12月の戸隠鏡池で撮影した写真@長野で冬の絶景名所

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こんにちは。

2019年の12月中旬に友人の結婚式で地元長野に帰省しました。東京に戻る日の午前中、母親と戸隠方面にドライブに行きました。

前回に紹介した戸隠神社の中社に訪れたあとは、定番の戸隠鏡池へ足を運びました。

12月の冬季に、長野県にある戸隠神社・中社に行ってきました。境内にあった推定樹齢700年の杉の大木に圧倒されました。

冬季の季節に行く戸隠の鏡池は人生でも初めて。本来は積雪でスノーシューがないと入れない場所ですが、今年は雪が少なく、車で入る事ができました。

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冬の戸隠鏡池について

戸隠の鏡池と言えば、長野市にある北信五岳のひとつ、鏡池の麓にある池です。

当初は溜池として作られた鏡池ですが、周囲の雑木林と背景にそびえ立つ戸隠連峰が作り出す四季折々の景色はまさに絶景です。

自分は、戸隠の鏡池へは幼少の頃から数えて何十回も訪れており、日本でも一番好きな風景写真スポットです。ただ、東京に移り住んでからはなかなか行けなくなりました。以前は実家から車ですぐに行ける距離にあった事もあり、両親がよくドライブに連れて行ってくれました。ある時は家族で鏡池周遊の散策路歩いたり、秋には近くでキノコ狩りも行いました。

そんな戸隠の鏡池、JR東日本の広告に使われてから、物凄い数のカメラマンが訪れるようになり、特に紅葉シーズンの早朝は三脚場所取り最難関の撮影スポットとなってしまいました。紅葉撮影は2010年と2018年の二度来ましたが、未明4時台で三脚がいっぱいです。

話を本題に戻し、冬季の戸隠鏡池は積雪により車で入る事ができません。その為、手前に車を駐車し、スノーシューとトレッキングポールを装備し山道を歩いて行く必要があります。2019年は事前の情報で、積雪が少なく鏡池周囲も雪が積もっていないだとか。そこで、この機会に冬の戸隠鏡池を見に行く事にしました。

鏡池で撮影した写真

今回も、必要十分な高画素機α7SⅡプラス、SEL24105Gで撮影を行いました。時間短縮でしばらくは撮影データの掲載をカットしようと思います。もし読者さんの中で、撮影データは参考にしたいから載せて欲しいと言うご意見があれば、お問い合わせやコメントを下さいね。

正面の堤防から

まずは定番構図として、鏡池の正面にある堤防から撮影しました。鏡池の水面は凍っており、その上に薄く雪が積もっていました。動物の足跡が点々とあり、なんだか不思議な景色です。

堤防の上だとハイアングルとなっており、気分を変えて水面ギリギリまで降りてみました。粉雪が薄氷の上に貼り付いた形であり、これではスノーシューがあっても歩けませんね。

リフレクションが狙えるのではと思い、雪の積もっていない場所を発見。これを見ても、雪のない水面が凍っているのがわかります。水位を示す人工物がちょっと邪魔ですね。

縦構図で撮影した一枚。左手に見える枯れ木が鏡池のちょっとしたシンボルであり、個人的にこの枯れ木を構図に入れるのがポイントだと思っています。そして、いつか積雪深い頃にスノーシューを履いて枯れ木にタッチしたいです。

東側の土手から

戸隠連峰は名の通り連峰です。東側と西側で山の表情は異なり、鏡池の周囲を移動しながら撮影する事で、景色が大きく変わります。

荒々しい戸隠山と鏡池の枯れ木を意識して撮影を続けます。土手側に移動すると、枯れ木と背景の雑木林、戸隠山のバランスが良くなるので、望遠で寄って撮影したくなります。

SEL24105G一本だとここまで枯れ木に寄る事ができます。トリミングも考慮すると、SEL70200GMは要りませんね。この構図は新緑や紅葉の頃も綺麗です。

縦構図で撮影した一枚。鏡池に枯れ木に雑木林、そして戸隠山…。この重なり合う景色がけっこう気に入っています。それにしても冬晴れの青空が綺麗です。

鏡池と飛行機雲

この日の北信地方では、あちこちで飛行機雲が観測されたそうです。放射状に飛行機雲が広がる時間帯もあり、何かイベントや試験でも行っていたのでしょうか。急いで撮影したので絞りf4とかで撮影してしまいましたが、青空に白い飛行機と飛行機雲、とても綺麗でした。

