【α7SIII レビュー】高感度画質の作例をα7SIIと比較!

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こんにちは。

2020年8月2日の日曜日に、東京銀座にあるソニーストアへα7SIIIを見に行って来ました。

この記事では、自分の持っているα7SIIとの高感度画質の比較や、東京都銀座でiPhone 11を使って撮影したVlogを紹介します。

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 Vlog:α7SIIIの高感度画質

自分が映像制作にはまり、Vlogを作り始めてからちょうど一月が経ちました。そこで、ちょうど約一月前に同じく東京の銀座へ「SEL1224GM」を見に行った時に作った動画と比べて見てみました。当時も移動しながらそれなりに頑張って作ったのですが、果たして一ヶ月でレベルアップはしたのでしょうか。全く同じ経路で行動しながら作った映像の違い、その様子も是非みていただければと思います。

まずは、先月に作ったVlogをご覧下さい↓

いや〜、動きもBGMの選定もトランディションも酷いですね。本当に酔います(笑)。

では次に、今回動画撮影して作ったVlogをご覧下さい↓

いかがだったでしょうか。前回に比べてトランディションや構図は上手くなった気がしますが、銀座到着あたりがちょっと映像が速すぎると後悔しています。こんな時にハイスピードムービーで撮影しておけば補正の使用があるのですが、30pで手持ちの動きを失敗するとおしまいです。もっと勉強しないといけませんね。

α7SIIIのレビュー

ここからは、ソニーストア銀座で触って来た、α7SIIIの様子を紹介していきます。

ソニーストア/ソニーショールームは基本的に撮影が許可されており、メモリーカードを持参する事で、データを家に持ち帰る事ができます。いつも感じるのが、近代的でかっこいい建物ですが、天井がパイプ丸見えが気になります。

エスカレーターの目の前には、α7SIIIの予約開始日や販売予定日の案内板がありました。

ソニーストア/ソニーショールームに行くと、SEL1224GMを見に行った時と同様に、出入口が規制されており、スタッフさんに用件を聞かれました。「α7SIIIを触らせていただけますか?」と伝えると、現在一人待ちと言う事で、5分ほど待たされました。

しばらくすると、放送ではなく直接スタッフさんから声をかけられ、展示されているα7SIIIまで案内されました。実機は一台で、SEL1635GMが装着されていました。

ちなみに日曜日の13時半頃で、自分の番が来た後はしばらくお客さんが来ませんでした。基本的に体験時間は5分間ですが、この場合のみずっと触っててもいいそうです。ただ珍しいのは、今回のα7SIIIの場合、触っている間も常に二人スタッフさんが隣で監視していました。

α7SIIIの外観

こちらが新しく開発されたα7SIIIです。ボディ自体はα7IVと変わらないので見る箇所はないのですが、やはり最初に触ったのはチルトから変更になった背面モニター「バリアングル液晶モニター」ですよね。自分はこのパターンのカメラは一台も使った事がありません。

個人的には横から手前に向くのは光軸のがズレて使いづらく、自撮りもしないので正直どでもいいです。ただ、テーブルフォト撮影中などの構図確認が非常に楽そうに感じました。まあ、そういう点ではソニーAマウントの三軸チルト液晶が最強なんでしょうが・・・。あちらは光軸がズレずに手前に向きますし、一眼カメラ業界最強の背面モニターかもしれませんね。

移動中に背面モニターを裏返して保護して置けるのは精神面でもメリットです。ただ、結局これでもフィルムを貼らない人間は少ないんでしょうな。

次に気になったのが動画撮影専用の録画ボタンです。話題になったVlog専用カメラ、Z-V1と同様にカスタムボタンのところに赤く設置されています。いかに動画撮影向けとして造られたのかがよく分かります。

メニュー操作画面/EVFが見やすい!

