こんにちは。
今回紹介するのは、一家に一つは持っておきたい最強な万能ペンチ「ネジザウルス」です。
目次
ネジザウルスとは?
ネジザウルスとは、一般的なペンチ機能に加え、挟みの構造が特殊な事(細かい溝がある)から細かいネジの把持に非常に優れている製品です。
きっかけとトラブル事例!
ネジザウルスを知るきっかけは、三脚を使った写真撮影を行う人なら誰でも経験した事があるのでは?と言うトラブルです。それが、三脚ネジが外れない現象「癒着」です。
自分は2016年に、ベルボンのTU-43Qと言う登山にも持ち出せる万能なサブ三脚を購入しました。その際、雲台をアルカスイス互換性のあるタイプに交換したのですが、何故か毎回子ネジ1/4インチと大ネジ3/8インチの変換作業において、変換用の大ネジが三脚側の子ネジに固定(癒着)して外れなくなってしまいます。
1/4インチのネジに3/8インチの変換ネジが癒着した状態
このトラブルはインターネット上でも多く騒がれており、なぜ雲台側じゃなくそっち(三脚側)にくっつくねん!とコメントしている方もおり、ちょっと笑ってしまいました。
最初のうちは、ゴム手袋や通常のペンチで容易に外す事ができたのですが、購入して6年、更に最後の方は一年以上取り外していなかった事もあり、いよいよ何をしても(ゴム手袋やペンチ)取り外す事ができなくなってしまいました。
この時点で変換ネジを複数持っていたので、雲台を別の三脚に取り付けるのに問題はなく、通常通り使用するには支障はありませんでした。
しかし問題は三脚の売却時です。実は最近、サブ三脚の上位互換としてUTC-53ASと言うカーボンタイプの三脚を購入しました。これをきっかけに売却を考え、付属の雲台に戻そうとした際にこのトラブルに遭遇した訳です。
三脚ネジの取り外しにネジザウルスがいいらしい!
上記のように三脚ネジのトラブルに遭遇し、取り外すための改善策を調べていました。
聞く話によると、手っ取り早いのがネジの変形覚悟でペンチとマイナスドライバーでの力技だとか。ただ、自分は売却が目的の為、これは論外な話です。
そんな時、ネジザウルスの話が飛び込んできました。その構造を見ると、ペンチの挟みの部分にネジをガッツリ掴めるよう切り込みが入っており、レビューを見てもその効果が証明されていました。また、商品の説明欄にも、子ネジをしっかり挟むと書かれており、自分が必要とする用途と一致していました。
ただ、心配なのは、もし買って外せなかったらどうしよう、、、。これですよね!インターネットで商品を購入する上で一番問題になってくる部分です。
ネジザウルスはどこで買える?
と言う事で、近所のドンキホーテとホームセンサーで取り扱いがあるか見に行きました。
すると、両方で取り扱っていました。ひとつ気をつけないといけないのが、ネジザウルスって複数の商品ラインナップがあり、仕様として自分が挟みたいネジの大きさに合っているか、事前に調べておく必要があります。今回自分が取り外したいのは、大ネジ(3/8インチ)です。3/8インチネジの直径を調べると、約10mm(実寸9.53mm)となっている為、10mmを挟める製品を選ぶ必要があります。
すると、近所のホームセンターにちょうど3〜11mm用のPZ-22がありました。
とは言え、やはり心配だった為、三脚をエコバックに入れてお店に持って行き、店員さんに事情を話し試用させて貰うと、本当に一瞬で外れました!
ネジザウルス、これは本当に凄い!
100均のペンチと比べるとやや高いですが、一生もので様々な用途で使えるペンチと考えると、一家に一つあってもいいと感じました。デザインも意外とかっこいいですし!
まとめ
今回は、三脚等の子ネジを外せる万能な最強ペンチ、ネジザウルスを紹介しました。
子ネジを変形させず一瞬で取り外せるこの商品、是非購入してみてはいかがでしょうか。