こんにちは。
この記事は、α7RⅡにある aps-cクロップ と言う機能を初めて使ってみたお話になります。
目次
α7RⅡのaps-cクロップ機能について
α7RⅡに限らず、最近のフルサイズカメラにはaps-cクロップ機能と言う物があります。
aps-cクロップ機能を使う目的は焦点距離を稼ぐ事であり、フルサイズ対応レンズを装着した状態でも1.5倍の画角が得られ、RAWデータで撮影記録する事ができます。
ちなみに、α7RⅡの場合にaps-cクロップ機能を使うと、1800万画素で記録されるそうです。そう考えると、紙媒体に残す場合でも十分な画質が得られますよね。
自分は今まではRAWデータをパソコンで編集する際にトリミングしていたのですが、今回は実際の撮影地でaps-cクロップ機能を試してみました。
そこで感じたのは、撮影前から構図が分かる便利さです。撮影時のファインダーや背面モニターで構図を取りやすい事・撮影後の後処理の手間が省ける事は大きなメリットでした。
また自分の場合、α7RⅡは高画素すぎて普段使用しないと言う贅沢な悩みになっているので、1.5倍の焦点距離が得られる1800万画素のカメラだと捉える事で使用頻度が上がりそうです。
余談ですが、先日は関連記事でもある標準ズームレンズの記事を書きました。この記事にaps-cクロップの写真も比較的るように載せてあるので、興味がある方はご覧下さい。
★ 【標準ズームレンズ選び】SEL24105Gの作例で感じた70mmと105mmの違い! ★
aps-cクロップの作例写真
ここからは、α7RⅡ+aps-cクロップで撮影した写真を紹介します。
クロップなし
まずは、α7SⅡにSEL24105Gを装着し、通常の105mm(aps-cクロップなし)で撮影。
α7SⅡ+SEL24105G 105mm
クロップあり
次にα7RⅡ+SEL24105Gの105mmで、aps-cクロップして撮影した写真を三枚紹介します。
α7RⅡ+SEL24105G+aps-cクロップ 157.5mm
α7RⅡ+SEL24105G+aps-cクロップ 157.5mm
α7RⅡ+SEL24105G+aps-cクロップ 157.5mm
まとめ
α7RⅡのaps-cクロップ機能のお話、いかがだったでしょうか。
様々な場所のクロップ写真を並べてもあまり参考にならない為、今回は初めてaps-c機能を試した撮影地で、クロップあり・なしの作例を並べてみました。
今回の撮影地は、被写体である白樺の木に対して弧を描くように木道が続いています。
今回の撮影で感じたのは、焦点距離を稼ぐ事で主役が引き立つこと。そして、広角側ではどの場所にいても写真の印象が変わらないのに対し、クロップした事(焦点距離を稼ぐ)によって、わずかな立ち位置でも写真の印象が大きく変わる 事です。勿論それは、周りの茂みや背景の山、そこにかかる霧や雲の表情が大きく写るからです。この事に気がつき、テンションが上がった為ウロウロしながら無駄に沢山写真を撮ってしまいました。
今回の撮影で、焦点距離が稼げて構図が取りやすいaps-cクロップ機能は、かなり画期的な機能だと感じました。次回から早速、カスタムボタンに割り当てようと思います。
またこの事が、将来α7Ⅲではなくα7RⅢに行こうと決めた大きな理由になりそうです。
みなさんも是非参考にしてみてください。
それにしてもこの撮影地いいですね。冬や秋、霧が沸く頃を含めてまた撮影に来たいです。