ニコン Zfのグリップ選び!おすすめのL型プレート(L型ブラケット)を紹介

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こんにちは。

2024年1月に、ニコンのミラーレス一眼 Zマウントのニコン Zfを購入し、操作性を探っている今日この頃です。この記事では、ニコン Zf専用のグリップ選びと、三脚撮影時に必要なアルカスイス互換のL型プレート(L型ブラケット)選びについて紹介します。

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ニコン Zfのグリップ問題

ご覧の通り、ニコン Zfはグリップ形状が浅く、ホールド感の悪さから、カメラの操作性が正直悪いです。また、把持した際に滑り落ちて落下させる危険があります。

この問題を解決する方法が、カメラグリップの導入です。Zfに限らず、今まで販売されたデジタルカメラには、純正品のカメラグリップが同時発売されている物が多々あり、今回もニコンから「Zf-GR1」と言うZf専用の純正グリップが販売されています。

しかし、調べてみるとニコン純正のエクステンショングリップZf-GR1は、せっかくアルカスイス互換なのに三脚撮影時の縦位置撮影に対応していないと言う欠点がありました。これは、星景・風景写真撮影を行う自分にとって致命的な問題となり候補から除外しました。

先に述べてしまうと、自分は正直カメラグリップ問題(グリップ感)よりも、三脚撮影時にアルカスイス互換に対応しているか。そちらの方が重要視しています。

そこで、他の選択肢を色々調べ、自分なりに答えが出たので情報共有します。

グリップ選びの注意点

カメラグリップ選びの注意点として、バリアングルモニターの可動域に影響しない事です。

こちらはソニーα7cに専用のL型プレートを装着した様子です。アルカスイス互換で三脚固定が横位置・縦位置ともに可能ですが、横位置撮影時に背面モニターがチルトしなくなってしまいます。これ、ローアングル撮影の致命傷になり本当に悩みました。

かと言って、L型プレートの縦部分を外すと、今度は三脚に縦位置固定ができなくなります。

自分はこの問題がある為、バリアングル液晶モニターが大嫌いであり、はやく三軸なりマルチアングルモニターを採用しろとメーカーに問い合わせて来ました。蓋を開ければ、ニコンもソニーも50万円以上のカメラ(上位機種)にしか採用しない始末。

昨今物価が上昇しており、当初15万円で買えたα7初代が、2021年に発売後数年経っても30万円から値下がらないα7IV。ただでさえ物価上昇でユーザーが苦しんでいる中、高いカメラにしか本当に必要な機能が搭載されない異常事態。

以前は全てのカメラが背面モニターにチルト式を採用しており、富士フィルムなんかは三軸チルト液晶と言う非常に素晴らしい機能を備えているのに、本当に残念でなりません。

Zf専用グリップに求める機能性

以上の問題を前提に、ニコン Zfのグリップ選びで重要視する機能をまとめてみました。

  • グリップ感の向上
  • アルカスイス互換に対応
  • バリアングル液晶モニターの可動域に影響しない
  • 三脚固定では横位置と縦位置の両方に対応している

自分がカメラグリップに求める機能は上記の四つです。しかし、L型プレート(L型ブラケット)とバリアングル液晶モニターの相性は非常に悪く、その構造上後半の二つに対応するのが難しいようです。

そこで、一昨年に自分が見つけた超万能な三脚座アクセサリがこちら↓

カメラ用回転リング ATOLL

昔から望遠レンズに付属していた三脚座を連想させる形状の回転リング。

こちらを装着する事で、あらゆるレンズで縦位置・横位置を変える際、カメラをいちいち雲台から外す必要が無くなりました。また、背面モニターの可動域に影響する事無く、カメラ操作が可能となりました。この商品は、三脚撮影における革命的なアクセサリーであり、操作性だけでなくカメラを落下させるリスクも格段に下がりました。

カメラ用回転リングは、同じような商品が各社から発売されています。

そんな中でも、現状ATOLL製の物が最もスタイリッシュで見た目も良く、コンパクトです。勿論お値段も最も高いです。ただ、三脚での撮影を多用する方は、本当に持っていて損のない製品です。

自分は、ATOLLのカメラ用回転リングのソニー用を2022年12月に購入しました。実は今回、ニコン Zfを購入した際のアクセサリー選びで、ATOLLのニコン用を購入するのも手では?と考えました。ただ、15,000円と言う高価格帯。本当にメインマウントにするかわ決まっていないのと、グリップ感が更に悪化するので今回は除外しました。

