α7など一眼カメラのバッテリー問題対策!@外部給電アクセサリー

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こんにちは。

今回は、α7シリーズやデジタル一眼カメラのバッテリー問題のお話になります。

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バッテリーの外部給電について

α7Ⅲやα9、α7RⅣの純正バッテリーは従来の二倍の電池容量になり、実用性が向上したと言われています。しかし、2020年の今現在でも、コストパフォーマンスに優れたα7RⅡなど従来の機種で写真撮影を行っている方は意外と多いのではと思います。

この事を理解しながらα7やα7Ⅱシリーズを使う訳ですが、やはりバッテリー問題は深刻であり、何かしらの対策を行う必要が出てきます。そして、ほとんどのユーザー行っている対策が、予備バッテリーを複数個持ち歩く事だと思います。勿論、自分も純正の予備バッテリーを五つほど持っています。ちなみに、社外製は二つであり実家保管。

話は本題へ進みます。

2015年からα7Ⅱを使用し始めた自分は、長時間寒い環境での星景写真撮影や、三脚に据えたインターバル撮影を行う際、その都度バッテリーの交換を行う事なく撮影を続ける方法がないかを調べていました。

一番に思いつくのがバッテリーグリップを装着して撮影する事です。これも試しましたが、カメラ本体が大きくなる事と、容量が二倍になったところでまだ不安と考え、ほとんど使用しなくなりました。そして、この問題を解決するアクセサリーがあったので紹介します。

その前に、バッテリー問題の対策方法を以下にまとめてみます。

バッテリー問題の対策方法!

・予備バッテリーを複数個持ち歩く:インターバル撮影ではバッテリー交換が問題となる

・バッテリーグリップを使用する:カメラ本体の大型化と、容量の不安が生じる

・USBケーブル+モバイルバッテリーから給電:直接給電では接続部が不安定で実用性が低い

・外部給電装置: ← この後紹介

外部給電アクセサリー

ここからは、外部供給電源装置など、外部給電アクセサリーについて紹介します。実際に自分が使用したアクセサリーもあるので、参考にしてみてください。

CASE RELAY(CRUPSCFW50)

CASE RELAY USB外部電源供給器(カプラーセット) CRUPSCFW50

こちらは自分が2016年から使用している「CASE RELAY USB外部電源供給器」です。四角いバッテリー部分と、電池形状のアダプターがあり、この二つとカメラを繋ぐことで電池を外部給電します。この四角い部分だけでバッテリーの役割を果たすのですが、さらにモバイルバッテリーと繋ぐ事で、数時間以上のインターバル撮影など長時間撮影を可能にします。

こちらは「カプラーセット CRUPSCFW50」でソニーEマウント用ですが、ニコンなど他者用もあるので探してみるといいかもしれません。また、ZマウントやRマウント用が今後出るのかは不明です。ちなみに、価格は1万円ちょいとやや高いです。

使用感ですが、2018年3月に行った長野県中央アルプスで、氷点下20度の寒冷環境でも、数時間普通に作動しました。その為、耐寒性は非常に強いです。通常のバッテリーでは寒冷地での消耗が激しいので、これだけで買う価値がありました。欠点と言えば、直接電池穴からコードが出ているので、やや扱いに気を使う事です。また、2018年5月の南伊豆での星空撮影で、潮水を浴びて故障しました。まあこれは当然ですね。勿論、二代目を追加購入しました

iFootage(Electric Ray E1)

【 国内正規品 】 iFootage カメラ用USB外部電源供給機 Electric Ray E1 ブラック

【 国内正規品 】 iFootage カメラ用USB外部電源供給機 Electric Ray E1 レッド

二つ目に紹介するのは「iFootage カメラ用USB外部電源装置 Electric Rey E1」と言う商品です。これも上のアクセサリー「CASE RELAY」と同じタイプですが、何とホットシューに接続するホットシューコネクタやシリコンベルトが付いており、カメラや三脚に固定しやすいつくりになっています。勿論、別途カプラーが必要であり、ニコン・キヤノン・ソニーなど必要なマウントに応じて追加購入する必要があります。こちらも価格が1万円ちょいの価格。

説明欄には-20度でも動作すると書かれているので、こちらも耐寒性は高そうです。今買うなら間違いなくこちらですね。カラーはレッドもあり、なかなかお洒落です。

※α7Ⅱ以前発売の機種はマイクロUSB端子での外部給電中の撮影ができないので要注意を。

ソニー ポータブル カメラ バッテリー

三つ目紹介するのが、上の二つのように「カプラー」を電池穴に差し込んで給電するのではなく、USBケーブルから直接給電するアクセサリーです。これ、単にモバイルバッテリーから給電するのと同じなのですが、なんと言ってもホットシューに取り付けられるアタッチメントが付属しているのがポイント。これにより、カメラ・コード・電源バッテリーが安定して撮影できます。電池穴からコードが出ないのも持ち運びでは助かります。勿論こちらの商品は、通常のモバイルバッテリーとしてスマホの充電にも使用できます。容量は純正バッテリーNP-FZ100の二個分だそうで、内蔵している純正バッテリーと合わせると、実質三倍の容量で撮影ができます。これで4,000円程度で買えるので、社外製バッテリーを買う感覚でいけます。

欠点は不明ですが、マイクロUSBから給電するのので、恐らく耐寒性の面でカプラーを通して給電するタイプより低いのではと推測します。

最後に、マイクロUSBやタイプCから外部給電するタイプの大容量版(7800mAh)を見つけました。これ、α7やα7Ⅱの従来の純正バッテリーNP-FW50の五倍以上・α7Ⅲ以降の新型バッテリーNP-FZ100の三倍以上の容量が入っているらしく、かなりの長時間に耐えられます。価格は5,000円程度なので、社外製バッテリーを買う感覚で購入できます。

※α7Ⅱ以前発売の機種はマイクロUSB端子での外部給電中の撮影ができないので要注意を。

まとめ

α7シリーズなど一眼カメラの電源を外部給電できるアクセサリー、いかがだったでしょうか。

CASE RELAYは実際に自分が所有しており、非常にユーザーの希望に沿った作りになっていました。特に長時間の星景写真撮影やインターバル撮影、寒冷地の撮影で重宝します。実は自分、このアクセサリーの耐寒性の強さは後から知ったのです。と言うのも、α7Ⅱ以前発売の機種は、マイクロUSB端子からの外部給電中の撮影ができない仕様になっているので、こちらのカプラーを通して電池穴から給電するタイプにたどり着きました。ここは要注意です。

その他、動画撮影をメインに行う方にもつかえるのではと感じました。

バッテリーをその都度交換したくない方や、三脚に据えて長時間の撮影を行う方、是非これらのアクセサリーを検討してみてはいかがでしょうか。

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