アナウンスにもあったように、メニュー操作画面が一新しました。従来は大項目を横移動で変更するのに対し、ニコンのように縦で変更します。そして、AFだけでなくタッチ操作が可能です。自分はずっとソニーユーザーなので特に不満はなかったのですが、他社から乗り換えたユーザーにとって非常に不満が多かったので、今回思い切って入れ替えたんでしょうね。再度書きますが、個人的には今まで通りでよかった。まあ、これは使っていくうちにすぐに慣れるんでしょうが。いや、やはり二台併用する身としては混乱するので統一したい。メニュー画面をスマホやパソコンみたいに任意で変更できればいいのに・・・。残念。

そしてここからが重要です。EVFのファインダー倍率が凄いです。過去にないくらいに大きく非常に見やすいです。これは本当に感動でした。これだけでも買う価値があるかも。皆さんも是非体験してみて下さい。スペックを比較していませんが、α9シリーズやα7IVよりも大きく見やすくなっています。

α7SIIIの高感度の作例

今回の新商品はレンズではなくカメラです。個人的に、カメラの静止画や動画の画質はここ数年のものは全て綺麗で著名な変化はないと捉えているので、作例を撮っても無意味と考えました。しかし、ちょうどα7SIIを持参していたので、高感度のみ比較画像を撮ってみました。

ご理解いただきたいのは、レンズも露出時間も異なるので、厳密な比較画像ではありません。ただ、ノイズの量などは参考になると思うので、ご覧下さい。勿論、ノイズキャンセル機能は両方ともにoffにしてあります。まずは現実的に使用する高感度領域から。

α7SIII+SEL1635GM 35mm f2.8 ss1/20 iso64000

α7SIII+SEL1635GM 35mm f2.8 ss1/8 iso25600

α7SIII+SEL1635GM 35mm f2.8 ss1/4 iso12800

すばらしいですね。これなら露光時間を短くした星空撮影にも十分に使えそうです。

最高感度の作例をα7SIIと比較!

次に、α7SIIIの最高感度領域を、自分のα7SIIと比較できるように載せてみました。

まずは最高感度のiso409600。左が新しいα7SIIIです。

次にiso204800の作例です。

この暗幕内の撮影環境が、微妙に暗幕の隙間に差が生じ、さらにレンズが異なった為厳密な比較になりにくくなりました。せめて露光を統一するか、普通に外で撮ればノイズの量が比較しやすかったのですが、スタッフさんがこの中でと勧めて来たのと、この時点で次のお客さんが来ましたと言われたので、こうなってしまいました。⇦言い訳。

まとめ

α7SIIIの魅力、伝わったでしょうか。

個人的にはα7IIIと併用したいと考えており、最近映像制作も始めたので、構図の自由度が高いバリアングル液晶モニターは大変魅力的です。そして何よりEVFの見易さが個人的には大きかったです。実売価格はまだ発表になっていませんが、41万円前後の予定。

実は一昨日、延期にすると言っていた20万円の空撮用ドローンが自宅に届いたので、α7SIIIはすぐには買わないかもしれません。ただ、α9やα7R系とは比較にならないくらい自分にとって魅力的なカメラ(場合によってはこれ一台でもいい)なので、いずれ必ず買います!

不思議ですよね。よくYouTuberがチルト液晶に対して、「手前に向かない手前に向かない残念」と連呼していますが、自分からしたら「いやビデオカメラではなくてカメラなんですから」と言いたかったです。自撮りしたいなら、それこそ昔からモニターが裏返るハンディカム買えよ!って話です。ソニーから1インチのものも出ていますしね。あの自己中な発言には当時は驚いていましたが、恐らくYouTuberがいなければこれだけユーザーの声はメーカーに届かなかったでしょうし、このカメラも出ていなかったかもしれません。

皆さんは覚えていますか。2013年頃にα7の初代が発売された時のコンセプトは「誰も造らなかったカメラ」。小型軽量で高画質な静止画用のミラーレス一眼カメラですよ。まさに今の時代が静止画用の一眼カメラを、動画撮影用のビデオカメラに化けさせた訳ですよ。

これからの時代は映像が主流になると言われており、趣味でもビジネスでも動画でコンテンツを発信していく時代に変わって来ます。それは勿論、情報量が多くより正確に情報が相手に伝わるからです。つまり、自分で動画を撮影して映像制作できる事は、できない人間と比較したら必ず得すると言われています。まあYouTuberが良い例ですね。

と言う事で、α7SIIIは映像制作を行う全ての人間にとって、魅力的なカメラになる事は間違いないと思います。

それではまた。

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