【夏山】中央アルプス 絶景の濃ヶ池を撮る

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こんにちは。

今回紹介するのは、長野県中央アルプスにある濃ヶ池の景色です。

氷河期に氷河が山を削ってできると言われる地形「カール」。

中央アルプスを代表するカールが千畳敷カールです。

しかし、他にも小さなカール地形は数多くあり、濃ヶ池もその一つです。

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中央アルプス「濃ヶ池」について

千畳敷カールから木曽駒ケ岳山頂へは、往復四時間で手軽に登れる登山コースです。

これは初心者コースとも言われ、軽装で登る登山者が数多くいます。

濃ヶ池は木曽駒ケ岳からさらに「馬の背」を歩いた先にある、雪渓後の小さな池です。

その為訪れる登山者は少なく、馬の背登山道や濃ヶ池でも、人に会う事は少ないです。

そんな濃ヶ池の周囲も、中央アルプスを代表する「カール地形」の一つになっています。

今回の記事では、登山レポートではなく、αで捉えた濃ヶ池周辺の様子を紹介します。

中央アルプス「濃ヶ池」で撮影した写真

馬の背から見た濃ヶ池

α7Ⅱ+SAL1635Z 22mm f8 ss1/100 iso100

こちらは木曽駒ケ岳山頂から馬の背を一時間歩いた尾根から見た濃ヶ池です。

雪渓後の窪地が池になっており、あそこへ下ります。

しかし、馬の背分岐点はまだ尾根を下らないと到着しません。

この景色を見つつ、さらに尾根を歩く必要があります。

濃ヶ池に到着

α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f8 ss1/160 iso100

無事に到着しました。こちらが中央アルプスを代表するカール地形「濃ヶ池」です。

谷間から東方面は雲が昇ってきていますが、ガスる前に到着する事ができました。

宝剣岳が微妙に雲に隠れていますが、はっきりと見えます。遠いですね。

ここでガッツリ写真撮影を行います。

α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f8 ss1/160 iso100

濃ヶ池に映す雪渓

α7Ⅱ+SAL1635Z 35mm f8 ss1/160 iso100

宝剣岳から左に見える山は至伊那前岳でしょうか。

その雪渓後がとても印象的であり、濃ヶ池に映るように撮影してみました。

水面の波がおさまるのを待って撮影した写真です。

α7Ⅱ+SAL2470Z 70mm f8 ss1/100 iso100

頑張って持って来た重い標準ズームレンズ、SAL2470Z。

せっかくなので、レンズ交換を行い、70mmで縦位置で撮影してみました。

迫力がありますね。

濃ヶ池と花畑

α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f8 ss1/160 iso100

α7Ⅱ+SAL1635Z 17mm f8 ss1/160 iso100

濃ヶ池のカール地形

馬の背・濃ヶ池コースは宝剣岳へ続くのですが、濃ヶ池を時計回りに登山道が続きます。

それはそう、濃ヶ池から宝剣岳が見えているのですから。

と言う事で、濃ヶ池を時計回りに歩きながら、濃ヶ池のカール地形を切り撮ります。

α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f8 ss1/125 iso100

α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f8 ss1/125 iso100

α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f8 ss1/125 iso100

α7Ⅱ+SAL1635Z 16mm f8 ss1/100 iso100

濃ヶ池を過ぎると花畑が広がっています。真上に飛ぶのは虫です。

ちなみに、右端にはセンサーのゴミが写り込んでいます。α7Ⅱ掃除しなきゃいけませんね。

まとめ

アクセスについて

千畳敷カールから木曽駒ケ岳へ登山をします。さらに馬の背を歩き一時間以上。

馬ノ背分岐を曲がりさらに下ったところ濃ヶ池はあります。つまり。

一度木曽駒ケ岳へ登った後、再び千畳敷カールと同等の標高まで下ることになります。

馬の背自体は景色が良く気持ちいいのですが、本当に体力に自信がないと無理です。

と言うのは、登山コース自体が4時間以上、そして距離と高低差がかなりあるからです。

実際に自分が歩いた時は、ガッツリ腰を据えて撮影をする時以外、人に会っていません。

それでも、中央アルプス唯一の氷河湖の姿を残す濃ヶ池、行く価値はあります。

服装や持ち物について

夏山の服装はしっかりとした登山靴に、長ズボンと半袖が基本です。

そして天候悪化に備えて、レインジャケットなどを準備しておきます。

馬の背・濃ヶ池コースはチャレンジコースの為、本格的な登山装備が必要です。

残雪もあるので、場合によっては軽アイゼンやトレッキングポールがあるとより安心です。

行動食は勿論ですが、何と飲み物500ml×2本では足りませんでした。

実は事前に調べたインターネットのブログで、水が足りなかったと書かれていました。

本当に足りなくなるとは…。

その為、ブログの方と同様に雪解け水を飲ませていただきました。

ベテランの登山者の方がおられ、その方も飲んでいたので安心でした。

勿論水質は問題ないと思いますが、そもそも水質より脱水の方が問題ですね。

美味しかったですよ、標高2800m程の中央アルプスの雪解け水。

撮影を目的とした登山について

自分が登山を開始したのが朝の7時です。撮影しながら下山したのが15時。

つまり、8時間山の上を行動していた訳です。さらにホテル出発は6時前。

これにα7Ⅱ・α7SⅡ・SAL2470Z・SAL1635Z・SEL90M28G・三脚・飲み物・行動食。

さらに宿泊の衣類や雨具・貴重品…。

今振り返っても、カメラ機材が登山に持っていく装備ではないですよね。

これで当日に東京に高速バスで帰るのだからさらに地獄。

これには本当に反省させられました。

荷物は1グラムでも軽くした方がいいと思います。

今回はカメラ機材が重く辛い登山でしたが、今は明日にでもまた登りたい気分です。

基本情報

正確な情報は、登山コースの案内とホームページをご覧下さい。

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