こんにちは。
今年の夏はお盆の季節にかけて、地球に火星が大接近する事で盛り上がりました。
本来ならば、景勝地などに出かけて天の川を撮影したかったのですが、予定日は雨。
実は、後立山連峰の唐松岳まで登山を行い、唐松岳頂上山荘一泊の計画を立てました。
北アルプスの上から8月の天の川を大接近する火星を絡めて撮ると言う作戦。
しかしお盆の後半は雷雨。上手く行きませんね。
と言う事で、登山を諦めた前夜は快晴だったので、近所で星空を撮影しました。
長野市内の平地の星空
長野県内の星空スポットと言えば、渋峠や美ヶ原高原、阿智村などがあります。
また、山が多いので、どこにいても天の川が見られるといった感じです。
しかし今回は遠出はしません。
長野市内の田舎で、自転車で行ける山沿いで撮影してみました。
その為、天の川ははっきり見えましたが、光害の影響も大きかったです。
実際に長野市内の平地で撮影した星空と、簡単な撮影ポイントの探し方を紹介します。
長野市から撮影した天の川
2018年8月の天の川
まずは西側が高速道路、南東側が山で挟まれた南の空を撮影してみました。
火星がギリギリ木に隠れるか隠れないかと言う微妙な構図でした。
また、写真右側はやはり空が明るいですね。
二枚目は一つ山を挟み東側へ移動した場所です。火星と天の川がはっきり分かります。
α7SⅡ+SAL1635Z 16mm f2.8 ss20 iso4000
α7SⅡ+SAL1635Z 16mm f2.8 ss20 iso3200
2018年7月の天の川
参考に、ひと月前に撮影した天の川と火星の様子を紹介します。
撮影場所は高速道路からさらに西側に広がる田園です。
縦に昇る天の川の左に目立つ星が火星。8月の火星との色と大きさの違いがわかりますね。
こちらの方が光害の影響はありますが、上の写真よりは絵になりました。
α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f2.8 ss20 iso2500
α7Ⅱ+SAL1635Z 24mm f2.8 ss20 iso2000
まとめ
今年の夏は、撮影計画日は多く雨にやられましたが、星空撮影に適した日は多かったですね。
長野県には星空スポットが多くありますが、遠くまで足を運ばなくても天の川が見られます。
それは、東京などの都心に比べて空気が澄んでいるからです。
天の川の撮影に適したポイント
長野市内平地での観測ポイントは、南東側に山がある場所へ向かい、山沿いから撮影する事。
これで光害は避けられます。ただ問題は、山が目の前なので星景写真としては微妙ですね。
何かシルエットになるいい木や建物があるといいのかも。探してみてください。
最後に、中野市~高山村~小布施町~須坂市~松代町~千曲市あたりは全て同じ条件です。
ただ星を見たいな、と言う方も参考にしてみてください。