く事しばらく。左手に目を向けると突然巨大に光る船が現れました。
片手に持っているのは、サブ三脚にSEL1635GM一本をつけたα7IIIのみ。その他のカメラ機材はカメラバッグにしまったままで、さっと撮影に臨みました。
横浜ランドマークタワーと帆船日本丸!
α7III+SEL1635GM 16mm f8 ss1 iso100
個人的に帆船日本丸の定番構図となるこちらの写真。
斜め前から横浜ランドマークタワーをバックに撮影しましたが、ギリギリまで下がっても16mmでは収まりきらない巨大さです。この辺りはSIGMA14-24mmf2.8 DG DNが大活躍する事間違いなしですが、やはり星景写真ではなく夜景写真では、16-35mmの焦点距離に利便性が上がります。
α7III+SEL1635GM 16mm f8 ss1.3 iso100
同じく横浜ランドマークタワーをバックに、真横から帆船日本丸を撮影。
こちらもすぐ背中が壁になるまで下がって撮影したのですが、16mmでは完敗ですね。今回の旅自体が写真撮影主体ではない為、次回はSIGMA14-24mmf2.8 DG DNを持ってきます。
ちなみに、同じ場所からiPhone11の超広角レンズでも撮りましたが、広さで言うと14mmの画角になる為、あちらの方が収まりが良かったです。一眼持たない方は是非お試しを!
低い位置からのリフレクション!
α7III+SEL1635GM 35mm f8 ss1/2 iso100
帆船日本丸の夜景写真ではよく目にする構図でしょうか。
α7III+SEL1635GM 30mm f8 ss1.3 iso100
ここは元造船所と言われており、水の流れがないことからよくリフレクションします。
撮影ポイントは上と下がありますが、特に斜めからのリフレクションショットを狙う場合、下からでないと撮れません。場所取りの競争率も下の方がスペース上発生しません。
高い位置からのリフレクション!
α7III+SEL1635GM 24mm f8 ss1 iso100
最後は高い位置に上り、帆船日本丸のリフレクションを撮影しました。
こちらは24mmの横構図で撮影した写真ですが、よこはまコスモワールドの観覧車やヨコハマ・グランドインターコンチネンタルホテルまで上手く入りました。広大な夜景と言う意味では、24mmはやはり良い画角です。
α7III+SEL1635GM 35mm f8 ss0.6 iso100
こちらは35mmで縦構図で撮影した写真ですが、帆船日本丸の船だけを強調して撮るのに、ちょうどバランスがいいように感じました。
先にも書きましたが、やはり夜景撮影では35mmまで寄れるのは大きいです。
やはり水面を余裕持って撮影できるのは上からですね。ただ、撮影スペースがけっこう狭かったので、この真正面を確保するのも必死です。この日は平日の20時半過ぎでしたが、それでも順番待ちして撮影しました。
超広角レンズ16mmの世界!
最後は、16mmで撮影した2枚の帆船日本丸を紹介します。
帆船日本丸の夜景撮影において、レンズ選びで24mmスタートの標準ズームレンズでも撮れるのと思います。ただ、上で載せた真横からの写真も含めて、超広角レンズが絶対にあった方が良い!それがこの写真でお伝えできると思います。
α7III+SEL1635GM 16mm f8 ss1.6 iso100
観覧車等の建物だけではなく、遊歩道までもアートのように取り込む超広角レンズ!
α7III+SEL1635GM 16mm f8 ss2 iso100
低い位置から帆船日本丸を縦構図に切り撮った一枚。
手前のコンクリートから巨大な横浜ランドマークタワーの足元までもリフレクションさせる超広角レンズ。広大な空間自体を表現するのに、超広角レンズは絶対におすすめです!
横浜ランドマークタワーの夜景写真!
同日に横浜ランドマークタワーで撮影した夜景写真になります。是非ご覧ください↓
まとめ
神奈川県横浜市のみなとみらいにある帆船日本丸の夜景写真、いかがだったでしょうか。
今回は真っ暗になってからの完全な夜景撮影でしたが、低い位置などはスペースが十分にある為、いつかマジックアワーや桜が満開の頃に撮影に来たいと感じました。
夜のみなとみらいで白くライトアップされた姿はとても綺麗で、一見の価値ありです。写真撮影にデートに、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
今回の撮影機材について
・カメラ:α7III
・レンズ:SEL1635GM
・サブ三脚:Velbon トラベル三脚 ULTREK UT-43D II←本当におすすめです!