千葉の房総半島最南端!南房総に星空撮影に行って来た

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α7c+SEL1635GM+スターリーナイト&プロソフトン

こんにちは。

2023年8月の新月期に千葉県南房総市に星空撮影に行って来ました。今回は、星空写真だけではなく、旅の様子を日記形式でまとめて行きます。

今回は久々の星空撮影と言う事もあり、非常にリフレッシュでき充実した時間となりました。これから紹介する写真、是非お楽しみ下さい。

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今回の星空撮影について

星空隊長と最後に撮影に行ったのは、2023年4月の岩手遠征以来↓

2023年4月中旬に、桜咲く東北の岩手へ写真撮影に行って来ました。

今までは土日新月期に希望休を申請し、サークル活動に参加すると言う流れが多かったのですが、2023年上半期は平日の連休が多く(平日の旅行や写真撮影はコスト・混雑的に本当に最高!)、結果的に星空サークルの撮影に参加する機会自体がありませんでした。

話は本題に進みます。

8月新月期の土日は連休だった訳ですが、なんと関東圏では千葉県の東から南海岸のみが快晴の予報。南房総は個人的には2016年からちょくちょく通っている場所ですが、縦に立ち昇る夏の天の川は意外と撮影しておらず、8月に是非足を運びたい場所。

星空隊長と相談し、梯子はせず南房総に絞り込んで一晩中撮影する事にしました。

スケジューリングについて

星空隊長と撮影に行く場合、大抵は日没後に出発し翌朝には帰宅と言うスケジュール。

この弾丸のスケジュールは賛否両論あり、せっかく時間と交通費をかけて遠征するなら、もっと長い時間滞在したい。夕日・朝日・観光・温泉・食事等を同時に楽しみたいと言う意見から、参加頻度の下がるサークルメンバーも出て来ます。

自分はと言うと、ソロ活動の場合はそもそも車の免許が取得できない為、公共交通機関での移動が大前提となります。また、公共交通機関の場合は梯子が困難な為、逆に目的地に長時間滞在する旅行・撮影スタイルとなります。その為、交通費が割り勘できる複数人の撮影の場合、弾丸でも構わないと思っています。

ただ、今回自分が提案した海岸は、長年写真撮影に行きたかった場所(某海岸)。

と言う事で、午後15時に都内を出発、16時に星空隊長と合流し、日没に間に合うようアクセスするプランを組みました。また、自分と星空隊長はドローンを所有している為、日の出など翌日に空撮を行い帰路につく撮影プランにしました。

交通費について

先ほど複数人での撮影は交通費が割り勘になると言うお話をしました。

更に嬉しい出来事が。今年星空隊長が自家用車を購入しました。これにより、二人撮影でも交通費がガソリン代・高速代込みで5,000円を切ると言う格安プランが可能となりました。

自家用車を出してくれる撮影仲間には本当に感謝です。ありがとう!

南房総で撮影した写真

某海岸をロケハン!夕日が撃沈した日

まずは日没に合わせて、天の川を撮影する予定の某海岸へ。

すると、水平線直上に雲が広がっており、海岸からの夕日は拝めませんでした。とはいえ、美しいマジックアワーとロケハンができたので結果オーライ。想定ではこの写真の正面に夏の天の川が縦に立ち昇ります。

野島崎の美しいマジックアワー

8月に天の川が縦に昇るのは21時過ぎから。

日没からはかなり時間がある為、準備運動がてら「みんな大好き野島崎灯台」の白いベンチで天の川を撮影する事にしました。2023年夏休みシーズンの土曜日夜の新月期、白いベンチの前はどのくらい混雑するのか、日没直後のアクセスで三脚を立てる場所があるのか。

そんな事を考えながら(相変わらず三脚場所取り問題には過剰反応!笑)足速に漁港を歩いていると、西の空には美しいマジックアワーと三日月が浮かんでいました。星空隊長に「先に行ってて!」と声をかけ、一人この美しい夕景写真を撮影しました。

野島崎灯台の白いベンチと天の川

19時頃から21時過ぎまで、野島崎灯台の白いベンチと天の川を堪能しました。

久しぶりに訪れましたが、やはり圧倒的な空の暗さとロケーションですね。この白いベンチと天の川の組み合わせは他にはなく、まさに関東を代表する星空スポットと言えるでしょう。

現場は凄い人数の三脚混雑状況でしたが、会話が少なく想像していたよりのんびり撮影でき、とても心地よかったです。また、家族連れが星空鑑賞に白いベンチを訪れていましたが、無言の三脚兼カメラマンがあまりに多く、非常に気まずそうにウロウロしていました。

自分は「カメラマンは気にせずベンチに昇って下さいね!」と声をかけましたが、こう言う声かけはけっこう大事だと思っています。更に言えば、記念写真でも撮影してAir drop等でプレゼントすれば、カメラマンと観光客の良好な関係が気付けるでしょう。

後方から混雑状況の写真も撮影したので、2023年版野島崎灯台の星空撮影記事も書きたいですね。毎回書く書く言っていて書かずですが、、、。

写真撮影とコンビニ休憩の話

21時半にセブンイレブンの駐車場にてiPhone 11で撮影

初心者コースの野島崎灯台。

21時過ぎにも続々カメラマンが訪れ、みんながこれから本番だ!と言うタイミングで我々は撤収。この余裕と言うか優越感が分かる方いますか!?