Zf専用のカメラグリップを紹介

ここからは、ニコン Zf専用カメラグリップ選びとして、その選択肢を紹介していきます。

Nikon ニコン Zf専用 エクステンショングリップ Zf-GR1

こちらがニコンが出している純正のエクステンショングリップ「Zf-GR1」です。

純正と言う安心感と、カメラとのバランスを考えればこれ一択になります。しかし、ご覧の通り三脚に縦位置で固定する事ができません。それにも関わらず、価格が最も高く、15,000円以上します。

あとはグリップ感と作りです。

革一枚を巻いたようなデザインであり、正直そこまでカッコ良くありません。また、社外製の方がグリップが深く握りやすいとのコメントも聞かれます。一つ言えることは、売却を考える場合、価値が落ちないのは純正と言う点です。

上の写真は、2023年の9月にニコンプラザにZf体験会に行った際に撮影した物です。当初純正グリップを触った感覚としては、なんか見た目がダサくなると言うか面白く無いと言うか。結局純正から出るなら、デフォルトで付属して欲しかったですね。なんせ30万円近くするカメラなんですから。

純正品では個性が出ずちょっと物足りない。

そんな方には木製のカメラグリップがおすすめです。様々な通販サイトでZf用のグリップを探していると、この木目調のデザインには目を惹かれました。探すと木や色の種類もけっこう多く、個体差から人と被らない(個性が出る)のも嬉しいポイント。

個人的には、三脚を使わずスナップメインでZfを運用するなら欲しいと感じる製品です。

SmallRig ニコン Zf専用 カメラグリップ L型プレート

お馴染みSmallRigからも出ていました。価格帯も純正の1/3程度であり、グリップ感は深く・柔らかく、何より純正より握りやすいと言うコメントも見られます。重量は102g。

NEEWER ニコン Zf専用 カメラグリップ L型プレート 

NEEWERのグリップを調べてみました。

すると、こちらは何と右手のグリップ側に三脚ネジが付いており、クイックシューを取り付ける事で、三脚縦位置固定が可能になります。このクイックシューを右のグリップ側に取り付けるとどんな感じになるのか、こればかりは実際に使ってみないとわかりません。

ただ、重心バランスが安定して縦位置撮影できる点は大きいです。個人的には6,000円ほどで買えるなら純正品よりおすすめ。しかもグリップの重量は97g。

JJC ニコン Zf専用 カメラグリップL型プレート

最近良く聞くアクセサリーメーカーJJC。

特段目立った昨日はありませんが、グリップ自体が81gと最も軽いです。

Leofoto ニコン Zf専用 L型ブラケット LPN-Zf 

最後に紹介するのはお馴染みのLeofoto「レオフォト」が出しているグリップです。

そして、自分がこの後ポチる第一候補がこのレオフォトのカメラグリップ兼、アルカスイス互換に対応したL型プレート(L型ブラケット)です。

構造をよくみてみると、バリアングル液晶モニターの可動域に影響しない程度のL型プレートが内蔵しており、縦位置撮影が可能になっています。これ、重心が非常に不安定に見えますが、実際に使用した方が想像以上に安定すると情報発信しています。

価格もレオフォトは過去に10,000円程度で販売していたので、純正との機能・価格を比較しても非常に良い製品に見えます。何より1月末に販売が開始したばかり。

重量が125gとやや重たいですが、縦位置撮影が可能であればこれ一択です。

これは凄い!FANAUEのL型ブラケット

おまけになりますが、この記事を書いている最中に偶然見つけたL型ブラケット。

上で紹介したレオフォトのカメラグリップを更に簡略化し、様々なカメラに取り付けられるL型ブラケットです。勿論、バリアングル液晶モニターでも可動域を邪魔せず、三脚撮影時の縦位置固定が可能。これは専用グリップではなく三脚固定用になりますが、価格が6,000円を切っており低価格。むしろ、小型軽量なα7cはこれでいいのではと思える製品です。

Zfに合うかは試してみないと分かりませんが、カメラバッテリーの蓋と干渉しなければ個人的にはありです。

まとめ

今回は、ニコンのZf専用グリップ選びとL型プレートについて紹介しました。

恐らく、これからもっと機能性の高いグリップが発売されると思います(RRSとかから)。ただ、2024年2月現時点では、レオフォト一択かなぁと感じています。

みなさんの選択肢の参考になれば幸いです。

【追記!】有言実行通りレオフォトのLPN-Zfを購入しました!

使用感等を記事にしてあるので、ぜひご覧ください。

ニコン Zfの専用グリップ、Leofoto(レオフォト)LPN-Zを購入しました。この記事では、実際の装着の様子などを情報共有します。

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コメント

  1. Yoshio Fujii より:

    縦位置での三脚固定の出来るものは L-プレート
    縦位置での三脚固定の出来ないものは、グリップ
    という区別の方が良いのではと感じます。
    いかがでしょうか?

    • kazu より:

      コメントありがとうございます。
      それで行きましょう。