α7c専用のL型プレートがAmazon等で購入できるので紹介!

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参考画像:2020年3月撮影のα7III用L型プレート

こんにちは。

今回紹介するのは、ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7c」専用のL型プレートです。自分が購入した2020年末当初、インターネットで探してもまだ販売されていなかったのですが、2021年5月現在は通常販売されていました。

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L型プレートとは?

自分はα7IIを使用していた頃から「L型プレート」と言うカメラ本体に装着するアクセサリーを使用しています。L型プレートの使用により、カメラの重量や体積は大きくなり、せっかく小型軽量と言うメリットが損なわれてしまいます。

しかし、それ以上のメリットがあるのです!

L型プレートをカメラに装着する事で、撮影効率が向上するだけでなく、カメラの落下や接触時のカメラの保護にも繋がります。下に、メリットを書き出してみました。

アルカスイス互換の三脚用雲台を使用する事で、三脚とカメラの脱着効率が向上!

カメラ本体のグリップ感の向上!

縦構図での三脚撮影において重心バランスが格段に向上!

底面と側面を覆う事により、カメラの傷防止対策となる!

落下した際の重心位置がプレートとなり、カメラの破損を軽減してくれる!

L型プレートを使用するメリットは、ざっと書き出しただけでもこんなに出てきます。

α7cとL型プレートについて

L型プレートが必要な理由は?

話は本題へ進みます。

自分がソニーのα7cを購入したのが2020年の秋から冬にかけてです。その目的は、フルサイズ二台体制にするのに加え、動画撮影専用機として使う為でした。実際手元に届き、その小型軽量がジンバルに載せた動画撮影で非常に効果を発揮しました。

しかし、星景写真を二台体制で撮りに行った時の事。何年もの間L型プレートを使用して来たため、やはりクイックシューをネジで止めて、そこから雲台に取り付けると言う過程にストレスを感じました。そんな時に、α7c用のL型プレートを探したのですが、販売直後と言う事もあり、全く出回っていませんでした。

そんなこんなで半年以上が経過した今日この頃。ポータブル赤道儀のポラリエにベルボンの自由雲台を乗せてα7cを取り付けてみました。すると、ポラリエ自体が邪魔で、縦構図が撮れないではありませんか!その証拠写真がこちら↓

画像:従来のクイックシューでは、縦構図で赤道儀との干渉問題が発生

画像:L型プレートであれば、自由雲台の真上にカメラの装着が可能

お分かりでしょうか?側面にもプレートの付いたL型プレートなら、自由雲台の真上に縦にカメラを装着できます。しかし、底面しかプレートがない通常のクイックシューの場合、自由雲台自体を縦構図用に90度傾けないといけません。

勿論これは仕様なのですが、重心バランスが明らかに悪くなりますし、写真で見てお分かりの通り、長方形であるポラリエのボディがカメラに干渉し邪魔しています。これにより、撮りたい構図で水平軸が取れない場面が多々ありました。

そこで、帰宅後に改めて「α7c L型プレート」と検索してみた訳です。すると、なんと数種類出回っているではありませんか!

α7c専用L型プレートが購入可能!

ここでは、Amazonで販売されていたα7c用のL型プレートをおすすめ順に紹介します。

ポイントは、改良された背面モニター「バリアングル液晶モニター」がプレートに干渉するかという点です。背面モニターがチルト式だった従来のカメラにはなかった問題ですが、バリアングル液晶モニターは真横に開く為、製品によってはL型プレートと干渉してしまいます。

これ、ちゃんとチェックしないと失敗します。

余談ですが、α7IVはバリアングル液晶モニターがいいと言う意見を目にしますが、自分は絶対にチルト式にしてくれ!と言う意見です。そもそもスタンダードなカメラであり、動画専用機ではありませんからね。また、動画撮影に横開きのバリアングル液晶モニターが適しているとの意見がありますが、ジンバルに載せると重心バランスが崩れるので普通に不向きです。



SmallRig Sony A7Cカメラ専用L型プレート

こちらがSmallRingのL型プレートです。3,500円ほどで購入でき、Amazon検索では一番安価な商品でした。それにも関わらず、こちらはバリアングル液晶モニターとプレートが干渉しない作りになっています。ぜひチェックしてみてください。



PEIPRO For Sony A7C専用 Lブラケットクイックリリースプレート

こちらはPELPROのL型プレートです。価格や数百円上がりますが、残念ながらバリアングル液晶モニターとプレートが一部干渉するとのレビューが書かれています。



Sony  α7C ILCE-7CL S L型クイックリリースプレート、Koowl製

最後に紹介するのは、Amazon検索では一番価格が高かったL型プレートです。Koowl製と書かれており見た目もかっこいいのですが、バリアングル液晶モニターとプレートが干渉するかは不明です。

まとめ

今回は、Amazon等で通常販売されているα7cのL型プレートを紹介しました。

調べてみて感じたことは、α7cのL型プレートは高い価格のものしか出回っていないと言う点です。α7等従来のシリーズ用では、多くの会社から1,000円台でもL型プレートが販売されています。やはり生産数で考えても、α7cは無印・Rシリーズ・Sシリーズに比べて生産数が少ない分、社外製アクセサリーの販売価格は上がるんでしょうね。

自分はカメラ機材に拘らず、購入品は妥協したくないもの、妥協するものを明確に分ける方です。そんな中で、機能面に大差ないL型プレートのような商品は、できるだけ費用を抑えたいと言う考えです。ん〜、どうしたものか。また余談ですが、RRSのL型プレートは数万円するそうで、あれにお金をかける思考はどうしても理解できません、、、。

もう一点。L型プレートではなく、アルカスイス互換の底面のみのプレートで売られている製品も多くあります。ただ、先にもあげた通り縦構図の安定性を向上させる目的でも、購入するのであれば必ずL型プレートがおすすめです。

何はともあれ、α7cやα7SIIIのようにバリアングル液晶モニターに変更された事により、社外製アクセサリーも設計を改めるなど苦労しているんですね。

参考になれば幸いです。

追記!α7c専用L型プレートを購入

2021年7月1日追記!SmallRigのL型プレートに決めました。是非ご覧下さい↓

α7c専用に購入したSmallRigのL型プレートを紹介します。

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