星空隊長とそんな共感をしながら本命の某海岸へ移動。その手前に夜食やトイレ休憩を兼ねてコンビニに立ち寄りました。房総半島最南端のセブンイレブンは想像以上に人が訪れており、なんと猫ちゃんも食事にあやかりに来ていました。

にゃーにゃー泣きながら非常にしつこくご飯をねだって来たので、完全にこのコンビニで餌付けされた野良猫でしょうね(正確にはコンビニに訪れる客に餌付けされた)。

その証拠に、深夜1時頃にも訪れたのですが、その時も猫ちゃんだらけでした。とそれは置いておいて、撮影の合間に食べる夜食カップラーメンは本当に最高の味ですね。こんなに美味い物を食べられるのなら、人生多少早◯にしてもいいです。

※脊髄尊重や脳血管障害による半身不随は本当になるのは避けたいですが。

南房総最南端!縦に立ち昇る夏の天の川

そこには、想像以上に美しい星景が広がっていました。

この海岸には流木や表情の違う奇岩が点在しています。

また、カメラマンも自分達を含めて2〜3組しかおらず、ちょくちょく場所を移動しこんな星空ポートレート写真(自撮り)も撮影できました。こちらは流木や人物にピントを合わせていますが、微妙にボケた天の川は違和感がありますね。やはり、当記事トップに載せた天の川にピントを持って来た写真の方が好みです。

ソフトフィルターに関してですが、今回二台体制で撮影しており、夏の天の川のソフト効果はSEL1635GMにスターリーナイト&プロソフトンを使用しました。また、オリオンの撮影にはSIGMA14-24mmf2.8DGDNにLEEのリアフィルターを使用しました。

iPhone 11

そうそう、ロケハン時は満潮だったのですが、撮影時は干潮時間でした。

その為、岩の間には大きくて真っ赤なカニがあちこち歩いていました。実家にいた頃は兄弟含め、生物が大好きだった為、こう言う生体との触れ合いが多かった気がします。東京暮らしになり野生生物と触れ合う機会がめっきり減りましたが、動物採集は楽しいんですよね。

夏の8月に再開!東の空に昇る冬の星座「オリオン」

縦に立ち昇る天の川を見送り、深夜にはオリオンの撮影を想定していた撮影地へ移動。

到着後は一通り撮影地の足場をロケハンに行くのですが、このロケハンが楽しい。カメラを車に置いたまま、身軽にヘッドライトだけを照らし足場や潮の状況を確認します。いい構図を見つけた時にカメラ仲間と「お〜!これはいい!!」と叫び合う真っ暗な海岸。カメラマンならこの気持ちが共感できるでしょう。

一通りロケハンを終えると車に戻り、東の水平線からオリオンが昇るのを待ちつつ仮眠。

東の空から昇るオリオンを見た瞬間、「久しぶり」と言いたくなる星撮りアルアル現象。

そして、8月のオリオンはあっという間に薄明に消えて行きました。

南房総の美しいブルーアワー

同行している星空隊長は、本当に星にしか興味が無い。

その証拠に面白い話。星空撮影後に長野県の高ボッチ高原に雲海撮影に行った際、星は一眼レフで撮影していたにも関わらず、朝の雲海はまさかのスマホ撮影。個人的に本命は高ボッチ高原の雲海と富士山だった為、勿体無いと感じますし、個人の価値観の違いを実感します。

と言う事で、今回も星空が薄明に消えた後、体調は仮眠に踊りました。しかし、自分はと言うとこれからが貴重で美しいブルーアワーの時間帯。

ソフトフィルターを外し、周辺散策に出かけます。すると、、、。

電線が続く房総半島最南端の道路。

雲一つない空が美しいグラデーションに染まり、海岸に出る手前でこの道路に感動し、思わず三脚で撮影してしまいました。

iPhone 11

その後に日の出を撮影したのですが、現像していないのでここでは割愛。日が昇った後、二カ所で空撮に挑みました。

南房総の大海原と圧倒的な空撮写真

ドローン、Mavic 3 classicで撮る圧倒的な空撮写真。

千葉県で、奇岩や絶壁無しでこんな美しい海岸景色があるなんて知りませんでした。そして、ドローンを使った空撮人生、本当に毎度感動させられまくりです。

※中央右の海岸は人が多いですが、離陸は左奥の無人の海岸から行っております。

最高の一枚を撮る!

今回の優勝写真はこちら↑

まとめ

朝までたっぷり写真撮影を行い、東京の自宅に帰宅したのは昼前。

こんな充実した写真撮影は久しぶりであり、最高にリフレッシュができました。次の旅は来月上旬の台湾!どんな旅でどう写真撮影を行うか、ワクワクが止まりませんな。

それではまた。

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