ソニーから星空撮影に使える超広角レンズ「SEL14F18GM」が発売!

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こんにちは。

最近シグマの超広角ズームレンズ、14-24mmf2.8DG DN Artを購入したばかりの自分ですが、また驚くようなレンズが発表されたので記事にします。

また、この記事を書いた時点では噂話ですが、2021年4月20日に公式に発表されたので、新しい情報をまとめていきたいと思います。正直、今回発表されたレンズはSEL1224GMが出た時より驚きや喜びが大きいかもしれません。

【追記】4月18日日曜日、ついにSEL14F18GMに関する最新のリーク画像が出回り、いよいよ公式な発表が間近との噂が流れています。

【追記】4月20火曜日、ついにSEL14F18GMが公式に発表されました。

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ソニーからSEL14F18GMが発売!

画像:この記事の画像はソニー公式サイトからを引用

なんと、ソニーからαEマウント用に、フルサイズセンサー対応で14mmf1.8の超広角な単焦点レンズが発表され、来月の5月に発売されます。

ちょっと前まで、16mmf1.8であるSEL16F18GMとの噂が出ており、この画角なら不要だなと考えていました。しかし、その後の新しいソースにより、もっと広角レンズを開発しているとの事で、SEL14F18GMの噂が浮上しました。そして4月20日になり、ソニーが公式にSEL14F18GMを発売する事を発表しました。

SEL14F18GMのスペック(仕様)

・シリーズ:大口径超広角単焦点G Master

・焦点距離:超広角14mm

・開放F値:f1.8

・最短撮影距離:0.25m

・最大撮影倍率:0.1倍

・レンズ構成:11群14枚

・絞り羽根:9枚羽根円形絞り

・大きさ:最大径83mm×長さ99.8mm

・重量:約460g

・リアフィルター:あり(市販のシートタイプのフィルターが装着可能)

・予約開始日:2021年4月24日金曜日

・発売日:2021年5月28日発売予定

・価格:市場想定価格が200,000円!!!!!←これ冗談じゃなく安いです!

SEL14F18GMの特徴

SEL14F18GMの特徴は公式ホームページに沢山書かれています。

実際に読んでみると、〇〇コーティングとか背景ボケが美しいとか、高速AFとか色々書いてありますが、一般的に14mmでポートレートは撮りませんし、背景ボケも求めません。

今回も様々なユーチューバーの方々が先行レビューをしていますが、どの方も風景写真や星景写真を専門に撮られる方ではなく、どちらかと言うとポートレート撮影がメインです。その為「普段はこの画角は使わないが、時々使うと違う表現ができる。星空に向いている」程度の事しか話していませんでした。そんな中、今回はYouTubeチャンネル「よっちゃん宇宙カメラ雑楽談」さんが公式に依頼を受けて先行レビューをして下さっています。夜中で家族が寝ているので音声付きで動画を見たわけではありませんが、よっちゃんさんなら星空を専門に撮られていますし、有益な情報を発信してくれそうです。ただ、ざっと動画を無音で流し見した感じ、半分以上はジンバルに乗せた動画が占めていたので、、、。

やはりこのクラスになると、もっと専門的に星景写真を撮っているプロカメラマンに先行レビューをお願いして欲しかったですね。まあこのレンズを本当に活かせるプロカメラマンに先行レビューを頼むとなるとコストが莫大でしょうし、人気ユーチューバーに依頼した方がコスト削減や宣伝にはいいんでしょうね。

話は逸れましたが、レンズの最大の特徴は、14mmf1.8を460gの超小型軽量に仕上げた点です。これにより、登山を含めた星景写真ではまさに最強のレンズとなりました。

そして二つ目は、アクションカメラなどの小型センサーではなく、フルサイズセンサーの14mmで、ソニーの空撮用ドローン「エアーピーク」での映像が撮れるようになった事です。公式動画でもこの組み合わせで空撮を行なっている映像が流れており、個人的にSEL14F18GMの最大の利点はまさにこの二点だと思っています。

解像度がいいだの高画質だのは、もはや当然であり特徴のうちには入りませんからね。

公式動画作例(星景写真と空撮映像に注目)

YouTubeのソニーカメラチャンネルで配信されているSEL14F18GMの紹介動画です。

動画の2分過ぎくらいで、空撮用ドローン エアピークに搭載して撮影された映像が写っていますが、14mmの画角は圧倒的です。

YouTubeのソニーカメラチャンネルから、SEL14F18GMで撮影されたタイムラプス動画の映像が配信されています。

動画の中では、星空や天の川の星景写真が流れておりとても参考になります。

これまでのリーク画像

リーク画像は4月上旬の自転で2枚出ていました。

一枚は、レンズ本体の絞りリングの画像であり、絞り開放値がf1.8である事が確認できました。そしてもう一枚が、α9で撮影したEXIFデータの画像であり、使用レンズにSEL14F18GMと表示されているものが確認できました。

そして、4月中旬になり以下のリーク画像が出回るようになりました。

以下は2021年4月18日に追記!

