こんにちは。
東京で星空が見られる場所はどこでしょう。
普通に都区内からも見る事ができますが、できるだけ多くの星空をみたいですよね!?
そんな中で思いつくのは東京都の西側のエリアだと思います。
そこでまず出てくる定番なスポットが奥多摩湖周辺です。
では実際に、どのくらいの数の星が見えるのか。
その情報はなかなかインターネットで調べても載っていません。
今回は、実際に自分が弾丸の公共交通機関で撮影に行った時の記録を紹介します。
目次
東京の星空を求めて奥多摩湖へ
東京駅から中央線(青梅線)で行けるJR奥多摩駅。
東京都西東京郡奥多摩町の山の中にある大きな湖です。
とは言っても、調べると東京都水道局管理の人造池(貯水池)みたいですね。
山々に囲まれた湖は、東京離れした自然を感じられる場所です。
撮影に行ったのは3月の頃で、カメラはソニーAマウントのα77Ⅱレンズキットです。
まだ星景写真を開始したばかりの挑戦であり、aps-cセンサーです。
と言う事で、16mm(35mm換算24mm)の星景写真の作例としてご覧下さい。
α77Ⅱ+SAL1650で撮影した奥多摩湖の星空
α77Ⅱ+SAL1650 16mm f3.2 ss20 iso500
α77Ⅱ+SAL1650 16mm f3.2 ss10 iso1600
α77Ⅱ+SAL1650 16mm f3.2 ss10 iso2000
α77Ⅱ+SAL1650 50mm f3.2 ss10 iso3200
α77Ⅱ+SAL1650 16mm f3.2 ss10 iso3200
α77Ⅱ+SAL1650 16mm f3.2 ss10 iso3200
まとめ
まだ撮影に慣れない頃だったので設定がイマイチですね。
SAL1650は開放でも改造するので、f2.8で撮れば良かったですし。
フルサイズ一眼カメラのα7Ⅱを購入したのが、この後の夏なので、これが限界でした。
周辺環境について
奥多摩湖は周囲を道路に囲まれており、駐車場が各地にあります。
その為、バス停からそんなに離れずに星空を楽しむことができます。
また、足場は全てコンクリートであり、スペースは広大なので困りません。
山の中にある湖、この危険性だけは頭に入れておいた方がいいですね。
撮影のポイントについて
春先の日没後なので南西の方向にあるオリオン座が主役になります。
早朝4時とかに夏の天の川が昇るのですが、恐らく南東は凄まじい光害で駄目でしょう。
なので、夏の天の川を狙う場合、奥多摩湖を入れて縦構図で狙うのがベストでしょうね。
そうなると天の川が高く昇る時期がいいので、4月移行がいいかもしれません。
想定するとこうです。
α77Ⅱ+SAL1650 16mm f3.2 ss10 iso3200
オリオン座を縦構図で撮影した写真がこちらです。
35mm換算24mmですが、恐らく14mmとかだと奥多摩湖や周辺道路が入ります。
夏の天の川も左斜め上がりで同じ位置になると思いうので、挑戦してみて下さいね。
と言う事で焦点距離に関しては…。
フルサイズ換算14-16mmで奥多摩湖を撮ったら、より素晴らしい世界が見えるんでしょう。
アクセスについて
公共交通機関のみで行く場合、手段は西東京バスを使うしかありません。
日没後に行って、終電で戻ってくるといった感じです。
この年は20時20分が最終であり、撮影時間は二時間もありませんでした。
つまり、日没の早い冬の方がより長い時間星空を楽しめますね。
当日のスケジュールは午後からの行動で日帰り。
18時にJR奥多摩駅到着。西東京バスで奥多摩湖へ。20時20分に最終バスで帰ってきました。
時刻表は定期的に変わるので、事前に調べてみるといいですね。
あと、この周辺はキャンプ場も多いそうなので、組み合わせるといいかも。
勿論、自家用車やレンタカーであれば縛りはありません。
基本情報
住所:東京都西東京郡奥多摩町原
アクセス:JR奥多摩駅↓東海バス2番乗り場で奥多摩湖行きへ。
コメント:
公共交通機関をご利用の場合。
中央線は深夜まであるので大丈夫です。
奥多摩湖は東西に長くバス停が多いのですが、今回は一番手前東京側で下車しました。
車の方は、第二駐車場が星空観測にいいとか。ただ天の川と絡めるなら北側がベストです。