鏡池の日本猿(ニホンザル)

今回戸隠の鏡池を訪れて驚いたのは、日本猿(ニホンザル)が物凄いたくさんいた事です。何十回も訪れている戸隠の鏡池ですが、ここで野生のニホンザルを見たのは初めてかもしれません。α7SⅡ+SEL24105Gで105mmまで寄り、MFでピントを合わせました。必要十分な高画素機α7SⅡの為、トリミングを行っても十分な画質です。

紅葉の戸隠鏡池

こちらは大学時代の2010年の10月中旬、紅葉の季節にデジタル一眼レフのニコン D90で撮影した戸隠の鏡池です。天候・紅葉・最高のリフレクション…。この日の撮影条件はまさに完璧でした。ただ、当時はまだフルオートで撮影していた時台であり、こちらの写真もj-peg撮って出し…。できれば今の感性とカメラ機材で、この条件の鏡池に撮影チャレンジしたいです。

この時の紅葉した鏡池の記事はこちら

長野県の絶景スポットとして知られる戸隠鏡池。紅葉シーズンはマイカー規制がありシャトルバスでしか行く事ができません。そんな中、マイカー規制が始まる前の時間帯の未明から出発し、紅葉と朝焼けの撮影に行きました。その時の混雑状況と撮影した写真を紹介します。

深緑の戸隠鏡池

こちらは2017年の夏に訪れた戸隠の鏡池です。曇り時々晴れの日中順光と言う条件でしたが、十分に満足の行く景色が撮れました。この日に撮影した写真の記事はこちら

長野県長野市の戸隠にある代表的な写真スポット、観光スポットである鏡池。この記事ではαで撮影した真夏の鏡池や、撮影地の情報、撮影ポイントなどを紹介します。戸隠連峰と鏡池周囲の木々が、四季折々の素晴らしい景色を見せてくれます。



まとめ

だいぶ記事が長くなりましたが、12月に撮影した冬の戸隠鏡池、いかがでしたか。

今回は天候や積雪の条件がよく、普段は見られない鏡池の景色を見る事ができました。この日は寝坊したのですが、一緒に行った母親言わく「早朝の訪問も覚悟していた」との事。早起きしていれば、この条件でモルゲンロートが撮れた訳です。勿体無い…。

また、何となく冬季の戸隠鏡池の雰囲気が分かりましたし、スノーシューも常備してありますし、次は積雪深い真冬に鏡池の上を歩きに行きたいです。これ、死ぬまでに人生でやりたい事ランキングでけっこう上位です。

冬季のアクセスについて

冬季の戸隠鏡池のアクセスについて。基本的には豪雪地帯であり、バス通りまでとなります。その為、途中に車をとめて(そばの実)、スノーシューを履いて歩いて行く事になります。戸隠鏡池に続く周遊道路に半時計回りに入る場合、飲食店そばの実の脇道から入る訳ですが、ここが進入禁止となります。この日は積雪がなくロープが張られていなかったため車で鏡池まで行けたのですが、積雪がある場合は絶対に侵入禁止です。注意しましょう。

基本情報

・所在地:長野市戸隠

・アクセス方法:

車の場合、長野駅から約一時間で到着します。

公共交通機関の場合、長野駅前から路線バスが出ており、片道一時間程で到着します。

・公式ホームページ:信州・戸隠 鏡池ギャラリー&カフェどんぐりハウス

さわやか信州旅.net

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