キヤノンのフルサイズミラーレス一眼「EOS R」

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こんにちは。

9月5日水曜日の午後、ついに発表されました。キヤノンのフルサイズミラーレス一眼です。

ニコンのフルサイズミラーレス一眼「Zシリーズ」に続き、噂と予告通りの動きです。

名前は変わらず「EOS R」との事で、今のところ一機種のみの発表です。

今後、9月12日の10時から予約受付を開始し、10月下旬より発売するとの事です。

また、キヤノンオンラインショップでの価格が税別で237,500円。

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キヤノンのフルサイズミラーレス一眼「EOS R」

画像引用:キヤノン公式ホームページ

キヤノンさんのサイトに、公式ホームページが作られました。

EOS Rのスペックと特徴

α7・Z6とのスペック比較

では、キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R」の特徴を見てみましょう。

個人的に気になったスペックを、α7Ⅲ・Z6と比較できるよう「※」で記載しました。

・ 3030万画素フルサイズCMOS

・デュアルピクセルCMOS AF

・「RFレンズ」の駆動制御を最適化し、最速約0.05秒の高速AFを実現

・ 測距点:

 EOS R測距範囲はライブビュー映像表示範囲の縦100×横88%(最大5655のAFポイント)

 ※α7Ⅲ:693点

 ※Z6 :273点

・低輝度オートフォーカス

 EOS R:EV-6~

 ※α7Ⅲ:EV-3~EV20

 ※Z6 :EV-4~EV17

・4K動画:撮影動画からの画像の切り出しが可能

・タッチパネル液晶

・Wi-Fi・Bluetooth搭載

・防塵防滴・マグネシウムボディ

・メモリーカード:SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応

・バッテリー:LP-E6N

・撮影可能枚数(目安):

 EOS R:常温で約370枚、低温で約350枚

 ※α7Ⅲ:ファインダー使用時約610枚、液晶モニター使用時:約710枚(CIPA規格準拠)

 ※Z6 :ファインダー使用時約310枚、画像モニター使用時約380枚

・バッテリーグリップ:BG-E22

・サイズ:横幅約136mm×高さ約98mm

・重さ:

 EOS R:約660g(バッテリー、カードを含む)、約580g(本体のみ)

 ※α7Ⅲ:650g(バッテリー、カードを含む)、565g(本体のみ)

 ※Z6:約675g(バッテリー、カードを含)、約585g(本体のみ)

・マウント:内径54mm、フランジバック20mm、12ピン

・マウントアダプター:「 EF-EOS R」

「コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R」

「ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R」

EOS Rの瞳AF

ソニーのαシリーズで大好評の瞳AF、ニコンのZシリーズに採用されない事が衝撃でした。

そんな中、キヤノンのEOS Rにはしっかり瞳AFが内蔵されているそうです。

下にキヤノン公式動画を載せておきます。25秒辺りで瞳AFの様子が流れます。

発売される4本のRFレンズと価格

そして、新しく登場したRFレンズが思った以上に魅力的です。

画像引用:キヤノン公式ホームページ

① RF 35mm F1.8 Macro IS STM
  サイズ:約φ74mm×62mm
  重さ:約306g

  2018年9月12日午前10時予約開始、12月下旬販売予定、75,000円

② RF 50mm F1.2L USM

  2018年9月12日午前10時予約開始、10月下旬販売予定、販売価格325,000円

③ RF 28-70mm F2L USM

  2018年9月12日午前10時予約開始、12月下旬販売予定、販売価格420,000円

④ RF 24-105mm F4L IS USM

  サイズ:約φ83mm×107mm 重さ:約698g

  2018年9月12日午前10時予約開始、10月下旬販売予定、販売価格155,000円

まとめ

画素数がEOS 5DⅣと同様なので、キヤノンのスタンダードと言った感じですね。

噂でキヤノンセンサーはダイナミックレンジが狭く画像処理エンジンに頼っているとか…。

確かに他社より画素数が控えめですし、この辺は星を撮る身としては残念なポイント。

ただ、純粋に3000万画素と言うのは重すぎずトリミングにも強く使い勝手が良さそう。

AFポイントの数が凄まじい事になっていますね。ミラーレス一眼の利点を感じます。

と言うか、5000以上と言うのは何かの間違いでしょうか…。

AF速度はα6300とかと同等な気がしますが、問題は精度と追従性ですね。

まあキヤノンさんなら、この辺はちゃんと仕上げてきていると思いますが…。

カメラ本体の重量は三社ともにどっこいどっこいですね。

その為、ミラーレス一眼を活かせる小型軽量なお手軽レンズが揃う会社が魅力的です。

あと自分が気になっていた点は…

① USBから外部給電しながら撮影ができるのか。→未だに不明?

② バッテリーの持ちはどうか。→370枚とα7Ⅱレベル、α7Ⅲの半分。

③ ダブルスロットなのか。→未だに不明?

④ カメラ内インターバル撮影とタイムラプス動画生成が可能か。→未だに不明?

ざっとこの辺りが気になるので、早く情報が出るのが楽しみです。

最後に、自分はαを使っていますが、元々はニコンのデジタル一眼レフユーザーです。

ニコンが好きでしたが、自分の用途に合っているためαに引っ越してきました。

もしニコンから理想的なミラーレス一眼が出たら引越しを考えていましえた。

ニコンもキヤノンも、バッテリーやシングルスロットからちょっと期待外れ。

自分の中ではα7Ⅲ系と比較するよりは、α7Ⅱ系と比較してしまいます。

バッテリーの持ちの悪さは本当に致命的ですからね。

その点α7Ⅲシリーズは本当にすごいと思います。

こうなってくると、ニコン・キヤノンの利点はマウント構造のみになってきます。

とは言っても、周辺画質や高スペックなレンズは、趣味の範囲ではそう要らないですからね。

自分はニコン派なので、いつかニコンのミラーレス一眼は使ってみたいと思っています。

最後に、瞳AFの魅力が必要な方は、これだけでニコンのカメラが候補から外れてしまいます。

ファミリーやポートレートを撮る方を引き込むのに、もはや必要不可欠な昨日と言えます。

五年後、この二社がどのように成長してくれるか。

それにより、マウントの乗り換えも視野に入る事になります。

パナソニックもフルサイズミラーレスを出すという噂があります。

これからのカメラライフ、楽しくなりそうですね。

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