こんにちは。
悩み続けた結果、遂に長年使用し続けたソニーの主力レンズ「SEL24105G」を売却しました。過去にはSEL70200GM等の主力レンズもフットワーク軽く売却した自分ですが、このレンズには少し思い入れがあるのと、レンズ資産の凄さを感じたので記事を書きます。
目次
購入した当時を振り返ってみる
SEL24105Gをいつ何の為に購入したのか、その記事がしっかりありました。
確認すると、購入したのは2018年12月頃となっています。つまり、約5年半もの間持ち続けたレンズと言う事。これ、自分のカメラ人生では長い方で、第四位に入ります。
ちなみに、第三位はSEL1635GM(2018年の秋購入)。サードパーティ製を含めてもライバルが多く、もはや唯一無二ではありません。しかし、比較的軽く高画質であり星空撮影の主力レンズとなっています。機会があれば純正の後継機に買い替えたいですが、あまりに高額であり、当レンズ自体に不満が無い為このまま使い続ける予定です。勿論ニュージーランドでも大活躍間違いなし。
第二位はSEL55F18Zであり、2018年の夏頃に購入しました。標準単焦点レンズでそこそこ明るく、デザイン・画質ともに高く所有欲が全く落ちない逸品。f1.4シリーズは数多くありますが、重たく持ち運ぶ気にならない為、やはりSEL55F18Zは唯一無二。だからこそ手放さないんだと思います。
そして、最も所有期間が長いレンズ(第一位)は、SEL90M28Gと言うマクロレンズで、これは2016年に購入しました。使用頻度が最も低いですが、唯一無二なので手元に置いています。欠点は長さですね。もし純正で同じようなデザインで半分の質量のマクロレンズが出たら、乗り換えたいです。
と言う事でだいぶ話はそれましたが、上の記事を見返すと、SEL24105Gを購入した理由も明確に書かれていました。それは、海外旅行で焦点距離を稼ぐ為。当初はヨーロッパ初旅行となるイタリア旅行が控えており、治安から70-200mmクラスを持っていく選択肢がありませんでした。今となれば、70-180mmf2.8は標準運用の為、だいぶ状況が変わりましたね。
あとは、f4で絞って撮影する亊が多い為、当初SEL2470GMを選択しなかったと書かれています。確かに、昔SEL35F28Zと言う単焦点レンズを持っていた頃、常にf4に絞って撮影していたのを覚えています。理由は、一番背景ボケが美しく感じるからです。
ただ、SEL2470GM2が発売された2022年6月、小型軽量化が売りとなり、絞り開放で奥さんのポートレート写真を多く撮影するようになりました。これを機にSEL24105Gは完全に防湿庫保管となってしまいました。SEL2470GM2を発売日に購入した当初、しばらく使い倒したら高額な方を売り払い、またSEL24105Gメインと考えていましたが、SEL2470GM2があまりに優秀すぎる為、2年間悩んだ結果SL24105Gを売却する事になしました。
売却金額はいかに!?
上の記事では、カメラ専門店で新品135,000円で購入したと書かれています。
そして、先日フリマアプリで102,000円で売却する亊ができました。この価格、凄いですよね!?5年半使用し続けたのに、約30,000円の出費ですよ。レンズのレンタルサービスなんて、一週間利用しただけで10,000円とか軽く超えるのに、5年半で30,000円‼︎
ちなみに、フリマアプリの新品は120,000円が売却相場らしく、ヤフオクを見ると、90,000円台で落札されている物がほとんど。そんな中、100,000円を上回ってくれた事は本当にありがたいです。
まあ、14万円台前半で購入したFUJIFILM X100Vが一年後に20万円以上で売れた事もありましたが、あれは異例中の異例ですかね。富士フィルムはいい加減転売防止しろや!
軍資金の使い道は!?
ニュージーランド旅行までもうすぐですが、実はSEL14F18GMを購入しようか非常に悩んでいます。理由は、先日にセンサー前に装着するクリップタイプのソフトフィルターを購入した為、もう重たいSIGMA14-24mmf2.8のリアフィルターホルダーの利点が無いのです。実際、超広角ズームレンズ二本の運用は意外と重たいです。特にシグマが重たい!
そう考えると、SEL14F18GMとSEL1635GMに二刀流にして(当初、将来的にこのシステムにすると当ブログでも話していた)使い分ける方が起動力が高くなります。
そして何より、せっかくの人生初の南半球で撮影する星空です。シャッタースピードがより短くできるf1.8以下のレンズで撮影してみたいじゃないですか。
更には、SEL24105Gで軍資金ができた上に、SIGMA14-24mmf2.8も売却する形になる為、実質的にお金も浮きます。逆に、帰国後に不要な方を売却すると言う選択肢もできます。ちなみに、マップカメラでSEL14F18GMを一週間ほどレンタルすると、だいたい15,000円ほど。これ、フリマアプリで購入し数年間使用して売却しても中古相場は変わらない為、出費は変わらないです。
そう考えると、やはり購入一択になります。
余談ですが、SEL1224GMも考えました。しかし、重量が更に重くなるのと、結局13-24mmの範囲は不要なんですよね。ここは2万円台で購入した11mmの対角魚眼レンズに頑張って貰う事にします。
まとめ
ん〜、悩ましい。と言う事で、今回はSEL24105Gを売却したお話でした。
SEL24105Gで撮影したイタリアのサンタンジェロ城の夜景写真
思い返せば、イタリアやフランス、ハワイ島など、SEL24105Gは世界中を一緒に旅したレンズでした。道具の価値は、その時その時で変化しますが、SEL24105Gのおかげで撮影できた写真は確かに存在し、自分の人生に大きな影響を与えてくれました。
ありがとうSEL24105G!次のカメラマンのもとでも大活躍を期待しています。
そして、今後便利ズームレンズが必要になれば、タムロンの35-150mmf2-2.8かニッコールのZ24-120mmを購入するでしょう。超広角レンズは、将来的には14-24mmf2.8はニッコールZマウントを購入しようと考えている(角形フィルターが使える為)ので、今後もカメラシステムは激変していきそうです。
変わらないのは、今でも後継機より高画質(画素数以外)なα7IIIが主力と言う事。そして、もはや社外製でも、純正レンズを上回る魅力的なレンズが溢れている事。特に、タムロンの20-40mmf2.8はもっと評価されるべきレンズです。
それではまた。