こんにちは。
使用頻度の高い万能レンズ「SEL35F18F」があまりに優秀で、またこのシリーズです。
今回紹介するのは、寄れるレンズと背景ボケ/前ボケの作例になります。
目次
寄れるレンズ「SEL35F18F」の背景ボケ
最短撮影距離が0.22mで最大撮影倍率が0.24倍の寄れるレンズ「SEL35F18F」。
前回、寄れない事が欠点の「SEL35F28Z」との比較記事をこちらに書いたのですが、先日そのボケ味の美しさが実感できる写真が撮れたので、追加記事として紹介します。
今回は必要十分な高画素機α7SⅡに、SEL35F18F一本をつけて、東京の新宿へお買い物に行きました。SEL35F28Zと比較すると大きく嵩張るのですが、レンズ単体280gは楽ですね。
それでは、前置きはさっと終わりにして作例の方に移ります↓
作例紹介
今回紹介する写真は全て絞り開放のf1.8で撮影しています。
ケーキ屋さんで撮影
α7SⅡ+SEL35F18F 35mm f1.8 ss1/500 iso100
α7SⅡ+SEL35F18F 35mm f1.8 ss1/400 iso100
お気に入りのケーキ屋さんで撮影した二枚の作例です。特にフルーツたるとの段階的な背景ボケが好みであり、この写りには正直驚きました。さすがf1.8です、正直に綺麗!
タピオカドリンク専門店で撮影
α7SⅡ+SEL35F18F 35mm f1.8 ss1/50 iso100
α7SⅡ+SEL35F18F 35mm f1.8 ss1/60 iso100
カウンターテーブルにタピオカドリンクを置いて撮影した写真。SEL35F18Fはこう言う使い方を目的に買ったレンズですが、二枚目のラベルにの大きさにご注目。これ、最短撮影距離を意識せずに撮影した写真なので、恐らくもう少し寄れます。これ、SEL35F28Zでは決して写せない世界。被写体の距離に気を配らずに寄れるレンズは最高ですね。
※ 上のふたつのシーンは、いずれも店員さんに撮影許可を頂いています。
前ボケ/後ボケの作例
先ほど買ったケーキを自宅に帰って食べたのですが、その時に撮影した写真を紹介します。
α7SⅡ+SEL35F18F 35mm f1.8 ss1/40 iso100
ピント位置=フルーツタルト手前の生地/イチゴ
α7SⅡ+SEL35F18F 35mm f1.8 ss1/40 iso100
ピント位置=ショートケーキのイチゴ
α7SⅡ+SEL35F18F 35mm f1.8 ss1/40 iso100
ピント位置=ダークチェリー
自宅で開封したケーキを、真上やや手前から見下ろして撮影した三枚の写真です。全て絞り開放で撮影していますが、ちょっとピントの位置を変えるだけで、前ボケと後ボケが非常に際立ちます。f1.8の被写界深度の浅さが分かる作例です。
そして驚いたのが、三枚目のショートケーキのイチゴ。前ボケも非常に綺麗だと感じます。
まとめ
寄れるレンズ「SEL35F18F」の背景ボケの作例いかがだったでしょうか。
数日間SEL35F18Fで写真撮影を行い、自分としてはようやく求めていた35mmの単焦点レンズに出会えたと感じています。振り返るとこんな経過がありました↓
α7Ⅱ+SEL35F28Zを購入して35mmにはまっていたのでが2015年頃ですが、実はその前からNEX-7+SEL24F18Z(35mm換算36mm)で、同じスタイルで写真撮影を行っていました。
つまり、aps-cセンサーのカメラを使っていた頃から35mmと言う画角が好きで、SEL24F18Zの寄れる・ボケるで定評なレンズが大好きでした。
しかし、フルサイズに以降してSEL35F28Zに移行してからは寄れない・ボケないで、いつかSEL35F14Zに乗り換えたら満足すると考えていました。
しかし、SEL35F14Zはボケるものの大きい・高いで結局買い足さずにいました。2020年3月、寄れるレンズ「SEL35F18F」を購入して非常に満足しています。これで、SEL35F28Zを手放す事ができそうです。
SEL35F18Fの逆光耐性について書いた記事はこちらで紹介しています↓