SEL14F18GMの噂が現実になってきました。新しいリーク画像が出回り、もはやレンズの発表は確実です。写真を見ると、GMのロゴに単焦点レンズでありながら、出目金な姿!これは確実に14mmf1.8であると確信が持てます。

そして写真を見てお分かりだと思うのですが、物凄く小さいですね。これはシグマでデジタル一眼レフ専用設計の14mmf1.8とは比べ物にならないくらいに小型軽量です。

SEL14F18GMは欲しい!

ソニー純正からは、SEL1224F28GMなんて言う化け物レンズも出ており、自分は真面目にシグマの14-24mmf2.8と二択で悩んでいました。しかし、見送って正解!

使用頻度の少なさであのお値段を出すなら、LAOWA 12mm F2.8 Zero-Dと言うレンズが15万円を切る価格で出ていますし、正直個人的には星景写真では14mmがあればベストだと考えているので手を出しませんでした。

その為、ミラーレス専用設計で定評なシグマの14-24mmf2.8を購入した訳です。実際に先日、シグマの14-24mmf2.8で星景写真を撮り、天の川の全景を捉えるのにはこれで十分だと再認識しました。

時は遡りちょっと前のお話。実は自分、当初はシグマのアートレンズ、14mmf1.8を購入候補に入れていました。画質に関して文句はないのですが、あちらは如何せんデジタル一眼レフ専用設計により重量と体積ともに凄い大きさなのです。これが見送った大きな理由。

そこに飛び込んできたSEL14F18GM!。

ミラーレス一眼専用設計でなおかつソニー純正のSEL14F18GMは、デジタル一眼レフ専用設計のそれと比べると大幅に小型軽量である事が予想して来ましたが、まさか460gに抑えて来たなんて衝撃です。これ、他社の14mmf2.8より軽いですよ!

自分の星空撮影レンズシステムは、当初はサムヤン14mmf2.8の単焦点レンズと、ソニー純正のSEL1635GMでほぼ完結していました。しかし、訳があって最近にサムヤン14mmf2.8をシグマの14-24mmf2.8に買い替えました。先日に早速、星景写真でシグマの14-24mmf2.8を持ち出しましたが、やはり14mmしか使わずズームレンズの必要はないと感じました。

つまり、万能な超広角ズームレンズのSEL1635GMと、明るい超広角単焦点レンズのSEL14F18GMを揃えれば、まさに理想的な星空撮影システムが完成する訳です。

赤道儀を使う場合はSEL35F18FやSEL55F18Zで少し寄って使いますし、現在手元にあるレンズシステムでも十分に楽しめます。

まとめ

今回は、ソニーから純正から発表された新しいレンズ SEL14F18GMを紹介しました。

過去にニコンやキヤノンなど他社の純正メーカーから出た単焦点レンズで14mmは、絞り開放でf2.8しかなく、それより明るいレンズはもはや未知の世界と言えます。

これはテンションが上がるネタですね〜。そしてこれは本当に欲しい!

SEL14F18GMの販売価格が衝撃!

最後に衝撃の販売価格のお話です。この記事を最初に書いた時、以下の文章を載せました↓


最後に一言お伝えしておく事があります。

そしてこれが、たった一つの問題点です。

SEL14F18GMがもし発売されたら、、、

恐らく40万円クラスでしょう。30万円台なら奇跡!

でも高くて買えません!!!!!


しかし、予想はいい意味で裏切られそうです。

なんと、ソニー公式ホームページで市場想定価格が税込200,000円と書かれています。

もしこの価格が本当だったとしたら、正直冗談抜きにして破格です。

ちょっと昔のキヤノン純正の14mmf2.8が20万円近くで売られていましたし、シグマの巨大な14mmf1.8も15万円以上で売られています。また、SEL1224F28GMが35万円以上で売られています。そう考えると、SEL14F18GMは30万円以上は当たり前と予想していました。

自分は色々なカメラネタを発信していますが、大抵はスルーしています。しかし、もしSEL14F18GMが実売価格20万円なら、すぐに買います。ただ、まだ公式な価格が未発表ですからね。取り敢えず、二回ほどしか使っていないシグマ14-24mmf2.8は売る準備をします。

それではまた。

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